オーディンの槍 ALSHARDffリプレイ
菊池 たけしで、アルシャード。そして、柊 蓮司。
人が作った世界にまで出張していくとは、本当に凄いです。
アルシャードの世界がどんなものかはわかりませんが、これは、まさに菊池ワールドだ。
菊池 たけしで、アルシャード。そして、柊 蓮司。
人が作った世界にまで出張していくとは、本当に凄いです。
アルシャードの世界がどんなものかはわかりませんが、これは、まさに菊池ワールドだ。
柊 蓮司、大活躍です。
というか、主人公です。
この人って、もう自分のお話は何にもないのに、いろんな世界にいって、不幸になっている印象があったのですが、日の目に当たってよかったね……よかったのか??
今回は、一連のお話の大団円という感じで、盛り上がりました。
この感じだと、ナイトウィザードの世界に、セブン=フォートレスのキャラクターが入り込んでいるみたいな気がするのですが、なぜか、メインは、セブン=フォートレス リプレイです。
主人公が、セブン=フォートレスのキャラクターだからかな。
実は、「白御子」は、この後の話で、読む順番間違えた感じです。まあ、あんまり、話はつながってないので大丈夫でしたが。
しかし、木暮さんって、なんでこんなにキャラがたっているのだろう。「白御子」のときは、なんにもしないほとんどNPCみたいなキャラを自分から進んでしていたし。
なんで、そんなことが思いつくんだ?
田中 天とか、鈴吹 太郎とか、と同じぐらいRPG遊び方がプロだと思います。GMしてるとき、こんな人がいたら、ヤダ(笑)
ソルトの正体は、まあ、途中から気づいていたのですが、しかし、こういう勝手につくった設定をあたかも伏線のように絡めるのは、本当に、菊池 たけしはすごいです。
木暮さんのキャラクターが、すごいですねぇ。
ほとんど、NPCみたいな感じです。しかも、自分から進んで……。
そして、それを捌けるGM……。
実は、わたしは、こういう関係性がゲームのなかにはじめから入っているTRPGって、遊んだことないのです。
PCとしては楽しそうですが、GMは大変そうです。
今にして思えば「ドラゴンランス」のマジェーレ家は、キャセモン、レイストリン、キティアラで、光、中立、闇ときれいな三角形だったんだなぁと思います。
そして、魅力は、中立のレイストリンにありました。
「セカンドジェネレーション」では、この中立的なキャラクターが、すごくたくさん出て来て、魅力的です。
上巻に出て来たスティール、バリンなんかも、そうです。
下巻には、レイストリンの娘ウーシャ、タニスの息子ギルサナスがでてきます。
こちらは、精神的には、多分「光」の方を見ているようですが、生まれ的には、2人とも「ハーフ」です。
それから、そのすべてを見ているという感じのダママール。この人、いいキャラになったなぁ。「伝説」のときは、そんなに感じなかったのですが、たしかに、かなりかっこいいです。
そして、個人的な問題だけではなく、この中立的ものは世界の構造そのものにもはいりこんできます。
エルフの腐敗。そして、気高い「タキシス騎士団」。光にして混沌。闇にして法。
まるで、巴の紋のように、光の中に闇があり、闇の中に光があります。
プロローグが終わって、「夏の炎の竜」に向けて、物語がうねっています。