手塚治虫,読書マンガ,手塚 治虫,手塚治虫文庫全集,講談社,鉄腕アトム

鉄腕アトム5 手塚治虫文庫全集

 「ロボットだって人間だ!」

というのは、やっぱり、日本に手塚 治虫がいたから、ごく普通に感じるのだと思います。
初期のアイザック・アシモフにもあったけれど、アレは、思考実験的なところが強い気がします。後期のアシモフは、手塚 治虫と同じ境地に達していましたが。 

手塚治虫,読書手塚 治虫,手塚治虫文庫全集,講談社,SF,W3

W3 2 手塚治虫文庫全集

 3人目が誰だろうと思って、最後読むまでにはわかったのですが、これは、なかなか、納得のラスト。
うん、SFのお手本のようなお話です。

多分、最初は、こういうオーソドックスなものから入っていくのが正しいと思います。

手塚治虫,読書マンガ,平井 和正,手塚 治虫,手塚治虫文庫全集,講談社,W3

W3 1 手塚治虫文庫全集

なんか、ねぇさんが、歌を歌ってくれました。
「W3」って、アニメ化されていたんだ。

「へぇ、カラーだったの?白黒だったの?」

と聞くと、

「多分、カラーだったんじゃないかなぁ」

とのお話。
でも、カラーなら、きっとわたしも知ってるはず。
記憶って、修正されて、あてにならないものです。

まぁ、わたしも時々マンガ読んでいて、マンガで読んだのか、アニメで見たのかわからなくなるときがあります。
想像の中では、それぐらいアクティブに、画面が動いているんですね。

「W3」。ちょっと、平井 和正チックな感じのマンガです。

手塚治虫,読書リボンの騎士,手塚 治虫,手塚治虫文庫全集,虹のプレリュード,講談社

リボンの騎士2 手塚治虫文庫全集

サファイアは、生き返らしてもらえるのに、海賊ブラッドは、生き返らしてもらえないんですね。
テレビでも、後半って、あんまり覚えてないんですよ。
ウーロンとか、フリーベとか、テレビに出てきましたっけ?

このお話って、物語の構造をものすごく考えて作ってある感じがします。

それは、「虹のプレリュード」でも、感じます。

そうして、物語の原型から手塚 治虫が作り出した物語が、1つの原型になるみたいな。

手塚治虫,読書リボンの騎士,子ども,手塚 治虫,手塚治虫文庫全集,講談社

リボンの騎士1 手塚治虫文庫全集

「リボンの騎士」も、傑作ですよねぇ。
子どもの頃は、何回も、何回もされていた再放送を見た記憶があります。

そういう再放送が少ないというのは、けっこう、今の子にとっては、かわいそうなことなのかも。

でも、この中に、今ある受けるドラマの要素のほとんど詰まっているというのが、すごいです。