島田一志,読書マンガ,STUDIO CELLO

COMIC IS DEAD

マンガ評論と対談集みたいな本です。

実は、このなかのマンガ、半分以上しらないかも。

作者の島田一志は、どうやら、マンガの編集のお仕事をしておられる様子です。
で、マンガが好きなことが、よく伝わってきます。

好きなマンガで、情熱を込めた仕事をする。
それだけで、簡単に、傑作が生まれるわけではないけれど、やっぱり、そういう情熱は大切だなぁと思います。

目がつぶれるほど……。

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蚤の王

えーと、1巻完結のお話ということで、今までの「ナムジ」や、「神武」みたいなこったつくりはないですねぇ。というか、若干説明不足で、もうちょっとかき足して欲しい感じです。

でも、このお兄ちゃんは、いいですねぇ。
かしこいよくできた妹と、あんまり頭使わないお兄ちゃん。黄金の朝の連ドラパターンです(笑)

しかし、爽やかそうにみえて、スクネ、悪い男やね。
シドリとヒサメが出会うシーンは、微妙な空気がながれていました。

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封神演義9 完全版

しかし、天然道士がこんなに強いと、修行した仙人の立場は??

宝貝が使えるだけ??

でも、宝貝なくても、充分たたかえるからなぁ。

修行したら、弱くなっているのでは……。

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鉄のラインバレル1

ロボットものです。
しかも、「マジンガーZ」の系譜とくれば、いやが上にも、燃えてきます。

「神にも、悪魔にもなれる力?その力をどう使う?」

というのが、大きな問いとしてあるようです。

「力が欲しい」

という思い自体が、ものすごく個人的な欲望で、こういうかきかたはありなのかなぁと。

これから彼は、「正義」に目覚めるのでしょうか?

マキナの存在自体が、正体不明なもののようですし、けっこう展開が楽しみです。

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世界の果てには君と二人で 最終兵器彼女外伝集

「痛み」をかくこと。
それは多分、かく方も、読む方も、かなり痛みを感じるのだと思います。

でも、高橋しんは、それを受け止めようと、心に決めたみたいです。

「キミのかけら」が、今でも、書き下ろしでも、少しずつでも、かき続けられているということを知ったとき、とてもうれしかった。

「最終兵器彼女」が、いろんな痛みを表現しながら、かききられたように、この本に入っている物語が、1つ1つかききられたように、「キミのかけら」も、かききられてほしいと思います。