加藤、再び
新帝都物語 上 維新国生み篇
「新」とかついていますが、舞台は過去です。
明治維新の時代の魔人加藤。えっ、そんなんあり~。でも、ありですよ。
メインのストーリー自体は、帝都物語の焼き直しっぽいところも多いのです。加藤、あいかわらず女に弱いです。
が、この小説は、ストーリーだけが読みどころではないのです。ウンチクがメインなのです。多分。
それが、やっぱり、面白い。
今回は、国生み神話における定規とコンパスをめぐる冒険です。
こういうネタをしゃべらせたら、荒俣 宏、本当に、天下一品です。
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