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脂肪という名の服を着て 完全版

この悪意は、こわいです。理由、あんましないしな。でも、どっかリアル。

作者自身にも、悪意を感じる。

ダイエットを題材に取っているけど、ダイエットコミックじゃないよなぁ。

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田宮模型の仕事

えー、わたしは、プラモデルを全然作らない人です。

生涯作ったことがあるプラモデルは、宇宙戦艦ヤマトの100円シリーズと機動戦士ガンダムのプラモデルぐらいです。あと、なんか、潜水艦のプラモデルを作ったような思い出はあります。

まあ、もともと不器用ということもあったし、影響の大きい兄貴もそれほどプラモデルを作らなかったということもあるし、車も、戦車も、飛行機も、電車も、銃も、そもそも、それらの中に、車種というか細分化された種類があるということが、中学校ぐらいまで理解してなかったのではなかろうかと思います。1

多分、プラモデルというのは、そういう細かい形の違いのわかる人が楽しむためのホビーなのだと思います。

まあ、小遣いが少なくて、おもちゃも少なかったのでということもあると思います。

そんななかでも、タミヤなんて、高級品ですからねぇ。まったく、今までの人生の中で、接点はありません(笑)

でも、マニアな心というのは、どっかにあるようで、この本は、なかなかにおもしろかったです。
こだわるところは、そこなんだみたいな。

好きなことを仕事にするのは、やっぱり、とっても大切なことです。

  1. 実は、今でも、それほど良くわかっているわけではないという……。 []

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脳内汚染

えーと、まあ、「ゲーム脳」がトンデモとかいわれて、一緒にトンデモとかいわれているようです。
でも、あたりまえに考えて、テレビに全面的に子守を任せておけば、何が起こるかはわかるわなぁ……。

テレビゲームや、テレビというのは、散らからないし、子どもの相手をしなくていいし、まったく「大人にとって」都合のいいおもちゃです。
まあ、そのツケは、いずれかえってくるような気が、最近にはしている。

子どもには、使用禁止が正しいと思います。

まあ、ご多分に漏れず、テレビゲームは嫌いではないですよ、わたしも。
でも、時間がかかるのと、やっぱり、脳にはなにか起きているとは思います。

……特にテトリス……。

やり続けると、すべてがテトリスに見えてきます……。

古!

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源氏物語の京都案内

京都案内といいつつ、内容的には、一帖を見開き1ページでまとめる試みなのかなぁと。
そうすると、「まろ、ん」には、勝てないかも。

京都のお菓子案内は、あんまり和菓子に興味のない私には……。まあ、京都の子なら、おもしろいかもしれませんが。
京都では、おみやげで持ってきたお菓子を、もらった人は食べて、

「これは、ドコドコさんのお菓子ですねぇ」

と当てないと、莫迦にされるという恐ろしい文化があると聞いたことがあります。本当でしょうか?

むしろ、この本の読みどころは、後半にちょっとだけしかないけど、現代語訳の読み比べだと思います。これは、おもしろかった。これだけで、1冊つくっても良いぐらいだと思います。

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陰陽師 瘤取り晴明

今、「こぶとりせいめい」と打ったら「小太り晴明」とでてきたので、ちょっとウケていました。

1冊1話なのですが、長編という感じではないです。絵がいっぱいある中編という感じ。でも、懐かしの登場人物たちがいろいろ出てきて、なんとなくサービス一杯な気がします。

話そのものは、瘤取りじいさん(=鬼と宴会)、晴明+博雅ということで、まあ、オチまですっかり読めてしまう部分はあるのですが、雰囲気を楽しむものなのかなぁと思います。