2月MMGテーブルゲーム会 その8 フォックスさんにウィンクを

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にわとりの餌場

「ラッツィア」のリメイク作品だそうです。
でも、「ラッツィア」は、鉄火場を舞台に、ギャンブラーと悪徳警官という設定のとっても、アダルト(?)なゲームでしたが、「にわとりの餌場!?」は、それが、ぐっとファミリー向けなパッケージになっています。

発売元も、ツォッホということで、イラストは、「にわとりのしっぽ」みたいな感じです。

6ヵ所のえさ場に、えさが1こずつ置かれます。
えさは、3種類の色があって、色によって点数が違います。

各プレーヤーは、5枚の手札のなかから、1枚選んで裏むけにおいていきます。
カードは、「ニワトリカード」と「キツネカード」の2種類があります。
カードには他に、どのえさ場でえさを食べるのかという情報と、数字がかいてあります。

全員が、カードを選んだら、オープンします。

まず、えさ場にニワトリが1ぴきしかいなかった場合は、そのえさ場のえさは、そのプレーヤーがすべて取ることができます。

同じえさ場にニワトリが、集中した場合は、そのニワトリを出したプレーヤー同士で交渉をして取り分を決めます。
でも、交渉が決裂してしまったら、サイコロを振って決闘です。カードの数字と足して、その大小で勝ったプレーヤーが、えさをとることができます。

同じえさ場に、ニワトリとキツネがいた場合は、キツネは、ニワトリを食べてしまいます。
すなわち、そのえさ場に置かれたニワトリのカードを全て自分のものにすることができます。
ただし、キツネは、ニワトリのえさには興味がないので、えさはそのまま残ります。ニワトリがいなければ、キツネは何もできません。

同じえさ場にキツネが複数とニワトリがいた場合は、キツネ同士で決闘して、勝った方がニワトリを全て食べてしまいます。

終わったら、場のカードを全て捨てて、1枚ずつ山札からカードを補充します。
そして、えさ場のえさも補充されるわけですが、前回、キツネが出たり、だれも食べにこなかったえさ場のえさは、どんどん繰り越されていきます。

だから、点数がたまっているえさ場に、強いニワトリのカードを出しに行きたいのですが、誰かかがキツネのカードを出していると、そのカードを横取りされてしまいます。

でも、キツネのカードばっかりを使っていても、勝利得点は全然入ってきません。
このあたり、悪徳警官が直接収入を得ていた「ラッツィア」と違うところです。
その分、絵柄とかは子どもっぽくなったのですが、もしかするとプレイの感覚は難しくなっているかもしれません。

わたし的にわかりにくかったのは、えさの点数です。
3色のキューブを袋から引いてえさ場にばらまくのですが、色によって点数が違うのです。
この何色が何点というのが、覚えにくかったです。

「キューブの大きさを点数ごとに変えればいいのに」

と言っていましたが、よく考えると、そうすると袋に手に入れた時点で何点のキューブをつかんでいるのかわかっちゃうからダメなんですねぇ。

えーと、人狼が、このゲームでも、大活躍していました。
え、オオカミじゃなくって、キツネですか?そうですか。