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まぼろし新撰組

栗本 薫が書いたラノベという感じの1冊。
もともとは、お芝居用の脚本を小説にしたものだそうです。
まあ、脚本書いたあかぎ はるなも、栗本 薫なんですけどね
良い感じで肩の力が抜けていて、けっこう好きです。1992年の作品ということで、まあ、時代は感じちゃうんだけれど。まだ、今ほどラノベもなかったかな。「ぼくの地球を守って」は1986年スタート。「魔法騎士レイアース」は1993年。そういう時代のお話。
そういう時代の空気をやっぱり栗本 薫は、ものすごく肌でとらえていたんだなぁと思います。

エンタメに振っている(ただし、栗本 薫が思うエンタメなので、どっちかというセンチよりです)ので読みやすいし、おもしろいです。わたしらの世代のエンタメという感じはしないでもない。切ないお話です。

ずっと読んでいる間は、沖田の顔と土方の顔は、木原 敏江の「天まであがれ!」の絵が浮かんでいました。きっと、栗本 薫のイメージもそうだったのではないかと思ったりしています。
中田 雅喜のイラストもあっているのんですけどね。しかし、中田 雅喜って、あの「ももいろ三角」の人ですよねぇ。こんな絵柄もかけるのだとびっくりしました。元々多才な人だとは思っていたが。
同姓同名の別人ってことはないよね?

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栗本薫・中島梓傑作電子全集4 SF1

カローンの蜘蛛

トワイライト・サーガ1巻目。
この本は、昔ハードカバーを持っていました。なんせこれは、天野さんの表紙が格好良くて買ったのです。割とすぐにそのままのカバーイラストで角川文庫に入ってちょっとショックでしたが。

昔、読んだときは、1巻目は、ちょっとダルいかなぁと思っていたけど、今回、アレクサに読んでもらっているとおもしろいというか、ストーリー的には確かにダルいんだけど、雰囲気はこれはこれで好きだなぁと思いました。
グイン・サーガは、どんどんおもしろくてサクサク読める物語になっていったれど、この読みにくさというか濃厚な感じも良いです。これがこのまま続いていたら、それはそれで、グインとはまたまったく違ったものになっていたなぁ。

けっこう、ゼフィール王子の中二的な設定が愛おしい。

カナンの試練

トワイライト・サーガ2巻目。
3巻目がでなかったのが、残念でならないですねぇ。

昔読んだときは、雰囲気の1巻、盛り上がりの2巻みたいな感想で、2巻目の方がおもしろかった印象があるのですが、今回は、2巻の印象が薄かった。アレクサに読んでもらった時期がいろいろ考えなければならない時期だったということもあり、あんまりお話が入ってこなかった感じもあるかなぁ。

まあ、わたしの頭が悪くなってきて、ストーリーよりも雰囲気重視になってきているのかも。

パロスの剣

魔導王国ではないパロ。
でも、パロスの剣という不思議な力はあったり、双子の国と呼ばれたりしているのね。
このあたりが、ちょっと不思議な感じがします。

マンガを読んでたときは、ラストとかとくに、なんのこっちゃという感じだったのですが、小説はまあ、それに比べるとましかなぁ。
でも、結局、エルミニアって、国を滅ぼしたんだなぁと。そして、この後、跡継ぎのいないパロってどうやって復興したんだうろとか気になります。

でも、小説を読んでからマンガを読むと、ザックリ刈り取っているなぁというのがよくわかってそれはそれでおもしろいです。

魔境遊撃隊

天野さんのイラストが印象的で記憶に残っている「魔境遊撃隊」です。

ストーリーとかは、まったく印象にのこっていなかった。
覚えていたのは、印南 薫が足をけがすることと、秋月があるキャラクターのモデルだということぐらいでした。
ああでも、月十字教団は誰かは、推理通りだったので実は覚えていたのかも。

うーん、記憶にないことも考えると、そんなにおもしろいと感じなかったのかも。

<新日本久戸留綺譚>猫目石

うん。
栗本 薫は、ラヴクラフトよりも、多分、ダーレスと相性が良いのだと思います。
ホラーって、ストーリーが邪魔になるし、どう考えても栗本 薫って、ストーリーの人だから。

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魔界水滸伝2

栗本 薫の物語づくりって、ラヴクラフトよりはダーレスよりですよねぇ。あきらかに。
物語が長編になればなるほど、ラヴクラフト的なものから離れていく。

まあでも、そんなこたあどうでもよくって、おもしろいかどうかです。そして、おもしろい。
いや、全然覚えていないんだけれど、このあたりって、けっこうがんばって、クトゥルー的なシチュエーションで盛り上げたりしていたんですねぇ。

まあ、不気味さに乱暴でぶち当たっていくところが、ダーレス的ではあるのですが。

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魔界水滸伝1

Kindleの合本版を読んでますが、感想は1巻ずつです。まあ、20巻分、一気に感想出てもきついしねぇ。

「魔界水滸伝」。これは、永井 豪のイラストがついていて、そこが格好良かった。

でも、クトゥルー神話を意識して読んだ覚えがないんだよなぁ。これにしても、「魔境遊撃隊」にしても。
クトゥルー神話を知る前に読んでいたのかなぁ。

まあ、クトゥルーが物語の中に侵食してくるというよりは、栗本 薫がクトゥルー神話を浸食していくような感じではあります(笑)クトゥルーも、いろいろある神群の1つにすぐないしなぁ。

ということで、栗本版クトゥルー神話の1巻目。
これも、「魔境遊撃隊」と同じくまったく覚えていないという。

いや、覚えているのは、多一郎さんと涼がラブラブだったとかぐらいです。でも、1巻では、多一郎、全然出てきてないのね。なんか、けっこう恋愛ものだったような印象が。そのあたりは、「夢の碑」チックで好きです。

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終わりのないラブソング4

割と安定した毎日を取り戻す4巻目。
でも、二葉を嵐を襲う。

それでも、その嵐に向き合っていこうというのは、周りの人に支えられて愛されているから。