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風雲児たち2

薩摩、長州、土佐。
確かに、幕末に爆発する火種が、全部この200年前にまかれています。凄い。
これを歴史の教科書にしたらいいのにと思うぐらいに、凄いです。

1巻では、それでもまだキャラクターは弱いなぁと思っていたのですが、2巻になってどんどん個性が出て来たというか輝いてきました。
秀忠とか、かっこいいです。お気に入りは、薩摩の大きい人です。
そして、薩摩示現流がなぜうまれてきたのかというのも、ここから来たのだという話にシビれました。
これ、知っているのと知らないので、歴史の面白さが全然かわってくる。

そして、「大坂の陣」はかかないといいつつ、物語は、そこに突入していきます。ノリノリ。

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風雲児たち1

ものすごい名作だという話は、聞いていました。
読まねばと思ってはいたのですが、なんせ、マンガがなかなか置いていません。そして、巻数が多い。
新しい版が出たら買おうかとも思っていたのですが。

今回、「解体新書」が出たのをきっかけに、キンドル版で読んでいくことに決めました。これなら、本棚の心配もしなくてすみます。 

幕末をかくために、関ヶ原をかく。
これは、なんとなくわかる。今回この1巻を読んで、これから続く江戸時代に薩長土という藩がどんな立場に、なぜ置かれたのかというのは、確かに明確に伝わってきました。

しかし、こっから先、延々と江戸時代が続くらしいので、それもやっぱり幕末に繋がっていくのかどうか、興味があります。

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RYOMA3 幕末狂想曲

あー、やってくれたわ。まさか、こんなラストに持っていくとは。

まぁ、こういうIFは、けっこうみんな考えるんだけど、なかなか、司馬 遼太郎の影響もあって、ここまで大胆にかけないのでは。

突き抜けていった感じが、いいです。気持ちいい。龍馬だけでなく、高杉 晋作まで…。

で、アメリカに渡って、でも、結局なんにも出来なかった。無様に生きた。そういうお話でも、いいのかなぁと思います。

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RYOMA2 幕末狂想曲

駆け足すぎるところが、若干きにならないことはないのですが、これいいです。
でも、その駆け足すぎるところが、物語の軽快さを生んでいるような気もしてくるぐらいです。

おりょうのツンデレよりも、大久保のツンデレに、グッときました(笑)陸奧もですねぇ。人たらしの本領発揮という感じで、素敵だ。

埋もれるのが、もったいないけれど、多分、あんまり話題にならずに埋もれてしまう名作。

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RYOMA1 幕末狂想曲

企画的には、NHKのドラマにあわせて、龍馬がブームだから、放送しているうちにやってしまえ……ということで、全2、3巻ぐらいのつもりなのかなぁ。
そうでなかったら、このもったいないお話の進め方の理由がわからないです。

外薗 昌也と「龍馬」というのが、なかなか結びつかない気もするのですが、けっこうきれいにおもしろくまとまっています。
この龍馬のイメージは、自分の龍馬のイメージに近いです。志士というよりも、船での商売がしたかったのではないかと思っていますので。

でも、龍馬が「目」をカッと見開くところにしても、ずーーっと細目の龍馬のお話があって、1巻で1回か2回ぐらい見開くからキメのシーンになるのであって、これでは、いつも見開いてるやんとか思ってしまいます。

だから、子ども時代ぐらいから始まって、だーーーっと長くかいて欲しいなぁ。この人にかかせて、これで終わっちゃうのは惜しい気がします。

グラバーが、フリーメイスンで、あやしいところとかも、ものすごく説明不足です。