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2018年1月24日読書,鎌谷悠希モーニングKC,少年ノート,羽海野 チカ,講談社,鎌谷 悠希,風
この作者、本質的にこわい人だなぁ。多分、羽海野 チカと同じぐらいこわいぞ。褒め言葉です。 なにかをつかみかけたと思ったら、一気に、そのつかみかけたものの不安定さや壊れやすさを突きつけてくる。
今度は、今まで安定していたように見えていた町屋のパートになるみたいです。
完璧な人なんていないし、理想は脆い。でも、その時あったこと、思ったことは、本当のことだと、どれだけの時間を過ごしたら、確信がもてるようになるのでしょうか?
2017年12月10日読書,鎌谷悠希モーニングKC,子ども,少年ノート,講談社,鎌谷 悠希,風
声が変わって、歌えなくなる恐怖っていうのは、わたしみたいな人間にもあったので、歌うことを自分の存在理由にしている子どもからしたら、ものすごく怖いことなのだろうと思います。特に声変わりの初期は、声本当に出ないし。 穣、ポポフ、ゆたかと、それを順番に経験していく感じかなぁ。
それぞれにとっては、世界がひっくり返るぐらいの出来事なのですが、割と多くの子どもが通り抜けたことでもある。
繊細に、そして逞しく、障害を乗り越えていく姿が見たいです。
2017年9月15日読書,鎌谷悠希モーニングKC,少年ノート,講談社,鎌谷 悠希,風
ゆたかが、立ち直るまで。 なんというか、ずっと水の中を歩いているみたいだったのが、はれていく感じが凄く良いです。
とはいいつつ、ゆたかが浮かべば、ウラジミールが沈むという。なんというか、人の配置が上手い。
2017年9月1日小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,風
地上のヒビト。月のムッタ。 そして、それを中心に広がっていく人間関係。
いい感じ。
まあ、握りしめた「絶対」が、幻に消えてしまうこともあるのだが。それでも、そこで握りしめたなにかは、きっとあったと思いたい。
2017年8月11日読書,鎌谷悠希モーニングKC,少年ノート,講談社,鎌谷 悠希,風
繊細でうるというのは、辛いかことだなぁと思います。 まあ、年取ってそういうことからは、だんだんと離れてきて、楽になってきて。その分、今までなら感じられたりわかったことが、わからなくなったりしています。
繊細さを持ったまま、強くというのは、贅沢な話なのかなぁ。