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遙かなる時空の中で13

ドロドロな展開ながらも、ちょっとコメディ入っていた最近の「遙か」ですが、この最後の大切なものをなくすというお話は、かなりシリアスになっていきそうな風向きです。

本来の「遙か」が持っている設定とか、物語の方向性としては、こっちなのかも。

八葉よりもかくのがむずかしいのは、多分、アクラムですねぇ。
ゲームのなかでも、それほど、くわしく語られているようでもありませんし。
多分、見る人によって、いろんな解釈の仕方があるキャラクターなのだと思います。その幅を残したまま、明確な物語に落とし込んでいくというのは、なかなか、難しいと思います。
かきこんで明確なキャラクターにしていくことはできるのですが、それ以上に大切なのは、どこまでかかないかを決めることだと思います。

さて、もう1度、今度は本当の絆を結んでいく物語になるはずです。
まだ、目を離せないです。

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ツーリング・エクスプレス7

番外編と特別編の1冊(笑)
といっても、このストーリーのなかでも、しっかりと時間はながれて、人間関係の変化はあるので、物語の重さ的には本編と変わらないと思います。

というか、むしろパターンにある程度縛られている本編よりも、わたしは、こっちの方が、キャラクターの素顔が見える感じがして楽しめました。

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ツーリング・エクスプレス6

「エトランジェ・EXP.」です。
この話は、前巻に続いて、すごい大がかりな話でおもしろかったです。

英国の情報部が、MI6でないところも、なかなか、マニアックだ。マンガだと、どうしても……。きっと、編集もそうしろと言うと思うけど。けっこう押し通した感じですねぇ。

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イブの息子たち3

だんだんと、ネタがわかりやすくなってきて、多少おもしろくなってきて、終了です。

しかし、話によると、総統ネタをしたことを反省して、終了したそうですが、終了したということ以外に、反省の色はまったくないな……。
ある意味、作家として、スジを通したのだと思います。

ここまでオタクだからこそ、「エロイカより愛をこめて」なんかがかけるんだなぁというのかよくわかる。

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ツーリング・エクスプレス5

おおっ、コンクラーベだ。そして、「ファテマ第三の予言」。

文庫が出たのが2001年。連載は、昭和61年で、1986年!!
この人のアンテナ、けっこうすごいな。
しかも、この話に、このタブーをあててくるか……。

と、ちょっと感心した5巻でした。

ネタ的に、古いと感じないですもんねぇ。大したもんだ。