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王道の狗4

王道と覇道。
2人の主人公に託してかいていったこの物語は、わかりやすかったのか!!
ちょっと、そのところは、びっくりしました。

あざといほど単純をしてすら、こうなんですねぇ。時代そのものが、お話をいっぱいはらみすぎているようです。

でも、その大きな物語のうねりと、小さな物語を上手にあわせることができると、けっこうおもしろい作品ができそうな気がします。

わたしは、どっちかというと、「虹色のトロッキー」の方が、そういう部分は、よくできていたと思います。時代の雰囲気というか、気分がつたわってきた気がします。

「日露戦争物語」は、ちょっと、小さな話がないがしろにされすぎています。というか、へんな小さなエピソードの羅列になってい感じがします。

この辺のバランス感覚は、難しいです。

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王道の狗3

この展開に、実はこのマンガ、わたし最後まで読んでなかったのかもと思う。

いや、孫文にあったのは、覚えているような気も……。

このあたりの話を楽しむためには、ちょっと知識が少なすぎる。

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王道の狗2

豊かさというのは、なんだろう?
それが、今までの幸せを崩してしまうのなら、それは、本当に豊かさなのか?

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王道の狗1

昔、「NHK人形劇三国志」で言ってました。

「ええのが王道、悪いのが覇道」

わ、わかりやすい。

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ブライトの憂鬱2

「私を月まで連れてって!」の続編です。
で、子どもの世代の続編というのは、まあ、よくある話なんですが、この「ブライトの憂鬱」のすごいところは、今作の主人公は、前作の主人公の子どもではないというところ。
題名通り、パーフェクトレイディおヤエさんの子どもブライトが主人公なのです。

前作は、そのブライトが、妹離れをする話。そして、今回は、ついに彼の前に運命の恋人が!!

さて、ブライトは、おヤエさん似のしっかりタイプです。でも、おヤエにとっては、そこがものすごく危うく、不健康に見えて、悩みの種なのです。
おヤエさんみたいな人でも、子育てには悩むんだなぁと、とっても感心したのが第1巻。

今回は、彼が決して思っていたほど孤独ではないということを理解するというお話。

おもしろすぎるので、夢中になって読んでいると、ちょっと自分の家庭が不和になりかけました(笑)