せがわまさき,山田風太郎,読書せがわ まさき,ヤンマガKC,,宮崎 駿,山田 風太郎,講談社,,風立ちぬ,魔人,魔界転生

十2 忍法魔界転生

もう、女は完全に道具ですよね。
気持ちいいぐらい。

どれぐらいかというと、多分、宮﨑 駿「風立ちぬ」と同じぐらいの扱いです。

こういうのを読むと、山田 風太郎は鬼だと思います。

川端康成,読書ちくま日本文学全集,伊豆の踊子,宮崎 駿,山の音,川端 康成,川端康成,日本文学,筑摩書房,

川端康成 ちくま日本文学全集47

多分、「伊豆の踊子」とか読んだのは、高校時代です。
このぼかしてあるところって、エッチな意味なのかなぁ……。いやいや、文学なんだから、そんなことはないのか……。とか悩みながら読んだ記憶が。

で、この本には、その「伊豆の踊子」は載っていないのですが、これを読んで確信しました。多分、あのときわたしが妄想したことと、川端 康成は同じことを想像していたに違いないと。

え~と、何というか、年老いて、なお妄想力のたくましい人というのは、あきれるけどすごいということか。宮崎 駿もそうだけど。
「山の音」なんて、息子の嫁にひたすらエッチの妄想をかき立てられるというだけのお話です。そして、なにも起こらないところが、文学なのか?

富野由悠季,読書ガンダム,ガンダム世代への提言,単行本コミックス,宮崎 駿,富野 由悠季,角川グループ,角川グループパブリッシング,角川書店

ガンダム世代への提言1 富野由悠季対談集

富野さん、相変わらずとばしていて面白いです。

若干、「つまり」って言い過ぎですが、それは多分、この本を読んでいるようなボクらみたいな人間に、わかりやすく伝えなければという、ものすごい使命感のせいです。

この人が持っているこの使命感というか、脅迫されている感じに、なにか、ボクたちを真剣にさせるものが隠されているような気がします。

なんか、わたしは宮崎 駿より信用できるんだよなぁ。
そして、ジブリの話を振られたときは、完全無視です(笑)
潔い。
そして、多分、後で怒ってる(笑)想像だけど。

好きです。富野さん。

パイレーツ・オブ・カリビアン,映画サザエさん,ジャック,パイレーツ,パイレーツ・オブ・カリビアン,宮崎 駿,映画

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

6月ぐらいから映画ラッシュで、4本ほど見たけれど、感想を書くタイミングがなかったです。

やっとこさ、余裕ができたので、しばらく連続で感想を書いていきます。
まぁ、かなり内容を忘れてつつあるので、あまり正確ではないかもしれませんが……。

ということで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」4作目、見てきました。

なぜか、3作目のストーリーを全く覚えていなくて、この話は、デイビー・ジョーンズにのみこまれたキャプテン・ジャック・スパロウを、バルボッサたちが助けにいく話なんだと思っていました。
だから、最初から、話がまったくつながらないという……。ウィルとエリザベスも、いつ出てくるのかと、かなり最後の方まで思ってました。
わたし、前作の感想読んだら、「結構、面白かった」とか書いているのにねいぇ。

結局、「パイレーツ・オブ・カリビアン3」の面白さというのは、動きやシーンの面白さであって、物語としては印象に残らないものだったみたいです。
まあ、最近の自分の記憶力の悪さを棚においた感想なんですが。

で、この映画なんですが、はっきりいって、ジャック・スパロウが、する事ないなぁ~というのが感想でした。

もともと、狂言回し的な存在だったのですが、さらに、彼がこの映画の中に存在して、お話を進めていく意味が、ものすごく小さく…というか、全くないんじゃないかと感じました。

1作目の彼は、ブラックパール号を取り戻すという目的はあったけど、この映画では、彼が動く理由が全くない。だって、永遠の命にも興味ないし、メインの物語には、巻き込まれただけです。
だから、復讐という、しっかりした目的をもったバルボッサの方が、生き生きしています。これ、もしかすると2作目ぐらいから、そうだったかも。

今回の映画は、なんか、「サザエさん」的に、だらだらとした映画をこれからも続けていくぞという宣言みたいにみえます。

絵の見せ方やひとつひとつのシーンの作り方は、本当にうまくて、「人魚とかよかった」という感想もあるのだけれど、なんか、全体的にみて納得いかない感じです。

ひとつひとつツッコミをいれると、なぜ、あのシーンで、人魚はあえて、ジャックに涙を渡したのかとか、まったく意味がわかんないです。
演出だけで物語をつないでいた昔の宮崎 駿みたいな……。まあ、その域に達してたらそれはそれでいいんですけどね。

う~ん。

あだち充,読書あだち 充,じんべえ,ビッグ コミックス スペシャル,ファミリー,子ども,宮崎 駿,小学館,渡辺 多恵子,Papa told me

じんべえ

おもしろいんだけど、やっぱり、こういうパターンの話になっちゃうわけですね。
うーん、最近は、このパターンは、あんまり好かないんですねぇ。なんか、男の都合の良い話という感じで。

渡辺 多恵子の「ファミリー」とかでもあったパターンで、昔は好きなパターンだったんですが…。

なんか、男の方がこのパターンを願って、悲惨なことになっていることもある気がして。
「Papa told me」の親子関係でも、そうなんですが、子どもや、女の子が「そう思う」のと、男の側、保護者の側が、「そう思う」のは、似ているように見えるけれど、ものすごい違いがあると、わたしの理性が告げています。
モラルの問題ですね。
でも、傍目には見分けつかないじゃないですか。男だって、恋愛モード(欲望モード?)に入っているときは、物語がバーーッと頭の中に出来ちゃっていて、自分でもわかんなくなっちゃってると思うんです。

たがら、「カリオストロの城」のルパン三世の様な理性は、とっても大事で、両方が願っていても、あえてそうじゃない選択もあると思います。
そう考えると、宮崎 駿、案外まともなのか?

しかし、これ10年以上前の作品ですが、全然、今と作風が変わっていないです。

もっとも、この後、じんべえが踏みとどまるのかどうかというのは、一切かかれてはいないので、もしかすると、そのあたりも、あだち 充の凄さかも。