戦争を知らない子どもたち
せかいいち うつくしい ほくの村
ときどき、絵本の世界には、衝撃的な物語がありますね。
これも、そんな1冊です。
もともとは、近くの子が、4年生の教科書に載っているのを読ませてくれました。
アフガニスタンの物語です。
以下はぜひ、絵本を読まれてからお読みください。
でも、戦争のにおいはそれほどしない、美しい田園風景とバザールで出会う気のいい人たち、優しいお父さんなんかがでてくるお話です。
最後以外は。
その美しさ、優しさを、最後の1ページ、最後の1文で、全部、ひっくり返してしまいます。
読んで衝撃をうけて、いろいろ調べてみると、元は絵本で、続編があったりするらしいということで、アマゾンで一気に購入しました。
もともと、作者の小林 豊さんは画家の方のようで、絵本の絵も自分で描いておられます。
絵本と教科書では、絵の多さが違います(もちろん、絵本の方が多いです)し、ストーリーは同じなのですが、教科書の方が若干、説明が多くなっている感じでした。
でも、衝撃度は、やっぱり、絵本も、教科書も一緒でした。
ねぇさんにも読ませたのですが、衝撃のあまり涙をボロボロっとこぼしたので、ビビリました。ねぇさんは、純粋だ。わたしは、やっぱりちょっとスレている……。
しかし、これを4年生に教科書で教えるというのは、大変、こわいことだと思ったりもします。
なんか、未来に繋がるような教え方をしてくれているといいのだけれど。
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