年の初めのボードゲーム その3
ミッドナイトパーティ
またまた、子ども6人が全員集合。
こんどは、「ミッドナイトパーティ」を出しても、2歳の子は邪魔しに来ません。
それより、電池で動く電車の方が気になるようです。
2歳の子と小1の子は、兄弟です。
お母さんは、小1の子に、
「じゃあ、お兄ちゃん、この子のめんどう見てやってね」
と大人が集まっている別の部屋に。
「ミッドナイトパーティ」を出すと、以前遊んだことのある小5の子が、
「あ、これおもしろいんやで~」
と他の子達に宣伝してくれます。ウム。こういう一言があると、とってもやりやすいです。
「一緒に遊ぶか?」
電池で動く電車で遊んでいる小1の子にも、声をかけてみますが、
「いいや」
という返事。
どうも、いろいろ話した印象からすると「オバケ」というのを警戒しているみたいです。
「にわとりのしっぽ」とかをはじめるときも、はじめは、「ミッドナイトパーティ」からしようとしていたので、それで気にしていたようですねぇ。
まぁ、お兄ちゃんには、弟のめんどうを見るという役目もありますので、好きにしてもらいましょう。
ということで、幼稚園の子2人と小5の子とわたしで、ゲームスタートです。
「サイコロふります。サイコロの分だけ、お客さんが動きます。オバケがでたら、オバケが『オ・バ・ケ』と3歩あるきます」
大人が混ざっていないときのわたしの「ミッドナイトパーティ」のインストは、こんなもんです。
小さい子に、ながながと勝利条件まで話しても、理解できません。だから、最低限の情報を教えて、実際に流れにそってとにかく1回遊んだ方がよくわかると思います。
本当は、大人と遊ぶときもそうした方がわかりやすいのかなぁと思います。
ただ、大人向けのゲームは、1回遊ぶのにかなり時間がかかるので、試しに1回、本番もう1回とはなかなかいかないところが、難しいところです。
初期配置が勝負の要になるようなゲームだと、
「なんで、それを先に言っといてくれなかったんだよ~」
ってなってしまいますかねぇ。
特にゲーマーの人相手だと、どうしても全体像をしゃべってからゲームをはじめるという形になると思います。
「ミッドナイトパーティ」も、初期配置けっこう大切ですが、1回のゲームが短くて何回も遊べるので、1回目は、
「1回やってみるし、1人ずつ、好きなところにコマをおいてごらん」
と言ってあんまり説明なしにおいていきます。
そして、同じマスにコマをおこうとしているのを見かけたりしたら、
「はじめだけは、同じところにおけないよ」
とかいう感じで、そのとき、そのときにルールを説明していきます。
ゲームが始まってからは、
「自分のコマやったら、どれ動かしてもいいよ」
「廊下は、こっちまわりしかできません」
という感じで、ルールを説明していきます。
今回は、わたしが、「オバケ」を連続で2回ぐらいだしてしまったので、すごく速い展開に。
「オバケが廊下にでてきました。お客さんは、お部屋へ逃げこむことができます。何にも数字がかいてないお部屋は、ちょっきりの数じゃなくっても入れます。
お部屋にはいると、こわいので、お客さんはお部屋のドアに鍵をかけてしまいます。だから、お部屋には1人しかはいれません」
で、サイコロをふって、出た目を見て、
「このお客さんは1番うしろだから、にげないとあぶないよ」
とか、
「このお客さんは、このお部屋に入れるよ」
とか、簡単にアドバイスします。
今回は、オバケが廊下に出てからも、スピードがとっても速くて、捕まりまくっていました。
廊下に出て、1人捕まったぐらいで、幼稚園の子達は、やっと、ルールが理解できる感じです。
1回ルールが理解できると、盛りあがる盛りあがる。
「おっちゃん、全部食べられたー」
と大笑い。
横では、突然、2歳の子が、大泣き(笑)
お兄ちゃん、全然世話していません。……というか、2歳の子が機嫌良く勝手に遊んでいたのを妨害して泣かせましたね……。
ゲームも終盤。しばらく、お兄ちゃんがどうするのか見ていましたが、お兄ちゃんの方は、一向に気にする気配なし。
ちょっと、すねてる感じですな。
とりあえず、こちらは最後の得点計算。
もう1回遊びたかったのですが、仕方がないので2歳の子をだっこして、お母さんの元に。
しかし、なんで、小さい子はお母さんにだっこしてもらうと泣きやむんだろう。
効果てきめんでした。
/ Amigo
Amazonで詳細を見る
Booklogでレビューを見る by Booklog