6月MMGテーブルゲーム会 その5 思い出ドラドラ

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年6月MMG,MMGテーブルゲーム会

ドラダ

「ドラダ」も、確か、入手難なゲームです。
ただし、こっちは、ルール、コンポーネントなんかも、とても簡単なので、すぐに自作しちゃえそうです。

「ドラダ」は、以前、京都ドイツゲーム会で、遊んだことがあって2回目です。
2回目ということで、少しは、コツがわかっています。きっと、わかっているはず……。

このゲームの恐怖は、止まったら「一生休み」な落とし穴のマスが、けっこうたくさんあることです。
この「一生休み」なマスは、誰か1人が入ると、落とし穴が埋まって普通のマスになります。
だから、できたら誰かを先に行かせて、落として安全なマスにしてから、自分のコマを進めていきたいところです。

あともう1つのトラップは、「ゴールにワープ」です。
「ゴールにワープ」は、止まるといきなりゴールに飛びます。このゲームは
、ゆっくりゴールするのが目的ですから、素早いゴールは、点数が少なくなります。
まあ、それでも、穴に落ちて人のコマの踏み台になるよりは、マシなんですけどね。

えーと、ゆっくり行った方がいいスゴロクですので、コマを他の人に踏んでもらうのはけっこう大事です。コマが踏まれているときは、そのコマは、動かすことができません。
自分が踏んでもらって止まっている間に、先行している誰かが、落とし穴に落ちてくれれば、ラッキーです。

ただし、自分のコマは複数ありますので、誰かにコマを踏まれているということは、自分が動かせるコマの選択肢が、とっても減っている状態であるともいえます。

たとえば、動かせるコマが、1つだけしかなければ、プレーヤーは、必ずその1つだけのコマを<b>動かさなければなりません</b>。
たとえ動かした先が、「一生休み」の落とし穴でも、涙をのんで進めなければならないわけです。

だから、コマを踏んでもらうときは、全部きれいに踏んでもらうか、2つぐらいのコマは残して踏んでもらうというのが大切です。
また、誰かのコマが、2つしか残っていないときは、他の選択肢があっても、あえてその人のコマを踏みに行くというのも、作戦の1つだと思います。

もちろん、進むのはサイコロの目ですから、理論通りに行かないままならないところも多いのですけどね。

単純で、考えるところが多くて、考えてもしかたないところもあって、とてもおもしろいです。

若干、コースがもうちょっと短くてもいいかなぁとは思います。
たしか、負けぬけなので、やることなくなった後とか、なんかあるといいんだけど。