更新雑記

今回の題名は、いちよう歌のタイトルのもじりになっております。
わかるかな?

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夏休み。
滋賀県大津市、浜大津・明日都にて、「わくわく!木の遊園地」というイベントが開催されました。

これは、北海道にある「木の遊園地」、そのまま浜大津・明日都に持ってこようという夏休み期間限定のイベントです。
「木の遊園地」は、木のバイクや木馬(もくば)、パズル、すべりだい。それに木の砂場(すなば)などの大きなおもちゃを集めて、子どもたちに、木のやさしさやぬくもりを伝えようという施設です。

今年度がはじまってから、大津にある木のおもちゃ屋さん「ころぽっくるの家」などが、中心になって、実行委員を作って、イベントの用意をされてきました。
期間は、7月24日(土)から8月2日(月)までということで、今は、もう終了しております。

仲のよい木のおもちゃ屋さんから、声をかけていただいて、『ゆうもあ』も、このイベントにブースを出すことになりました。
といっても、『ゆうもあ』は、本業を別に持つボランティア集団です。子どもたちは夏休みといえども、会員たちには、平日には、本業があります。
だから、期間中、ずっと参加というのは、無理です。

いろいろな調整の結果、期間中の土曜日である7月31日(土)に1日だけ参加することになりました。

さて、当日は、朝からかなりの雨。大型の台風が接近しているという話もありました。

「お客さん、来るのか?」

とまぁ、心配しながら、会場に。

明日都・浜大津は、大津市などが浜大津地域の再開発のため整備した複合ビルなのですが、自動車での移動があまり便利でなかったり、近くにJRの駅がなかったりと、けっこう交通の便がよくないんです。
京阪電車だと浜大津駅のすぐ近くなのですが……。

会場は、以前は、「オーパ」や、「ユニクロ」、その他たくさんのお店の入ったショッピング・センターのあった場所です。
しかし、経営不振のためにお店が撤退してしまいました。その跡地。
そんなところだけに、無駄に、広い広い(笑)

いえ、無駄じゃないです。「木の遊園地」をしようと思えば、これぐらいの広さは必要です。

会場は、大きく2つの分けられています。

一方は、メイン・イベントである「木の遊園地」です。ところせましと、木でできたおもちゃと遊具がならんでいます。
木の砂場、シーソー、すべり台、メリーゴーランド、木馬、ごっこハウス、木のゴーカート、ジグソーパズル、木の鈴落とし、木の釣堀……。

もう一方は、今回のイベントに協賛した木のおもちゃ屋さんや、近所のパン屋さんなどの物販スペースです。
『ゆうもあ』のスペースは、こっちの方です。おもちゃ屋さんのスペースのとなりに、カプラ積み木のスペースがあって、そのおとなりです。
今回は、いつものようにテーブルがないので、用意していただいたゴザにすわっての1日です。

さて、用意をしていると、会場にいるスタッフ全員に、集合がかかります。
なんと、全体でのスタッフ打ち合わせ。

「大人の方が、楽しく遊んでいたら、子どもたちも入りやすいと思いますので…」

「疲れていると思いますが、明るい顔で…」

などなどの心構えの話の後、初参加のスタッフは、避難経路の確認をしながら、会場の案内を。

ちょっと、なかなか、しっかりしたイベントで、びっくりしました。
わたしは、これほど大きなイベントには、お客として参加したことはありますが、スタッフとしては、はじめてなので、感心、感心。

さて、用意もすんで、朝10時に会場オープンです。

といっても、最初は、お客さん少ないです。
そして、お客さん少ないと、大人が”デン”と居座っているスペースに、はじめの方のお客さんは、入りにくいものです。

そこで、少しでも、お客さんが遊びやすいようにということで、パフォーマンスを。

ネフの積み木で、いろいろな作品を作ったり……。
おとなりのカプラ積み木のブースに行って、カプラを積んで自分の身長くらいの大きな塔を作ったり……。
そして、簡単で、見た目おもしろそうなゲームをスタッフ同士ではじめたりです。

えーと、スタッフが喜んでいるだけに見えますか?
もちろん、スタッフは、こういうことが、大好きです。
そして、本気で楽しそうな大人たちの姿を見て、子どもたちも、「遊んでみよう」とか、「ちょっと、ぼくにも触らせて」とか、思うわけですね。
いや、本当だって(笑)

わたしは、この前からお気に入りの「オール・ボール・コール・ゲーム」で、パフォーマンス。
いえ、ただ単に、遊びたかっただけという説もありますが……。

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サンファン

8月のMMGのシメのゲームは、「サンファン」です。

えーと、今回、3回目のこのゲーム。わりとサクサク進むので、定番の道を歩んでいるのかな?
今回は、はじめて遊ぶという方も、一緒にプレイしました。

ベテランな方々がインスト。
紫の建物は、大事なものと、わかりにくいものをセレクトして説明がありました。
そうか、これが大事なのか。タメになります。

まずは、6点の建物。
1枚目は、「ギルドホール」。所有している生産施設1つにつき2勝利ポイント。
2枚目は、「市役所」。所有している紫の建物1つにつき1勝利ポイント。

それから、「礼拝堂」。礼拝堂の下に入れたカードが、1枚1点になります。

このあたりが、勝利に直結する可能性がある要注意カードだそうです。

で、わかりにくいのは、やっぱり6点の「凱旋門」と「宮殿」。
どちらも、ゲーム終了時にボーナスがもらえる紫の建物です。

「あとは、カードの説明を読んでください」

なるほど。
こうすると、確かにスムーズですねぇ。

この「紫の建物」の特殊効果の多さが、「サンファン」の魅力でもあり、入りにくさでもあると思います。
でもまあ、もしこれが、ドイツ語のままだったりすると、カード持ちながらルール訳を片手にしなければならなかったので、今回の完全「日本語版」というのは、本当に素晴らしいことです。

前回の反省としては、生産がまわるように考えてから、紫の建物のことを考えようということでした。
ということで、今回は、いきなり奮発して生産施設「コーヒー焙煎所」を作ってみます。

が、右隣のベテラン2人は、いきなり「水道橋」を建てて、たしか、「井戸」か「屋台」を建てて、商品を2つ生産してボーナスとか、商品を2つ生産して2つ一度に売るなどのコンボを。
みるみるお金が貯まっていきます。

わたしと、左隣の人は、貧乏だ~。

てなことを思っているうちに、中盤戦。
やっぱり、お金がなかなか貯まりません。
なんか、「闇市」とか「図書館」も、今ひとつ機能していない……。
というか、「図書館」は、お金が入って困るような状態でないと、いらないのか?

と考えているうちに、突然、左隣の人が、生産施設を建てまくりに入りました。

????

なんか、安い建物でも、なんでもかんでも建てられるだけ建てるという感じです。

どんな作戦難や~~

と思っていたのは、わたしだけだったようです。
最初のインストをちゃんと聞いていれば、これは、わかったはず。
他の2人は、なっとくしていたようです。

はい。
彼は、「ギルドホール」を建てたのです。
そして、そのまま建物を建てきって、トップでゴール・イン。

そうかぁ。はじめてのゲームでも、ベテランゲーマーは、強いのかぁ。
さて、勝てる日は来るのでしょうか?

精進は、続きます。

ということで、8月のMMGは、終了です。

アンドレアス・ザイファルト,
Andreas Seyfarth
alea
発売日:
 

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ハレルヤ

おぉ。
つい最近に遊んだゲームだけども、ルールを覚えていないぞ(笑)

えーと、コテンパンにやられたことだけは覚えています……。

えーと、「デュボン」のような「フォーカス」のような「ドラダ」のようなゲームでした。
で、コマの動きは、「ハイパーロボット」だったような……。ん?あれは、コマではなかったか?コマを動かすための数字タイルの動きですね。

「デュポン」みたいな「フォーカス」みたいなところというのは、コマをいくつか積んで遊ぶところです。
ただし、スタック全体を動かすのではなくて、動かすことが出来るのは1番上のコマだけです。

コマは、裏と表があって、表が天使で、裏が悪魔です。
最初は、全部「天使」なのですが、どんどん堕天していくという、カワイイ見せかけのわりに、たいへんある意味ブラックなゲームです。

「天使」が「悪魔」を捕まえると点数がはいります。
「天使」が「天使」を捕まえると「悪魔」にかわります。
「悪魔」が「天使」を捕まえても、なにもおこりません。
「悪魔」は「悪魔」を捕まえることはできません。

ということで、全部のコマが裏向けの「悪魔」コマになったらゲーム終了です。

「天使」で「悪魔」を捕まえた点数プラス取ったコマのボーナス(他のプレーヤーのコマをまんべりなく取っていなければ点数にならない)を足してゲーム終了です。

ということで、4人で遊んだわけですが、わたし、4番手でした。
まあ、最初は、全員天使ですから、天使同士の共食いから始まるわけです。

「ドラダ」の様に、上にコマをおかれていると、自分のコマは動かせません。
だから、コマを取られれば取られるほど、しかもブロックもかかってしまうという寸法です。

おそろしいことに、1回目のわたしの手番がまわってきたときには、すでにわたしのコマは、動けない状態に。

そして、それが、3回目か、4回目ぐらいまで続きました。

やっと、コマをはじめて動かせたと思ったら、もう、中盤戦ぐらい……。
おい!

あと、ちょっと、後半、コマの間が空いてくると、ハイパーロボットな動きをするタイルがなかなか思ったところにいかないという問題も……。

これは、ちょっと、まずいかも……。
まあ、最初の展開が、あんまりだったので、評価がきびしくなっているかもしれませんが。

アドバイス。このゲームでは、4番手にはなるな。とか。
基本的に、4人ゲームだけど。

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頭脳絶好調

はじめみた印象は、なんか、難しそうだでした。訳もなかったし(笑)

でも、ゆうもあゲーム会・大阪で、けっこう子どたちが遊んでいたり、ゆあもあゲーム会・京都でも、けっこう評判がよかったりということで……。

また、「アフリカ」のときのように、クニーツィアの6角ヘクスにだまされたか?

遊んだ感じを聞いてみると、

「『ブロックス』みたいな感じ」

そ、そんなに簡単なのか?
こ、これは、囲碁・将棋クラブにも使えるかもしれない(いや、どんな囲碁・将棋クラブやねんという人は、ここをクリック)。

ということで、急遽、購入していたわけですが、遊ぶ機会のなかった「頭脳絶好調」です。
まあ、なんというか、いわば研修みたいなものですね。
そのうち、きっとインストしなくちゃいけなくなりそうなゲームです。
なによりも、1回、遊んでみたかったのですね。

正六角形が2つ一辺でくっついた様なタイルを使って遊びます。
これまた、巨大な正六角形のような形をしたボードに、そのタイルをどんどんおいていって、点数を取っていくわけです。

タイルには、正六角形のそれぞれに、マークが描いてあります。
タイルを置いたときに、今置いたタイルのマークから直線上に同じマークが続いていれば、その分だけが点数になります。

プレーヤーは点数表を持っていて、それぞれのマークの点数をあげていきます。
ただし、最終的に自分の点数になるのは、6個あるマークのうちで、1番点数の低いものです。
ということで、他のマークが、どれだけ高い点数でも、1つのマークが0点ならその人の点数は0点です。
まんべりなく点数をすべてのマークで点数をとっていかなければなりません。

ちょっと、最初は、点数の数え方がとまどうかもしれませんが、確かに、けっこう簡単なルールです。
やることは、タイルをボードにおいて、点数をすすめて、タイルを引く。基本的に、これだけ。

タイルの補充は、あと「総入れ替え」というのがあります。
これは、タイルを出した後、自分の1番低いマークのタイルが、1つも手札になかった場合は、すべてを場にさらして、6枚のカードを引くことが出来ます。

まあ、これだけだと、けっこう地味なゲームなのだと思います。まあ、時々、爆発的に点数が入りますが、それでも、硬いゲームというイメージです。
でも、もう1つのルールがあることで、このゲームは、派手になったと思います。

それが、「ボーナス手番」です。
点数表ですが、それぞれのマークは18点までしかありません。
ですから、いくらマークが点数をとれるようにおいても、18点以上になることはありません。
でも、1つのマークが18点に達すると、そのプレーヤーは、

「天才!」

と叫んで、なんと、連続でもう1枚タイルを置くことができるのです。

このときに叫ぶ言葉ですが、

「天才!」

の他にも、

「絶好調!」
「ジーニアス!」
「オラオラオラ!」

など、流派によって違いがあるそうです(嘘。信じないように。というか、自分の信じるように叫びましょう)。

これは、当然、中盤から後半戦におこってきます。
そうすると、自分が置こうと思っていたところに、次のタイルをおかれたりと、かなり楽しいことになります。
逆に上手に使えば、一発逆転も、あり得ます。

人が、どんどん点数を取りやすいようにタイルをつなげていくのは、

「青のブームがきた~」

という感じで、呼ばれていました。
後になるほど、タイルが繋がりおいしい思いが出来るわけですが、待ちすぎると置くところがなくなったり、塞がれたりしてしまいます。

マークは6種類あるのですが、1種類ぐらいは、ボード上に非常に少ない色ができてくるようです。
今回は、これが、「赤」でした。
この色が、勝負の境目になります。

まだ、大丈夫だろうと思っていたら、なんと完全に「赤」を囲まれた形になってしまいました。
そうすると、いくらタイルを持っていても、点数の取りようがない。

自分の手番に赤のタイルを置いて、次の手番にそれを使って点数を取れるか?とかためしてみましたが、他の3人にじゃまされて、無理でした。

このゲームは、自分の点数を伸ばしていくだけではなくって、他の人の点数も見ながら、他のプレーヤーが、どの色をのばしたがっているかなどを考えていくのも、重要なようです。

なにはともあれ、1回遊んだら、インストができそうな非常にシンプルなルールで、そして楽しかったです。

けっこうお気に入りかも。

じっさい、次の9月のゆうもあゲーム会・大阪では、インストをしていました。