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アトム今昔物語 手塚治虫文庫全集

前半の「アトム現代に来る」みたいな話は、そんなにおもしろく感じなかったですが、後半の「アトム」の語りなおしがおもしろかったです。

やっぱり、これは、天馬博士の存在が大きい気がします。

手塚 治虫は、アシモフを読んでいたのかなぁ。年代的に見ると、微妙な感じ。でも、ロボットが人間に近づいていって、妻になっているのは、多分、手塚の方が先な気がする。
どこかで、追い抜いているのか?シンクロにティか?

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冥王計画ゼオライマーΩ3

さすがに、おおらかだったあの時代ではないので、あの鬼畜な設定が、前面にでてくることはないのかな?
けっこう、アレがキモだった気もしますが。苦悩も、あっこから来てたしな。

まぁ、出版社も、徳間だしねぇ。やり過ぎて中止になるよりは、続けられている方が、うれしいです。
そして、ガイバーの続きは?

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鉄腕アトム9 手塚治虫文庫全集

この流れの「鉄腕アトム」は、けっこう好きだけどなぁ。

手塚 治虫のなかでは、かかされた子ども向けじゃないお話にリセットがかからなくて、イヤな感じでかいていたのかなぁ。

とりあえず、アトムはこれで完結です。あと、番外編みたなやつをいくつか読んだ覚えがあります。

ロボット法が、アシモフより前だとは、恐れ入りました。
でも、確かに、アトムみたいなロボットは、海外ではアシモフしかかけてないんだよなぁ。

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鉄腕アトム8 手塚治虫文庫全集

手塚 治虫は、かかされたみたいに言ってるけど、この一連の流れは、けっこう名作です。

まあ、最後のアトムの変化が若干唐突なんですが。

このロボットにも人権をという流れ自体は、前巻あたりから、もう出てきているし、物語としてはじめから内包されていたもののような気かします。

そして、こういう善悪とはなにかという哲学的な話になると、天馬博士という複雑な人物は、本当に輝いてきます。
昔は、なんで、かつて捨てたアトムにこんなに執着するのかがさっぱりわからなかったのですが、その複雑な愛憎が魅力的にキャラを立たせています。

そして、人間的な正しさは、その人の能力とは何の関係もないのだという、強烈なメッセージも、受け取ってしまう。
どんなに、お茶の水博士がいい人でも、アトムは天馬博士にしか作れないのです。

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機動戦士ガンダムさん むっつめの巻

ザクさんも好きですが、最近は、小ネタな感じになってきたので、今は、「ガンダム創世の章」が、1番ウケてます。
あったこと、なかったことを100倍ぐらいしにしてかいてます。こういうのやらせたら、すごい一流ですね。

だいたい、富野さん、まだ坊主じゃなかっただろう……とか、でも、ところどころは、どっかで聞いたような話なんですよねぇ。
藩 惠子の不思議ちゃんブリとか……。

でも、「機動戦士ガンダム」というアニメが、それぐらい衝撃的だったのも本当ですが。