咲き誇れ

柴田亜美,読書

カミヨミ15

何回か書いた気がするけれど、僕らは多分、柴田 亜美の病気な部分が好きなんだと思う。その好きな病気な部分が、一番きれいにでたマンガだったと思います。
ちゃんと完結して、よかった。
ものすごく綺麗な終わり方でした。

菊理姫の意識とかの部分は、若干、謎が残りますが。
あれ、意識はちゃんと持っていて、別に、月の剣に操られていた訳ではないですよね。
あの操られているわけではない部分がものすごくて、怖い死者と生者の意識の違い的にとらえていたのだけど。そうすると、他の死者たちが、まともな意識を持ってた理由は何だろうとか思ったり。
でも、その二面性も菊理姫の魅力なのかなぁと思ったり。

いつかまた、これは、読み返さないといけないマンガだと思います。