ドミニオン
「ドミニオン」の記事では、久しぶりです。
自分のなかのブームがさったわけではなくて、11月発売の「ドミニオン 繁栄」が楽しみにしながら、週末には1、2回は、ねぇさんと遊んでいます。
ただ、9月になりまして、仕事がちょっと忙しくなった関係で、こっちの方の記事は、全然書けなくなってしまったのです。
本の感想の方は、書きためをしていて、例えばわたしが今日死んでしまっても、来年ぐらいまでは毎日更新するぐらいの記事があるのですが、こっちは、勢いが大切(?)ということで、書いたその日にアップしています。
最初の意図では、ドミニオン譜を載せて、その勝負の見所(あるのか?)みたいなところをちょっと紹介するだけの記事になる予定だったので、もっと気楽に更新できるかと思っていたのですが、なんか、けっこう書き出すとしつこく書きすぎて、時間がかかってしまいました。
「ドミニオン」が好きなので、必要以上に力が入って、熱くなってしまうようです。
さて、今回は、ドミ譜なしのリアルプレイのレポートです。
きのうは、ねぇさんの甥っ子くん(大学生)が、新潟からゼミのフィールドワークのために滋賀に来ていて、ゲームハウスにやってきていました。
その子は、ボードゲーム自体は、ほとんどやったことないのでしたが、TCGなんかには、はまっていた世代ということで「ドミニオン」に興味津々だったので、インストしてプレイしました。
サプライは、「最初のゲーム」をやると、わたしが非道いこと (延々とアクションつないでの引ききりプレーをして、最後は「民兵」で締めるというごく普通のプレイですが、なにか?))をするという非難が出ていたので、ランダムで。
選ばれたカードは、「礼拝堂」、「地下貯蔵庫」、「堀」、「改築」、「玉座の間」、「祝祭」、「研究所」、「議事堂」、「鉱山」、「市場」でした。
で、アタックカードは、あった方がいいよねということで、ちょっと上級者向け(笑)の「礼拝堂」を抜いて「民兵」を入れました。「呪い」と「圧縮」と「庭園」はないのですが、ドミニオンの効果が一通りそろった10枚だったのではないかと思っています。適当に選んだだけでしたが……。
3金帯のアクションカードがありませんね。でも、これは、3金-4金スタートだったときに、ほぼ強制的に「銀貨」を買うことになるので、けっこう有りなんじゃないかと思います。
プレイ中に、なんども、
「あぁ、そうかぁ。なるほど!!」
なんて声が出ていて、楽しくプレイしてもらえました。
結果は、わたしとねぇさんが「属州」5枚ずつ。「屋敷」買いの差で、ねぇさんに勝利。甥っ子くんは、「属州」2枚と「公領」数枚という感じでした。
「これ、メチャクチャおもしろいな…」
ということで、もう1戦。
けっこう、1回でコツを覚えた感じということで、別のサプライで。まあ、カードが全部変わるとしんどいだろうということで、前回使った10枚も、もう1回混ぜて、ランダムに10枚選びました。
「堀」、「地下貯蔵庫」、「礼拝堂」、「工房」、「泥棒」、「民兵」、「庭園」、「鉱山」、「書庫」、「魔女」の10枚。2アクションが1枚もないのと、まだ、「呪い」でグダグダになるのははやいだろうということで、「魔女」を「村」に変えて。
「庭園」と「礼拝堂」のゲーム説明を聞いて、
「コレ、もしかして、全然さっきと別のゲームになるやん」
と言ったのは、凄いです。
わたしは、「工房」から、「村」と「工房」を集めて、「庭園」をかき集めるプレイに。ねぇさんは、「礼拝堂」圧縮に。2人とも、お手本になるプレイを見せようと意気込んでいます(笑)
で、ねぇさんの「礼拝堂」圧縮なのですが、サプライに「泥棒」があるのをすっかり忘れていたのです。甥っ子くんが、「泥棒」を使って、「金貨」、「銀貨」を盗みまくりでした。
ねぇさん、はたと気づいて、「村」と「民兵」に切り替えていましたが、多分、「堀」と「村」をけっこういっぱい貯めるべきだったのかも。圧縮していると、けっこう手札に「堀」きやすいですので……。
「えっ、えっ、わたし、そんな、初心者みたい……」
800回以上、「ドミニオン」をしている人が!!(爆)
甥っ子くんですが、わたしの「村」と「工房」をかき集める姿をみながら、「庭園」と「公領」に。
まだ、「属州」にとどかないのに、「公領」にいくのは、あきらかに3山切れがおこるという読みで、これは、ものすごく正しい。1回目のゲームでは、3人とも勝利点カードは「属州」しか買っていないので、そのプレイの感覚が残っていると、なかなか、3山切れの終了条件というのは、抜けてしまいます。
でも、その感覚が、もう身についている……。わたし、BSWで200回ぐらいして身につけた気がするんですが……。
「村」と「庭園」と「屋敷」が切れて、終了。
最終的には、「庭園」を10枚(1枚4点)と「屋敷」を12枚かき集めたわたしが勝利。ねぇさんと甥っ子くんは、同点でした。
これ、甥っ子くんが、3山切れになるとふんで「公領」を集めたので、わたしが勝ちましたが、そのとき気づいて「庭園」を集められていたら、けっこう危なかったです。
わたしの手札では、4金の「庭園」は手には入っても、5金の「公領」は手に届かないですから。
多分、次の日が休みとかで、時間がもっとあったら、5、6回はしていたはず。でも、残念ながら、明日は、仕事。時間も遅いということで、2回でお開きになりました。
「これおもしろいなぁ。メチャクチャはまりそう」
と、うれしいことをいうので、
「新潟の大学で、これを流行らせてくれ。これ、持って帰られ」
と、うちにあった「ドミニオン」の日本語版無印4つのうちの1つをあげました。
「あぁ、気の毒な」
と、持って帰ってもらいました。電車の旅なので、あきらかに邪魔だと思いましたが……ホンマに気の毒な。
でも、今頃、ゼミのメンバーと合流して、「ドミニオン」遊んでいると……いいなぁ。
今度遊ぶときは、「陰謀」も、「海辺」も、「錬金術」も、「繁栄」も、全部入れて遊びましょう。
ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
ホビージャパン
発売日:2009-04-10