時を超える影2 ラヴクラフト傑作集
完結かな。
イースの大いなる種族のお話ですが、どうも、わたしのなかで「狂気の山脈にて」の古のものと混ざっていますねぇ。
「イースの大いなる種族」は「盲目のもの」に滅ぼされて、「古のもの」は「シュゴス」に滅ぼされる。
似たような話ですねぇ(笑)
テケリリって鳴くのは、シュゴスの方。
しかも、イースの大いなる種族も、古のものも、どっちも、人間とコミュニケートできそうなところも、ちょっと似ている。
毎年、というか、巻ごとにあんまり変化が無くなってきたと感じるのは、こっちの読むスピードが上がって、1つ1つにこだわって読んでいないからかもしれないとも思います。
まあ、読みやすい方が、いいんですけどね。
今回は、写真にお話をつけたやつが好みでした。飛 浩隆「洋服」と秋永 真琴「古本屋の少女」。元の本が、ちょっと欲しいかも。これはでも、売っている本ではないのかな。
あと、上田 早夕里の「プテロス」は好み。
なんだろう、「プテロス」も、「ブロッコリー神殿」も、同じ様な話だと思うのだけど、やっぱり、何かいているかわからないぜ酉島 伝法。
久永 実木彦「七十四秒の旋律と孤独」は、ミスリードが素晴らしかった。わたしは、これで充分と思うけれど、けっこうプロの壁というのは高いですねぇ。もう一捻りですか。