ボードゲームはじめまして物語 第2話

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「アクア・ステップ・アップ」 オバケが開けた新しい扉

さて、そういうわけで、大人になって初のボードゲーム体験は散々でした。
実際、妹は、これ以来一緒にゲームをしてくれなくなりました。
もしこのゲームが「トレインレイダー」でなく、もっと簡単なゲームだったりしたら、きっと今持っているゲームのテストプレイぐらいはつきあってくれていると思います。
↑ だからといって、「トレインレイダー」がダメなゲームであるとかいうわけではありません。ただ、りんのまわりには、一緒にしてくれて楽しみ方を教えてくれる人がいなかったというだけです。
りん自身も、そんなこともあり、ボードゲームから遠ざかるかと思っていたのですが、ここに思わぬ伏兵(?)が出てきました。それが、「アクア・ステップ・アップ」です。

「アクア・ステップ・アップ」は、グループSNEの安田均と友野詳が原作で、田嶋安恵が作画のコミックです。
ボードゲーム大好きな中学生の女の子が、友だちを巻き込みながらボードゲームをしていくというストーリーです。
なんと、1話に1このボードゲームの紹介をするというすごい企画とともに今現在も、「コミック・バーズ」(幻冬社)で連載が続いています。
マンガの中では、すごい大まかなゲームの説明しかしていないのですが(単行本では巻末にくわしいゲームの説明がついています)、ボードの絵、コマの絵なんかもとても丁寧に描いてあって、なによりも、本当に楽しそうに遊んでいるのです。
特に2巻の「ブラフ」を遊んでいるところなんかは、
「やってみたい!!」
と思わせるものがありました。
特に、りんが惹かれたのは、小説版(小説版も2巻まで出ています。2巻まではコミックと一緒に出ていたのですが、3巻からは出なくなって残念です。出版社がかわったせいでしょうか。小説は川人忠明著です)2巻の1連のオバケゲームです。

「ミッドナイトパーティ」と「ファンタスミ」です。
本を読むだけで、伝わってくるメチャクチャ簡単そうなルール。それでいて、盛りあがりそう。
「これなら、子どもにもうけるに違いない!!」
そう思ったのですが、やっぱりドイツゲームは、遠い存在だったのでした。