北崎拓,読書クピドの悪戯,ヤングサンデーコミックス,初恋,北崎 拓,小学館

クピドの悪戯6

初恋同士がうまくいかないことが多いかもしれないのは、やっぱり、お互いの余裕のなさかなぁと思ったり。

でも、この恋愛がうまくいくかいかないかは、本当に、タイミングとか、いろいろ運命的なことがかかわってくるなぁと思います。

わたしは、でも、怜子ちゃんの余裕のなさが好きだなぁと思います。
アレを言われるのは、男としてはメチャクチャつらいけどねぇ。

はたさわゆうこ,オトフリート・プロイスラー,読書ちいさなオバケ,オトフリート・プロイスラー,子ども,小さいおばけ,小さい魔女,徳間書店

小さいおばけ

子どもの頃に読んだ大好きな本に、プロイスラーの「小さい魔女」がありました。
で、同じ作者の同じシリーズとして、これも子ども時代に期待をして読んだ本が、「小さいおばけ」でした。

でもなぜか、この「小さいおばけ」は、全然おもしろく感じなくて、以降ずっと、「小さい魔女」はおもしろいけど、「小さいおばけ」はおもしろくないとインプット去れ続けていました。

今回は、ドイツ子どもゲーム大賞にこの物語を原作にした「小さなオバケ」が選ばれたということで、ん十年ぶりに読み返してみました。

もっとも、子どもの頃に読んだのは、多分ですが「小さい魔女」と同じ学研から出ていたと思います。
「小さい魔女」は、時代をこえて学研から出続けていますが、こちらの「小さいおばけ」は、学研版が絶版になって、新たに徳間書房からでたもののようです。

うーーん、1回、絶版になっているのか~。もしかして、やっぱり期待薄かなぁ~。

てなことを考えながら読み進めたのですが、けっこう楽しく読めました。アレ?なんでだろう。
鍵束なんかは、ものすごく魅力的なアイテムですし。
ゲーム版「小さなオバケ」を遊んだから……ではないな……。

今回、読んでみて、まったく以前読んだ記憶がなくて、「あんまりおもしろくなかった」という印象だけが残っていたことが判明しました。
なんで、子どものわたしにとっては、この物語はおもしろくなかったのか?
いろいろ考えてみたのですが、まず、この話が、わりとずーーっと小さいおばけ1人で展開していくお話で、地味だということがあるのかもしれません。

特に、おばけが、昼のおばけになったあたりからは、ふくろうのシューフーすらでてこない。
イタズラとか楽しいことをいっぱいしていても、なんとなくある「さみしさ」が、子ども時代のわたしにとって、不快感になっていたのかもしれません。

次から次へといろんな人に出会っていろんな事件がおこる「小さい魔女」にくらべると、やっぱり、期待していたものと違う~という思いは、あったみたいです。

あと、おばけの時計と大時計が連動しているとか、そういうのも、理解していなかったのかも。

でも、大人になってから読む「小さいおばけ」は、自分の世界を守っていくおもしろさみたいなものが感じられて、けっこう楽しんで読めました。

川原正敏,読書ツーリング・エクスプレス,川原 正敏,海皇紀,講談社,講談社コミックス

海皇紀28

「ツーリング・エクスプレス」と「海皇紀」を連続して読んで思ったのですが、男がかっこいいと思う男と、女がかっこいいと思う男は、もしかして、かなり違うんだろうか……。

まあ、作者の好みの違いだといえばそこまでなのですが。

河惣益巳,読書ツーリング・エクスプレス,河惣 益巳,白泉社,白泉社文庫

ツーリング・エクスプレス2

シャルルだけではなくて、ディーンも、けっこう女々しい部分を抱えているんだなぁと(笑)
というか、実は、シャルルの方が、そういう面では男前かも。

「やられたらやりかえす」

が男の美学だとは思えんなぁ。
チンピラみたい。いや、イメージとしては、そうなのかな?

大暮維人,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,大暮 維人,天上天下,集英社

天上天下15

過去編を見てた時からの疑問が、「なんで、光臣と真夜って対立してるんだ?」だったんですね。
その理由が見えました。

そして、またまた、過去編へ。
こんどは、時代劇!!
ちょっと、ビックリしました。
もともと、絵の上手い人ですが、絵のレベルが、またあがった感じです。

でも、この宗魄が、あの宗魄と同じなら、この時代の戦いって、悲劇で終わるんでしょうねぇ。