目が潰れるほど本が読みたい

読書,香月美夜

本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 第一部 兵士の娘1

Kindleで購入。アレクサに読んでもらっています。

前から題名は知ってました。
まあ、ラノベ系は誰かがオススメしてくれないとなかなか手に取らないというのはあります。

ということで、去年2020年に触れたラノベ系での収穫は、「破滅フラグしかない悪徳令嬢に転生してしまった」とこの「本好きの下剋上」でした。どっちもNetflixのアニメから入っているんですけどね。そして、「はめふら」は、小説読んでないです。

「はめふら」は妹の推薦で、「本好き」の方は「バーナード嬢曰く。」の5巻目で紹介されていたのがきっかけで、アニメを見始めました。

どっちも、転生ものというラノベのセオリーをおさえながら、なかなかにおもしろいかったです。続きが見たい。

「はめふら」はアンジェリークを思い出しました。まあ、プレイしたことはないけれど、プレイを良く後ろで見ていたり、マンガ読んだりしていました。もっとも、守護星は出てこないし、ライバルもそんなに悲惨な運命はたどらなかったけれど。まあ、目指すは友情エンドだよねぇというのはよく見えていておもしろい。

「本好き」の方は、転生ものなのに、能力的になんかものすごく非道いところがおもしろいなぁと思いました。

ということで、わたし、ねぇさんともにアニメにはまって、小説版を読み始めました。
わたしは、まだ1巻を読んだだけですが、ねぇさんは凄いですよ。もう、生活のほとんどを読書に当てて出ているものはほぼ全て読み切ろうとしています。

アニメ版と小説版は、ストーリーは、ほぼ同じなのですが、それぞれでうまくつくってあるなぁと思います。
小説版の方がもちろんくわしいいし、一人称ということもあって内面もよくわかります。子どもの体の中に完全な大人が入っている感じが良くわかります。アニメだと、客観描写が多くなるので、その部分は上手にぼかされています。そして、多分、アニメでその部分を詳しくやると、ちょっと、マインがまわりを利用するだけの悪者っぽくなってしまうんですね。小説だと心理描写もくわしいために気にならないのです。

だから、グイグイとストーリーが展開していくアニメと、いろいろと逡巡したり陰謀を張り巡らす(笑)小説と、それぞれのおもしろさがあっていいです。

あと、終わったと思った後のオマケの番外編が多くてビックリしました。
本だとよんでいる場所がわかって後どれぐらいだかわかるのですが、アレクサに読んでもらっているとそこがわからないので、すごいボリュームに感じました。