一色まこと,読書ピアノの森,モーニングKC,一色 まこと,講談社

ピアノの森16

ショパンというのは、ピアノやっている人にとっては、特別なんでしょうか?
そのあたり音楽に詳しくないので、わからないのはちょっと残念です。

プレッシャーに耐えながら、だからこそ出せる音があるみたいです。

草川為,読書十二秘色のパレット,白泉社,花とゆめコミックス,草川 為

十二秘色のパレット5

おもしろすぎ。そして、ラブラブすぎ。
そして、これだけ、ラブラブ状態になるので、自分の気持ちに気づかないって一体……。

読書,香山リカちくま文庫,筑摩書房,香山 リカ,<雅子さま>はあなた一緒に泣いている

<雅子さま>はあなたと一緒に泣いている

香山 リカ、好きなので、こう書くのは、とても辛いです。
でも、書いておこう。この本の内容。

まさに、下衆の勘繰り。それ以外のなにものでもない内容です。

これ読んで、元気になれるか?その視点で読んでみてどうなんだろう。自分が女ではないので、わからないところはあるのですが。でも、元気になれるとは思えない内容だと思います。

菊地秀行,読書ノン・ポシェット,バイオニック・ソルジャー・シリーズ,祥伝社,菊地 秀行,魔界行

魔界行 淫獄編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ3

とりあえずこれで完結。
南雲の復讐行は、終わり。謎は残ってという感じです。

若干、消化不良な気もしますが。
南雲自身は、まあ、義龍と戦う理由はあんまりないような気がするからなぁ。

菊地ヒーローって、職業的に戦っているか、向こうからやってくる火の粉を払うパターンが多いので、このヒーローは、けっこうめずらしいパターンなのかも。

藤子・F・不二雄,読書コロコロコミックス,ドラえもん,子ども,学校,小学館,映画,秘密,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集

ドラえもん1 藤子・F・不二雄大全集

石ノ森 章太郞の全集1は、さすがにあきらめて、こっちも、どうしようかとかなり迷ったのですが……。
買っちゃいました。
まあ、石ノ森 章太郞の方は、500冊617,400円を2年間で出してしまおうという、かなり無理のある出し方でしたので……。まあ、その分、途中で企画が消えてなくなるという危険は少ないわけですが……。
「藤子・F・不二雄大全集」の場合は、第1期33冊で、何期まで出るのかは、まだ発表されていないみたいです。多分、石ノ森 章太郞の全集のように、12期ということはないと思います。

ということで、輝ける全集の第1巻は、「ドラえもん」です。

「ドラえもん」は、子どもの時、ずーーっと、読んでました。
小学館の「1年生」から「6年生」まで、全部に「ドラえもん」が、毎月載っていましたからねぇ。「コロコロコミックス」にも載っていた。
で、その頃から、ちょっとマニア入っていたわたしは、「1年生」から「6年生」まで、全部、立ち読みしていたような記憶が……。

長編映画のドラえもんがはじまったのも、この時代だったと思います。

子ども時代、特に小学校時代は、ドラえもんの時代といっても、過言ではなかったと思います。

だから、ドラえもんの作品って、ほとんど知ってると思っていたのですが……。さすが全集。知らない作品がチラホラ。特に、最初の方は、さすがに生まれていないの雑誌チェックもできていないし(笑)、単行本に未収録な作品だと、知らないんですねぇ。

「ヘリトンボ」とか、ドラえもんの口の利き方がちょっと乱暴だったりとか、のび太のママが案外に優しすぎるぐらい優しかったりとか……。のび太とドラえもんの別れも、何回もあったんだとか。
新しい発見かが、けっこうあって楽しめました。

解説で、鴻上 尚史が、「この不思議なおおらかさ」という文章を書いていて、わたしは、この文章を読んではじめて、そういえば、のび太のパパやママは、ドラえもんの道具をあまり使わないなぁと気がつきました。
今まで、あまりにも、あたりまえすぎて、そんなこと、思いつきもしなかったです。

うーん、でも、それはきっと、ドラえもんが、子ども時代特有の「秘密の友だち」だからなんだと思います。空想の中の万能の友だち。彼が、のび太だけの「秘密の友だち」であるこことは、きっと、パパやママも、わかっているのです。

こうやって、読み返すと、自分が子どもの頃、どれだけドラえもんがいたらいいなぁと思っていたのかを思い出します。

今はもうないけど、昔使っていた勉強机の1番大きな引き出しがグラグラになっていたのは、タイムマシンの穴がそこにあるんじゃないかと、開けた引き出しに乗ったからだとか……。
そういう、闇に葬り去ったはずの記憶が、蘇ってきます(笑)

一時、ドラえもんから離れていたときに、

「なんでも言うことを聞いてくれるドラえもんの存在は、子どもにとって害だ」

という話を聞いて、頷いたりもしていたのですが、今にして思うと、害じゃなかったと思います。
子どもがどんなに願っても、けっして、ドラえもんは、いないのだから。

そして、それでもなお、彼と友だちになった子どもたちのなかに、ドラえもんは、しっかりと生きているのだから。

わたしは、「ノスタルジィはわからない」みたいなことをこの前書いたのですが、ノスタルジィのツボみたいなものは、やっぱりあるみたいです。
おばあちゃんの話とかは、ストーリーがわかっているにもかかわらず、泣いてしまいます。

  1. 「石ノ森章太郎萬画大全集」全500巻税込み価格617,400円。 []