読書,諸星大二郎モーニングKC,七王国の玉座,西遊妖猿伝,諸星 大二郎,講談社,

西遊妖猿伝 西域篇4

思わず声を出してしまうというコメディが、楽しい。
作者も、楽しいんでかいているなぁという感じが伝わってきます。
サソリ女なんかも動いているところがみたい感じです。

これ、だれか実写でドラマにしないかなぁ。「七王国の玉座」なみの規模で。

読書,諸星大二郎マッドメン,マンガ,モーニングKC,孔子暗黒伝,暗黒神話,栞と紙魚子,西遊妖猿伝,諸星 大二郎,講談社,

西遊妖猿伝 西域篇3

「西遊妖猿伝」も、3年以上ぶりぐらいかも。
最近、けっこう諸星 大二郎のマンガもいろいろ出ていますね。「栞と紙魚子」のシリーズは、思わず買ってしまっています。

昔、「暗黒神話」とか「孔子暗黒伝」とか「マッドメン」の頃は、真面目なSF的なお話にものすごく引かれていたのですが、最近は、それだけが魅力じゃないと思います。
なんというか、真面目なところと、ギャグなところが、ものすごくいい具合にブレンドされていて、そこが楽しいし、読みやすいです。

そしてそれは、今まで意識しなかっただけで、ずっと昔の作品からあったなぁと思います。
今回は、双子の動きとか、拝火教の人たちの面倒くさとか、そんなこと全く気にしない悟空の様子とか、そういうのが、けっして不真面目ではないのだけれど、無理なくお話の中に入っています。

読むと、グッと引きつけられます。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟17

選ばれる条件は、能力ではなくて周りの納得が得られる人物ということで、けっこう、この物語は一貫している。
ここまで来た人間は、みんな誰が選ばれてもおかしくないぐらいの力を持っている。そして、選ぶためのテストではなくて、ふるい落とすためのテストをしているのだから、最後に大切になってくるのは確かに人柄かもしれないと思ったりもします。

これから先、現実の世界では、テストの透明性とか、そういうことがこれまで以上に言われるようになってくると思います。
でも、それがオープンになったとき、その得点の付け方、選び方について、いろいろな議論がでてくるのは目に見えています。

でも基本は、「選ぶ人間が決める」です。
それは、もちろん完璧であることなんてあり得ない。そして、その不備を指摘しているだけではどうにもならない。
ドラマを見えているときは納得できても、自分が落とされたときに納得できるかどうか、自分の子どもが選ばれなかったときに納得できるかどうか。
そういうことが、問われるようになる。

それでも、選ばれなかった者が、今回みたいにものわかりがいいとは限らないからねぇ。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟16

うーん、始めから選ばれるのはグループ1人って決まっているというのは、あり得るのかなぁ。
できるだけ優秀な人材をあげようと思えば、それは、必要ない制限のような気がします。

それをふくめて、動揺させようとしている感じもありますし、選ぶためではなくて、落とすためのテストという感じもします。

結局、客観的なものではかることはできないので、なっとくいかない説明不可能なもので、ボクらは選別されていく。