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11月3日(日)に、またまた「プロジェクトコア 高槻店」に行って参りました。
今回の目的は、「ウサギとハリネズミ」です。

ここのお店は、毎月1回ボードゲームの品揃えをWebサイトで公開していて、月初めだと、それを見ていくとハズレがないような感じです。

家からだと電車代が往復で1000円を越えてしまうので、1万円ぐらいを予算にボードゲームの買いだめです。
目的だった「ウサギとハリネズミ」。それから、「小説アクア・ステップ・アップ」で紹介されていた「フォレロッテ」。不破さんのホームページ「ファミリーで子どもと遊ぼう」のページで紹介されていた「ラビリンス」なんかを買いました。

「ラビリンス」は、「ジュニアラビリンス」というのも売っていて、どっちにしようか迷ったのですが、「ラビリンス」の方が、タイルの数が多くておもしろそうなので、そっちにしました。

あと、「エルフィンゴールド」という「エルフィンランド」の拡張セットも気になったのですが、どっかのWebサイトで、

「90分?いやいや、『エルフィンランド』をやり慣れた人とやって、インスト含めて2時間ぐらいかかる」

という話を読んだ気がするので、パス。
りんが、ゲームをできる時間というのは、長くても30分ぐらいが限界なのです。

そして、そこで見つけたゲームが、もう一つ。
ホームページには載っていなかったのですが、「ヴィラ・バレッティ」が置いてありました。

これは、今年のドイツ年間ゲーム大賞を取ったゲームです。ドイツ年間ゲーム大賞というのは、どんな賞であるのかというのをりんが説明するのはおこがましいのですが、ようするに、毎年、山のように発売されるドイツゲームのなかでも、より抜きにおもしろいゲームだと認められたということです。
りんみたいな素人は、何買うか迷ったら、ドイツ年間ゲーム大賞のマークの付いたゲーム買っとけば間違いないなんてぐらいの賞なわけです。
で、「ヴィラ・パレッティ」は、賞とって、ドイツでも売れまくって、生産が追いついてないなんて話を聞いていたゲームです。

Webの商品リストには載っていなかったのに、こんなステキなものがあるなんて。
即ゲットでした。

が、しかーし。
家に帰って開けてみたのですが、フックがついてない~。
マニュアルには、確かにフックの写真が載っているのですが、ありません。
うーん?梱包と一緒にゴミ箱に入れてしまったか?
などと思い、ゴミ箱をあさったり、まわりを探したり、箱をひっくり返したしても、ありません。
だいたい、本当に入っているのか、入っているならどんな状態で入っているのかわかりません。
マニュアルをもう1回読んでみます。
「用意するもの」として、フックは書いてありますが、「内容物」としては書いてありません。
ネットで、「ヴィラ・バレッティ」と「フック」で検索をかけてみます。いくつか出てきたサイトを見ると、

「フックは付属していません」

の文字が!!!
でも、よく見ると、宣伝用の巨大ヴィラ・バレッティのことのようです。

わざわざ、「これには、フックは付属していません」と書いてあるということは、「普通版セットにはついています」ということだよなぁ。
まぁ、フックがないから遊べないということもありません。まったくなくても遊べるし、他のものを代用品としてもいいと思います。

どーしよーかなー。

悩んだのですが、期待が大きかっただけに、ショックも大きくて、なんだかあきらめきれなかったのです。

今までに、買ったゲームの部品がちょっと不良だったことは何回かあります。
イエローサブマリンで買ったものですが、「マンハッタン」は、ビルの一角が溶けたようになっていましたし、「エルフィンランド」では、ちょっと他より高さの低い円筒のしるしがあったりしました。

でもまあ、とりあえず使えるならばいいかなぁと思っていたのですが、今回は、まったく入ってないようだということで、「プロジェクト・コア 高槻店」に電話しました。

「フックがないよ。」

と言うことを伝えると、今、担当者がいないので、後日連絡するとのことで、こちらの電話番号を教えました。
で、1日たった今日ですが、お昼を過ぎても連絡がないので、もう一度、こちらから「プロジェクト・コア 高槻店」に連絡を入れました。

「もしもし、きのう電話させていただいた○○ですか」

もう一度、説明しないと通じないかな?しらばっくれられたらイヤだなぁ。等々、いろいろ考えながら、電話をかけたのですが、

「はい。お話伺っております。今、『メビウス』さんの方に連絡させてもらっています。」

と、すっと話が通じて、しっかりと対応してもらえているようでした。
「メビウス」からの返答が入り次第、連絡してもらえるということで、まだこれから、どんな形で、フックが届けてもらえるのか(もしかして、届けてもらえないのか)わかりませんが、この対応を聞いている限り、安心してよさそうで、ちょっとホッとしています。
この経過も、ここに載せていこうと考えています。

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「アクア・ステップ・アップ」 オバケが開けた新しい扉

さて、そういうわけで、大人になって初のボードゲーム体験は散々でした。
実際、妹は、これ以来一緒にゲームをしてくれなくなりました。
もしこのゲームが「トレインレイダー」でなく、もっと簡単なゲームだったりしたら、きっと今持っているゲームのテストプレイぐらいはつきあってくれていると思います。
↑ だからといって、「トレインレイダー」がダメなゲームであるとかいうわけではありません。ただ、りんのまわりには、一緒にしてくれて楽しみ方を教えてくれる人がいなかったというだけです。
りん自身も、そんなこともあり、ボードゲームから遠ざかるかと思っていたのですが、ここに思わぬ伏兵(?)が出てきました。それが、「アクア・ステップ・アップ」です。

「アクア・ステップ・アップ」は、グループSNEの安田均と友野詳が原作で、田嶋安恵が作画のコミックです。
ボードゲーム大好きな中学生の女の子が、友だちを巻き込みながらボードゲームをしていくというストーリーです。
なんと、1話に1このボードゲームの紹介をするというすごい企画とともに今現在も、「コミック・バーズ」(幻冬社)で連載が続いています。
マンガの中では、すごい大まかなゲームの説明しかしていないのですが(単行本では巻末にくわしいゲームの説明がついています)、ボードの絵、コマの絵なんかもとても丁寧に描いてあって、なによりも、本当に楽しそうに遊んでいるのです。
特に2巻の「ブラフ」を遊んでいるところなんかは、
「やってみたい!!」
と思わせるものがありました。
特に、りんが惹かれたのは、小説版(小説版も2巻まで出ています。2巻まではコミックと一緒に出ていたのですが、3巻からは出なくなって残念です。出版社がかわったせいでしょうか。小説は川人忠明著です)2巻の1連のオバケゲームです。

「ミッドナイトパーティ」と「ファンタスミ」です。
本を読むだけで、伝わってくるメチャクチャ簡単そうなルール。それでいて、盛りあがりそう。
「これなら、子どもにもうけるに違いない!!」
そう思ったのですが、やっぱりドイツゲームは、遠い存在だったのでした。

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「トレインレイダー」 それは、グループSNEからはじまった

一番はじめにゲームに興味をもったのは、「グループSNE」Webサイトでした。ちょうど「トレインレイダー」ってゲームが売り出されるよというころだったので、多分、2000年から2001年ぐらい。
ゲームといっても、日本ですぐに想像されるようなテレビゲームではなくて、人と一緒に遊ぶボードゲームや、カードゲームです。
「カープス・ゲーム戦記」というゲームの紹介のコラムがそのWebサイトに連載されて、

「あー、昔は、そういえばボードゲームってしたよなー。『いいたびチャレンジ2000km』とか持ってたよなー」

てなことを考えながら、その読み物を興味深く読んでいました。

「今、子どもにゲームっていえば、テレビゲームしか思いつかないよなー」

ちょうどその時、子ども達と「人生ゲームDX」をやったのですが、これが全然、おもしろくなかったんです。
まあ、ゲーム自体が単純なスゴロクということもあるのですが、それだけではありません。
それは、すごい簡単なことで、子どもがこういうゲームに慣れていなかったからです。
例えば、自分のコマがイベントのあるマスに止まります。すると、僕らの時代だったら、

「交通事故で、20万円払う」

とか自分か、字を読むのが得意な奴が読んで、

「ギェー!!」

とか言いながらゲームを進めるのですが、一緒にした子ども達の場合は、

「はい」

とか言って、20万円を銀行に淡々と渡すだけだったんです。
説明何もなし。金のやりとりがあるだけ。
結婚して、お祝儀を集めるときも、

「ほら、みんなから5万ずつ」(イベントとか、金の値段ととかは正確でないと思います)

って感じなんですよね。
だから、お金がまわっているだけのすごろくで、全然、盛りあがらないんです。
何回か、

「マスの言葉は、みんなに読んであげるんだよ」

とか言うのですが、そのワンゲームの間は、ずっと慣れなかったんです。
その時に、

「あぁ、この子達は、生まれてからこのかた、ボードゲームすらテレビゲームでやってきて、自分で情報を友だちに伝えていくような遊びになれてないなぁ」

と思ったのです。
それから、じゃあ、こういうゲームに慣れたら、子どもは積極的に友だちとコミュニケーションがとれるようになるのかなとも思いました。

そういうこともあり、とっても楽しそうにゲームをしているこのコラムは、なにかのチャンスになりそうだったのです。
でも、しょせんは外国のゲームです。りんは、ドイツ語をよめるわけでもありませんので、まあ、遠い話のように思っていたのですが、そのグループSNEから、新しいボードゲームが出るというではありませんか。

その名も、「トレインレイダー」。
列車を走らせて、列車同士の戦闘もあるけっこう派手そうなゲームです。
「トレインレイダー」は、グループSNEが作ったということもあって、当時はなぜか、本屋さんで売られていました。京都の四条の「談」という本屋さんの3階で、りんはそのゲームを手に入れました。

さっそく家に帰って、取説を読んでみます。Webのサポート記事なんてのもあったので、それも読んでみます。
理解するためには、一度やってみることだ。
妹をさそってやってみました。まずは、取説でもサポートされている簡易ルールです。
最初の1手目(?っていうのかな)から、混乱しました。手順はたくさんあり、それぞれマニュアルのいろいろなところに記載されています。マニュアルのどこに載っているのかを探すだけでも、一苦労です。
これは、はじめてTRPGをしたとき以上(そしてこのときぼくはゲームマスターでした)のパニックです。
全然進まないゲームに妹がキレました。

「全然、おもしろくないわ。もうちょっと、ルールわかりやすいゲームにして」

そして、「トレインレイダー」は、封印されました。
Webのリプレイや、小説を読みながら、

「できたらおもしろそうだなぁ。でも、難しくて、人にルールを説明する自信ないよなー。それどころか、自分でももう一回やってできるかどうかわからないよなー」

という未練を残しながら。
その時は、まだ健気にもこんなふうに思っていました。

「ゲームをわからない自分って、思っていたよりも現代っ子と同じぐらいゲームが下手なのかも」

今でも、少しそう思っているところもあります。
でも、今は、こうも思っています。

「やっぱり複雑で、煩雑すぎやろう。このルール」

これこそ、コンピュータゲームなどだと、迷わなくてもよかったのですが……。

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最近、メチャクチャ忙しくて、せっかく立ち上げたこのページも、なかなか更新できませんでした。
「大阪物語」を書いていたので後になってしまったのですが、10月6日に近所の「トイザらス」に行きました。
で、トイザラスに行くと、ボードゲームがないかどうか調べるのですが、なんと、トイザラスに「ブロックス」が置いてありました。

グループSNEの「トレインレイザー」や、エポック社のドイツゲーム5作品が売り出されたぐらいから、ずっと見てまわっているのですが、人生ゲームや、ドンジャラ、マージャン、将棋、囲碁など以外のボードゲームを見たのは、探し始めてからはじめてなので、感動しました。

かなりかすかな記憶の中では、「スコットランドヤード」が、トイザラスに売っていたのですが、探し始めた頃にはかげも形もなかったのです。
ボードゲームといえば、「猪木の人生ゲーム」や、「ミニモニの人生ゲーム」、「人生ゲームDX」や、「平成版人生ゲーム」と人生ゲームばっかりが並んでいました(でも、「猪木の人生ゲーム」には、ちょっとだけ興味あり)。
トレインレイダーが出たときも、エポック社ドイツゲーム5作品が出たときも、トイザラスには並んでいませんでした。

カプコンの「カタン」が出たときも、「指輪物語」が出たときも、見に行きましたがありませんでした。
「カタン」と「指輪物語」は、その頃、「イエローサブマリン 京都店」なんてお店は知らなかったので、カプコンの通販で買ったのでした。
カプコンのゲームは、なんとなく通販しか売っていない感じだったのですが、エポック社の5つのゲームは、何となく(会社の名前のせいか)、普通のおもちゃ屋さんで売っているような気がしていたのです。

でもでも、今までは、専門店(?)でしか売られてしませんでした。(まぁ、実際にエポック社の商品を見てみると、それもそうかなと思いました。箱とか外見は、海外で売っているものをそのまま使っていて、説明書のみが日本語で書き換えてあって、つくりとしては「メビウス」さんのとそんなにかわらなかったですから。「アクア」のマークがなかったら、日本語版だとは気づかなかったかも…)

というわけで、今回のこの作品は、日本でも真面目に売ろうとしているのだなぁと感心しました。
りんは、もう「イエローサブマリン 京都店」で、購入していたので買いませんでしたが、子ども達に教えてあげようと思いました。

ボードゲームも、少しずつ、広がりつつあるのかな?
だとしたら、うれしいです。

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「クーハンデル」「カルカソンヌ追加キット」 旅の終わり。それは新たなる始まり

さて、今日で最終回の予定です。
きのうは、大阪商工会館へ仕事に行くところまででした。
仕事が終わったのは、4時でした。
梅田・大阪までもどって、JRで高槻まで。
いよいよ本日のしあげの『プロジェクトコア 高槻店』です。

高槻駅を降りると、西武百貨店の方なので、迷いようもない感じです。
西武百貨店を越えると、目の前にでっかい鳥居が。こういうのは、三井寺にもあるので、なんだか、いい感じです。
鳥居をくぐって、まっすぐ行くとものすごい坂道。多分それは、上宮天満宮です。
右に曲がると、トンネル。トンネルくぐってまっすぐ行くと、ありました。『プロジェクトコア 高槻店』。
今回、はじめて迷わずに目的地につけた気がします。
レンタルビデオ屋さんの2階ということで、階段をのぼって、ドアを開けます。

今日は、ここでも、TCGの大会が開かれていたようで、人も多く活気があります。
お客さんは、高校生ぐらいから大学生ぐらいの人が多いように感じました。
ボードゲームの品揃えは、りんが今まで行ったことのあるお店の中では、最大級のものでした。
『イエローサブマリン』であきらめてきた、「カルカソンヌ追加キット」もあります。
午前中は、次に縁があったら……とか思っていたのですが、今回、せっかく縁があったので買っちゃうことにしました。
それから、もうひとつ。
何にしようかな~。と思いつつ見ます。
「貴族のつとめ」。「ユニオンパシフィック」。
うーん、重そうだな(やってことないので、本当のところはわかりません)
で、思い出したのは、買ったけどまだやれていない「ボーナンザ」。
楽しそうなのですが、なんだか交渉の部分をどう子どもたちに説明していいのかわからずに(また、時間もかかりそうだったので)、置いたままになっているのです。
あれを動かすために、もうちょっと簡単な交渉系のゲームがほしいな。
ということで、今回は、「クーハンデル」を選びました。
帰りしな、近くのセブンイレブンによって、おにぎりをお腹に入れて、しあわせな気分で帰りました。

うん、キンモクセイもいいにおいです。
帰りの電車の中で、マニュアルを引っ張り出して、ニヤニヤと読んでいたのは、言うまでもない。
でも、「クーハンデル」って、もしかするとけっこうきついめのゲームですか?
これにて、りんの大阪買い物物語は終わるのです。