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悪魔の花嫁15

巻末にあしべ ゆうほへのインタビュー記事が載っていて、時代を感じる15巻。

今までは、自分が生きている間に、今読んでいるお話を最後まで読めるのかという心配をすることが多かったけれど、なんか今、いろんな名作のほとんどが、ラストまで描かれずに終わってしまうのではないかという恐怖を感じています。

特にこの時代はじまった物語といったら……。
すでに続きが読めなくなっった名作も、多いです。「サイボーグ009」、「風雲児たち」、「超人ロック」……。
そして、今読んでいる物語たちも、ラストまで行き着けるのかというものは多い。

このあたりの時代から、物語が終わらなくなって、わたしたちは、最後まで終わらない物語を膨大に読む世代になるのかも。

「クリスタル・ドラゴン」は、ラストまで読みたいなぁ。

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クリスタル・ドラゴン26

前の巻を読んだのが……8年前かぁ。
しかし、必要な場所に行き、必要なものを見て、いよいよという感じで、物語が新しい局面に、そして終盤に向けて動き出している感じがものすごくします。

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悪魔の花嫁1

「クリスタル・ドラゴン」は、凄いと思って読み続けてきましたが、こっちの「悪魔の花嫁」(「悪魔」とかいて「デイモス」と読みます)の方は、2、3巻読んで、

「全部、同じパターンじゃねぇか……」

と、あきれて読むのをやめた記憶があります。

今読んでみると、それほど同じパターンというわけでもないですねぇ。というか、文庫の編集の仕方がそうなのかも。
なんか、もっと、同じパターンのもどかしい話ばっかり続いていた記憶が、あるのですが……思ってたより、おもしろかったです。

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クリスタル・ドラゴン25

竜が目覚めると……世界が滅びるんだっけ?
この世界は、竜が見ている夢?

なんだか、核心に触れてきた感じです。

なんか、根本的なところを思い出すために最初から読み直さないといけない気がしてきました。

読み直しは、完結した後、文庫版で。

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クリスタル・ドラゴン22

そうか、ギーゼラの存在には、そういう役割があったのか。
と、伏線がビシバシ決まっていくのをみるのは、気持ちよいものです。

ところで、ドワーフは、なんで王様だけあんななんでしょう?