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アスカ@未来系1

島本 和彦が挑む、本格SFマンガ。多分。
この人の限界として、真面目なのか、ギャグなのかわからないところはあるのですが、多分、きわめて真面目。

でも、この人の想像力とSFって、そんなにかけ離れていない感じがします。

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アオイホノオ2

別に、実在の人物がモデルだからとか、そういうことではなくて、この心の動きがリアルなんだと思った。

ちなみに、わたしは、「めぞん一刻」は、2話目を読んでその場ではまったし、「イデオン」も、大好きでした。
そんな小学校高学年時代……。

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新吼えろペン11

「新吼えろペン」完結です。

このラストは、予想外です。
「燃えろペン」は、かなり、モラルのある話だったのですが、「吼えろペン」は、特に「新」になってから、モラルが崩壊してきた感じです。

これが、進化するということなのか??

この最終巻にこそ、作者の解説が欲しいところでしたが……それはそれで、興ざめしてしまうという配慮でしょうか、いろんな人のそれぞれの解説が掲載されています。

まあ、そのときそのときによって、変化はしていくのかなぁ。

読者としては、「おもしろさ」とオリジナリティは、あんまり関係ないです。大切なのは、おもしろさだと思います。
そのあたりは、でも、難しいなぁ。

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新吼えろペン10

マンガがここまで政治的になったら、やっぱり、いやだなぁと思う1巻。
距離感というのは、大事です。

あぁ、ある意味、ゴーマニズム宣言とかは、それをリアルでやっているといってもいいのかな。

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アオイホノオ1

これって、わたしが1番マンガを吸収していた時代だなぁと思います。
その時代のわたしよりも、ちょっと年齢が上の人たちの物語という感じです。

主人公は、若き日の焔燃。
なにをするわけでもなく、でもわけのわからない自信だけはあり、選ばれた物の恍惚と不安の間をいったり来たりする。

この「なにをするわけでもなく、でもマンガ家になろうとしている」というところのせいかもしれませんが、なんとなく、わたしには、「男おいどん」を思い出させました。

まぁ、「男おいどん」は、すごく一般にわかるようにかかれていますが、こっちは、オタクの心をとらえるようにかかれているという違いはあるのですが。

若き日の庵野 秀明監督や、ガイナックスの人たちが出てきたり、その頃連載されているマンガが出てきたりと、かなり楽しめます。
そうそう、「みゆき」だよなぁとか、おぉ、「うる星やつら」とか、矢野 健太郎だ!とか(笑)

そして、トンコさんが、なんていうか何でも理解してくれて、少年の日の幻想というかなんというか、メーテルみたいだと思いました。

楽しいです。デビューまでの物語になるんでしょうか。