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シビライゼーション

思ったよりも、「ハンザ・テウトニカ」が煩雑ではなかったため、舐めてかかっていた「シビライゼーション」。
もとは、パソコンゲームだったとか。ん?でも、そのパソコンゲームの元はボードゲームだったとか?
まあ、けっこう昔からあるゲームみたいです。
ちょっと、むかしのコンピュータのシミュレーションゲームや、ウォーゲームを思わせるところがあります。

まずは、それぞれの担当する国をランダムで決定。
わたしは、ロシア。でこねぇさん、ローマ。和邇乃児さんアメリカ。
国が決まると政治形態と指導者が決まる。ロシアは、共産主義で、指導者はエカテリーナ。ちょっとその組合わせなっとくいかないんですが……。でこねぇさんは、共和制で指導者はユリエス・カエサルだったかな。和邇乃児さんは、民主主義で指導者はリンカーン。
時代も、見事にバラバラです。

まずは、今取った、指導者の独自の能力の説明。
エカテリーナは、人の都市に自分のコマを潜入させて、コマを消費することにより、他のプレーヤーがすでに収得していく技術をただで収得できる。
つまり、敵の宮廷(あるのか?)にスパイを送り込んで、技術を盗んでくる。おぉ、それはちょっと、エカテリーナっぽい(笑)

共産主義は、工業的なことをするのには向いているけれど、文化的なことをするのには向いていない感じ。
で、ローマ、アメリカにも、それぞれ、指導者の能力と政治形態の能力がある。

終了条件は3つ。
1つ目。経済的勝利。お金系の技術を15個集めて15コインを集める。これは、経済的に世界を支配するという感じです。
2つ目。軍事的勝利。だれかの首都を軍隊で落とす。落とすのは、1国だけでいいそうです。
3つ目。文化的勝利。ボード上にある芸術の分野のトラックを進めていって、最後まで持って行く。
4つ目。技術的勝利。技術カードという特殊能力を使えるカードがあって、それは、レベルごとに積み上げていく。5レベルの技術を収得できたら勝利。

それぞれの勝利について、どうやってら、その条件を満たすことが出来るのか、それぞれの説明。

どれもけっこう大変そうです。うーん、感じとしてはエカテリーナは、技術で行けといわれている感じかなぁ。
共産主義は、芸術が苦手みたいなので文化的勝利としいうのは、難しそう。

でも、けっこう、それぞれの勝利が自国の能力アップと絡み合っているところもあって、一点集中にすることは無理そうな感じもあります。

部隊には2種類あって……。部隊を生み出すためには……。
マップ上には、倉庫があって……。未開の村が……。

戦闘には、歩兵、槍兵、騎馬隊の3種類が3すくみの形であって、技術をアップすれば攻撃力が増えて、さらに技術をアップすれば空軍が出来て……。

自分の都市の周りには、いろいろな施設を建てることが出来て、建てるといろいろな効果を発揮して、でも、建てるためにはその建物を建てるための技術が必要で、地形もあっていなくてはいけなくて……。

文化的な建物を建てることが出来て、その建物にも特殊能力があって……。

でも、文化的な建物の特殊能力を無効化するような能力も……。

すいません。「シビライゼーション」なめてました。
ルールブック32ページは、ダテじゃありません。午後3時ぐらいからインストを始めてもらい、ゲームがスタートしたのが午後5時半でした。

インスト2時間半!!
ゲームは、どれぐらいかかるんだろう……。
まあ、いろいろやることを考えて、少なく見積もって3時間ぐらいかなぁ。

ちょっとビビりながらのスタートです。

ルールは多いのですが始めは国同士も離れているし、始めは出来ることも少ない感じで、やってみるととまどうことは、割と少ない感じです。
ときどき、細かいルールとして、ここどうなってるのというのがあるぐらいです。

自分の部隊を生産して、未知の世界に派遣していきます。

和邇乃児さんの国は、未開の村がけっこうあるので、そこを征服しながら。
でこねぇさんは、ローマが文化的な国なので、文化を上げようという目標を立てたようです。

それぞれの国は、首都とは別にもう1つ都市を造ることが出来ます。
都市の周りの土地からは、地形に応じた資源が出てきます。出来るだけ、資源のたくさん出そうなところに、それぞれ都市を置いていきます。
でも、それだけでは資源の出方が弱かったり、出ない資源もあるので、都市の周りにいろいろな施設を建てていくことになります。
まあ、その施設を建てるのにも、資源が必要だったり、技術が必要だったり、地形があっていないといけないのですが。

あっ、わたしの建てた都市の周り、水の地形ばかりだ……。
ということで、超港ばっかりの都市ができておりました。(港は、売り切れておりました)

まあ、そんなこんなで、みんな2つ目の都市を建てました。
で、わたしは、スパイするために、2人の都市の周りをブラブラ。

部隊は、2部隊がくっついて行動することが出来ます。ロシアだけは特殊能力で、最初から3部隊くっついて行動できます。他の国は、技術をあげないと2部隊でしか行動できない。
で、1部隊でフラフラしていると、敵の部隊から攻撃されかねない。
都市に、1部隊をスパイとして滑り込ませると、まだ2部隊あるので、まぁ、それなりに安全。

最初に、戦闘を仕掛けてきたのは、でこねぇさんです。こっちがスパイを滑り込ませて、2部隊に減ったタイミングを見計らって、移動、攻撃してきます。

「戦闘のルール、聞いてもさっぱりわからないから、1回攻めてみるわ」

非道い(笑)
しかも、でこねぇさん、戦闘中に常にカードを後出しできるという文化的な建物を建てています。

キミ、文化で行くのとちゃうのか。殺る気、満々やなぁ。

「移動に割り込んで、1部隊の移動を無効化するカードを使います」

わたし、たまたまそういうカードを引いていました。

「えーー。そんなん知らん」

まぁ、初めてのゲームにはありがちなこと。
これで、1部隊対2部隊に持ち込みました。

戦闘は、基本カードの数比べです。まあでも、それだけで簡単なカードゲームになりそうな感じと和邇乃児さんがおっしゃるとおりいろいろ考えることがあります。

なんとか、防衛。

このスパイ能力は、強いです。
普通は、1ラウンドに1回しか技術を習得できないのですが、これを使うことで1ラウンドに2回、技術を習得することが出来ます。
ユニットは、毎ターン生産できるレベルのもので、使い捨てにしてもそれほど高価な感じはないのです。
しかも、わたしの都市の周りって、工業とお金だけが豊富にでて、芸術はほとんどでないという。
芸術に専念というアクションがあるのですが、やったのは、ほとんどやることがないターンだけでした。

ただし、これ強いのは、他のプレーヤーが、わたしの技術と違う技術を習得している場合だけです。
和邇乃児さんは、技術収得するときに、常にわたしの技術を見て、同じ技術を習得するようにしていたので、結局、和邇乃児さんからは、1回もスパイできませんでした。
でこねぇさんからは、4回ぐらいスパイしたかな。

わたしは、他国に攻め込むつもりなんて一切なかったです。技術を平和的に教えていただければ、それだけでOK。いわば、国際友好のためだけの部隊。
まったく、戦争なんて不毛なだけですよ。
でも、3部隊で他のプレーヤーの国のまわりに部隊を待機できるというのは、でこねぇさん、和邇乃児さんにとっては、大変プレーシャーだったみたいです。

でこねぇさんは、技術で戦闘レベルをあげるものを積極的に取っていきます。
そうすると、わたしの国際友好のための部隊も襲いかかられると危険ですので、同じ技術を上げざるおえない。

「いいの?そんな不信感の死のレースを走って?」

平和を願う我が国の願いは聞き入れられず、しかたなく……、

「ロシア、空軍持ちました」

「ローマ、核技術……。あっでも、ウランがない」

ウランは、自然にはでない資源のようで、カードの中や、未開の村に眠っている可能性があるみたいです。
でも、この時点で、残っている未開の村は、1つだけ。

核武装する古代ローマ。そんなローマは、嫌だ。

でこねぇさんも、技術はロシアの後追いをしなければならないことに気がつき、技術レベルではなくそして、文化のレベルを中心に上げていきます。
都市の周りは、文化的な建物ばかりで、1ターンに2、3個文化トラックを進めていきます。
和邇乃児さんは、方向転換、コインを集めを。

前半のダッシュによるロシアの科学技術は、レベル3。しかも、きれいなピラミッド型で、最大効率で技術を集めています。

首都を落とされたらゲームオーバーですし、都市を攻められると周りの施設も全滅になって大ダメージです。
それだけは、避けたい。

とすると、攻められないためにすることは、軍拡か?軍拡なのか?

軍拡だ~。

こわいのは、文化で取れるカードのレベルがどんどん上がっていくことです。レベル1でも、けっこう強力なのに、レベル3のあのカードのなかには、どんな非道いのがあるか。
まあ1回無政府状態にされたり、しながらなんとか耐える。

「ここで、好きにさせたら負けるので、ロシアに捨て身の攻撃をかけます!」

「その移動に割り込んで、1部隊移動不能にします!!」

「えっ!」

今度は、レベル1の技術でした。
なんとか、しのいだ。

「あ、最後の村からウランが出てきた!」

それが、この世界で唯一のウランでした。

「ロシア、宇宙技術完成!!」

平和が1番。
でも、抑止力は必要……かも。

でも、でこねぇさんも文化で、あと1歩まで進んでいたし、和邇乃児さんも、コイン11個ぐらいまで集めていました。
多分、2人ともあと2、3ラウンドで終わってたかも……。

ゲーム終了まで5時間……。
晩ごはんも食べずに……。

いやもう、「コンコルディア」は出来ないから(笑)

「でもこれ、ルール説明が再度必要になる前に、もう1回しないと時間がもったいないなぁ」

今回、ちょっと戦闘ルールとか間違っていたところもあったようで、近いうちに再戦。

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アグリコラ

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アグリコラ
柵がない…

久方ぶりのアグリコラ。
去年・一昨年あたりは、湖畔のゲーム会では、定番の〆ゲームとなっておりました。

最近は、少しごぶさたになっておりましたが、これも、何回遊んでも楽しいゲームです。

去年あたりから、「小さな進歩」と「職業」のカードを10枚ランダムで配って、そこから7枚選んでゲームをスタートするということをしていたのですが、とうとう、ここ数回は、「小さな進歩」「職業」ともに、ドラフトしております。

ということで、多分、もはや説明不要なビックゲーム「アグリコラ」です。

実は、わたしは元々このゲームは、超苦手でした。
7枚ずつ配られた「小さな進歩」と「職業」を見ながら、いろいろ考えているときは楽しいんですよ。
この順番に出していけば、完璧とか思って。

でも、まあうまくいかない。が増えない、飯が食えない、畑が作れないという感じになります。

大概、後半は、

「もうオレのゲーム、終わっているのに長え」

てな感じになっていました。
まあ、これが、最初のゲーム2回ぐらい。
基本、意地悪なゲームですしねぇ。1

これ面白いのか?と思っていたときに、読んだのが、以前もここにかいた覚えがありますが、「I was game」さんの「なぜ俺のようなアメゲー厨がアグリコラを愛するのか」という記事だったのです。

まあ、大変暑苦しい記事なのですが、その中でも特に好きなのは、

「おいクソ、俺の家族が餓死するぞ!」

だったのです。
あぁ、このラインで楽しんでいけると思ったのですね。

この記事、一時期消えていましたが、最近復活してまた読めます。
今、よく読んだら「七王国の玉座」(「氷と炎の詩」)の話もあるじゃないですか。
わたしは、この人ほど、マゾっ気はないけど、まあ、好みは似ているのかも。

まあ、「アグリコラ」ってあわないなーと思っている方も、「アグリコラ」ファンの方も、「七王国」ファンの方も、ぜひ、一読してみてください。
多分、

「ひくわー」

っていう人もいるかもしれませんが。

で、それから、「なんとか家族を食わす」というのを中心に頑張ってきました。
増やすの1番。
食わすの2番。
みたいな感じ。

1人まわしを2回ぐらいやった後に、あまりにも思い通りになるので(当たり前だ!!)、これではいかんと、ねぇさんと数回練習。

その後ぐらいから、湖畔のゲーム会の〆ゲームとしての地位を獲得していきました。

ここ数年の湖畔のゲーム会は、3人固定が多かったですので(そして、それ以外の方が参加の場合は、「アグリコラ」は控えられていた)、基本、1番苦しいのではないかといわれている3グリを中心にしております。

ゲーマーの方とのお泊まりゲーム会があったときは、4人プレイをした覚えがあります。

でも、基本、4人用、5人用のカードや、追加のアクションなんかは、ほとんど知らないのです。
これ、4、5人で遊んでみたいなぁという思いもありますが、3人でも、充分に遊び甲斐のあるゲームです。

その後、プレイを重ねてわかったことは、「アグリコラ」は、基本を忘れてはいけないということです。

最近のわたしは、「アグリコラ」が始まる前は、いつも、この基本を見直して、思い出してからプレイしています。2

わたしの基本は、

  • 人確保。
  • そのために、木と葦重要。

 

  • 食べ物確保。
  • そのためのかまど重要
  • レンガ必要

 

  • 葦2こ以上は貯まってたら取っていく。
  • 木5こ以上は貯まってたら取っていく。
  • レンガ3こ以上貯まってたら取っていく。

 

  • 2ラウンド目、4ラウンド目には、葦が2つあるはず。
  • 畑仕事で食ってくためには、最低、畑2つ種麦2つ必要。多分、なんか職業がなけりゃ無理。

おそらく、あまりにも基本的すぎることかもしれませんが、これ重要。
そこに、「職業」、「小さな進歩」がうまく絡めばいいなぁという感じです。

でこねぇさんのプレイは、基本的に、「職業」、「小さな進歩」を並べるスタイルです。
だいたいゲームが終わったときに、両方のカードを合わせて10以上は出ている印象です。
特に、「職業」重視です。
前提条件に「職業3」あるようなかなり条件の重たいカードでも無理無理に狙ってきます。
職業カードって、能力を使う機会が多いほど良いので、基本早く出して、後半は割と選ばれにくくなるのかなぁと思うのですが、でこねぇさんがいるの場合は、後半もめし2の職業しか残っていない場合が多いです。

で、他の人が職業や小さな進歩を重視したプレイをしようとすると、不毛なスタプレの取り合いになって、漁夫の利を取られてしまいます。

そして、いつも、ゲーム終了時に動物が3種類ちゃんといることが多いです。

わたしは、どうしても、柵を建てるのが遅いことが多くて、最後に「改築・柵」で、無理矢理スペースを埋めることが多く、動物2種類いればいいことが多いです。
基本、すぐ食ってます。

和邇乃児さんは、バランスタイプ。でも、カードのコンボとかを見抜く力は強いです。

さて、今回ですが、職業のドラフト。

「乳母」がいる……。
これ、どう考えても強いよなぁ。増築しただけで家族が増える。そして、支払は、食料1だけ。
ということで、速攻に押さえる。

あとは、「托鉢僧」とか、「居候」とか、人気の無いカードがまわってくる。
「托鉢僧」は、「物乞い」カードを2枚まで返すことが出来る。
「居候」は、収穫をスキップする。畑から収穫できなかったり、家畜が殖えなかったりするい代わりに、食糧供給もスキップできる。
まあ、わたしは、動物増やすのがあんまり上手ではないので(基本、柵がないので、即食べることが多いです)、収穫スキップってそんなにいたくないかも。
みんな、ちゃんとまわそうと思うので、この手のマイナスあってもいいよカードは人気がないかも。
多分、どっちかのカードは、自分から流してまた帰ってきたカードだと思います。
うーん、人数がそれなりに増えていくとすると、食糧供給がうまくいかないこともあるかもしれないので、もらっておこう。

増築が大事になってくるので、葦をとったら追加食料をもらえる「柄付き網」もいい感じ。

このカードをみながら、プランニングしているときが、超楽しいです。
そして、始まったら、苦しいという(笑)

今回は、でも、「増築」という目標が定まっていたので、2ラウンド目にたまってる「葦」を取るために、早いうちにスタートプレーヤーを押さえておこう。

「小さい進歩」は、資源がなくても出せる「馬」。はじめっから、家畜を飼うつもりナッシングですな。

と思っていたら、

「葦もらいます」

と、1つしかない葦を取られました。

「りんさん、葦で起動するカードがなんかあったはず」

えぇ。ビックリしました。その通りなんですけどね。

葦がなくなったので、職業の「乳母」を。

「そのカード、強いカードや!!」

てな感じで、順調に家を建てて家族を増やしていきます。家族を増やすも、けっこう後に出て、いい感じ。

でこねぇさんが、「畑番」。

「それも、強いやつや~」

今回、和邇乃児さんは、ドラフトの最初のカードが地味だったようです。
最初に押さえていたカードが、「自由農夫」。これも、マイナスなくす系のカードですね。
マイナスはなくなるけど、プラスになるわけではないので、確かに地味で難しそうです。

わたしは、増築、改築に葦が必要。葦を取りに行けば、食料も手に入るということで、2つ葦があれが、すぐに取りに行く体制。
その割を喰って、でこねぇさんが、ほとんど葦があれず、増築できず、かなーり長いこと2人暮らしで辛そうでした。
それでも、最終ターンには、しっかり5人揃えてきたから、すごいよなぁ。

今回、圧勝ちゃうん。
と思っていたのですが、バランスの悪さは否めず。
りん40点。和邇乃児さん38点。でこねぇさん37点。
けっこう、僅差やん。

うーん。まあ、この農場見ても、バランスの悪さはわかりますよねぇ。
今回、柵なしです。

ウヴェ・ローゼンベルク,Uwe Rosenberg
ホビージャパン
発売日 : 2009-01-31
  1. わざと意地悪な動きをしなくても、おいしい動きはみんな狙っているので自然と思惑がバッティングするという。 []
  2. スマホから、Evernoteのメモを呼び出して。 []

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エミネントドメイン

という、わたしの暑苦しい思いを受けて、

「まあ、そんなに嫌いなこともないから、やってもいいよ」

と和邇乃児さん。
でこねぇさんも、りんに付き合って、けっこうな回数このゲームをやっております。

久しぶりなので、ワクワクしながら、ボードを広げて……、初期デッキを配って、初期惑星を配って。

さて。

「これ、どうやって、遊ぶんだっけ?」

さっぱり、覚えていないという。
きのう説明は、今回遊んで、見直してから書いたものです。

で、その時には、どんなゲームだったかは、まったく覚えていなかったという。

なんか、ルールも、ゲームのコツも、若干、頭に入ってこないゲームなのです。

そして、システムは他のゲームと似ているのに、どこかこのゲーム用にアレンジされた部分があって(しかも、そのアレンジがちゃんとゲームとして大事)で、細かい確認が多い。

うーん、そのあたり、やっぱりどこか、いけてないゲームではあるのです。

で、ゲームスタート。
あれ、「政治」って、なんのために入ったんだっけ?

あれ?高レベルの研究にいくためには、先に惑星をゲットしておかないといけないが、先に惑星をゲットするためにカード「入植」カードをダクダクにしたら、「研究」なんてそろわないぞ。

あー、「入植」のカード、増やしたくないから、便乗だけで入れていこうと思っていたら、デッキの中に「入植」のカードがもう1枚もないぞ。

などなど、阿鼻叫喚でした。

えーと、一時期は、かなりこのゲームを極めたと思っていたのですが、すっかり忘れております。
自転車に乗るように、1回身につけたコツを忘れないゲームもあるのですが、「エミネントドメイン」はコツが独特なせいか、身につかないタイプのゲームの様です。

それでも、やっているうちに少しずつ思い出す。そして、思い出した頃には、けっこう手後れな感じが(笑)

「よーし、これは、人とかぶらない出荷作戦で得点タイルを枯らして、早く終わらないとじり貧だ」

と、軍事路線から同じ色のものを出荷すれば高得点になるテクノロジーカードを使って、出荷大作戦。
しかし。

「えー、なんで、キミは、カードがないのに、便乗している??」

「だって、アイコンのついた惑星がそろっているもん!!」

惑星開発路線にいったでこねぇさんは、どんな任務にも絡んでくる。
わたしは、「探査」を重視しなかったので、惑星の系統もイマイチあわずに、アイコンもない。
まあ、その分、惑星の点数そのものは高かったりするのですが。

「うわ。そうやった!!」

その言葉、何回、言ったことか。

うーん。
1回では、充分なプレイ感が得られない。それが、このゲームの欠点かもしれません。
まあ、わたしたちの記憶力とか、実力が、まったくないというのもあるのですが、確かに、わかりにくい部分のあるゲームです。

わたしは、しつらこいので、もう1回遊びたくなるのですが、まあ、これで充分だと思う人がいたら、無理強いはしてはいけないと思います。

結果は、和邇乃児さん、でこねぇさんが20点代を取っている中、ぶっちぎりの17点で最下位。

トップは、27点で和邇乃児さん。

えー、これ、わたしとでこねぇさん、一時期には、散々、やったはずなのに……。

まあ、わたしたちの記憶力とか、実力が、まったくないというのもあるのですが、確かに、わかりにくい部分のあるゲームです。

うーん。
日本語版で、期待して購入したゲーム(期待せずにゲームを購入することはないですから)というのは、楽しくないと悲しいので、もしかすると、ちょっと評価が甘くなっているというか、良いところをさがそうとしているかもしれません。

まあ、それぞれに、ゲームとしてよいところはあるので、良いところさがしをして楽しんでいけるといいですね。

この結論で、いいのか?本当に?

でも、このゲームの日本での評価は、低すぎだと思っています。

その後、でこねぇさんと2人で、

「忘れないうちに」

と遊んだゲームでもあります。

……。
でも、多分、今度遊ぶときは、また忘れてます。

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3月1日は、湖畔のゲーム会でした。
調べてみれば、7年ぶりぐらいらしいです。レポート書くのが。

ゲーム自体は、けっこう変わらずに遊んでいるのですが、なかなか、レポートに行き着けないことも多いです。

今回も、書きながら、どうも力の配分がうまくいっておりません。まぁ、それはもともとという説もありますが……。

ということで、ダラダラといきますね。

大聖堂 果てしなき世界

大聖堂 果てしなき世界
大聖堂 果てしなき世界

1作目は、ケン・フォレットの小説「大聖堂 果てしなき世界」のボードゲーム。
ゲームのデザイナーは、ミヒャエル・リーネックとシュテファン・シュタドラー。

実は、ケン・フォレットの「大聖堂」という小説は、もう1種類あって、「果てしなき世界」は、その200年後の世界を描く第2弾にあたります。
そして、前作もボードゲーム化されていて、これもデザイナーは、リーネックとシュタドラーです。
多分、この前作の無印の「大聖堂」の方が、初期のワーカープレイスメントのボードゲームとして有名です。
2007年のドイツゲーム賞の受賞作であり、同じく2007年の日本ボードゲーム大賞のフリーク部門で大賞に選ばれています。

「果てしなき世界」の方は、2010年のドイツ年間ゲーム大賞の特別賞をとっているゲームです。
こちらは、ワーカープレイスメントではないゲームシステムです。

実は、前作の大聖堂がボードゲームになったとき、小説も話題になっていて小説を読んで、おもしろかったので、続編の小説も読みました。

まぁ、こういうゲームは、もちろん原作をしらなくてもゲームとして楽しめなければダメだと思いますが、原作をしっている方が、より楽しめます。
といいながら、ゲームを知ってから本を読み出すので、たいがい、ゲームをするときは、原作をしらないことが多いですけどね。
そして、原作を読んだときには、ゲームの方は時期をいっしているという……。

「七王国」とか……、今やったら、絶対におもしろいと思います。白紙さんに借りたままです。すいません。

今回は、和邇之子さんが、この「果てしなき世界」をやったことないのでやってみたいということで、用意することに。

多分、わたしとねぇさんは、おてばんで1回遊んでいるはずです。
で、割とおもしろかった~ということで、このゲームを購入したのだと思うのですが、箱を開けてみると、コマ抜きもされていませんでした……。
所謂、積みゲーというやつですな。

さて、コマを抜いて、ルールを読んで。

……。イベントがカードになっていて、そこに、起こるイベントがテキストで書いてあります。
テキストは、ルールのテキストとフレーバーテキストにわかれています。

小説の中でフレーバーテキストに書かれているようなことが起こって、そのために、イベントのルールが適応されるよということで、基本的に、ルールのテキストさえあれば、ゲームに困りません。
でもこれ、小説を知っている人間は、フレーバーテキストがあれば、さらに楽しめる構成なのです。

で、わたしが購入したゲームは、ルールのテキストの方はシールになっていてカードに貼るようになっています。で、フレーバーテキストの方は、イベントカードの一覧になっていて、そっちにだけルールのテキストと一緒に書いてあります。

最近、りんは、和訳シールづくりが楽しい時期です。
何年かゲームを続けていると、周期的にそういうことがやりたくなる時期が来るようです。ヒサゴのラベルのタックシートと出会ってから、それがそれほど苦にならなくなっています。

ということで、フレーバーテキストのシールも作って、ルールのテキストと一緒にカードに貼ろうと思ったわけです。

で、フレーバーテキストを読んでみたのですが、なんか、違和感が……。

どうも、フレーバーテキストの方は、ゲームと関係ないので、超適当に訳しているところもあるみたいです。固有名詞が訳されていなかったり、お話として違和感があったり。

で、「大聖堂 果てしなき世界」の文庫本全3巻を持ってきて、グーグル翻訳様の力を借りて、変だと感じたのを修正したフレーバーテキストも作ってみました。
これ、結構時間がかかったので、苦労した分だけこの後、数回は遊びたいですねぇ(笑)

ゲームは、4つの時代に別れていて、各時代約11枚ずつのイベントカードがあります。
で、1ゲームでは、このうち各時代6枚ずつのカードをランダムで使います。各時代、だいたい半分のイベントが起こるわけです。

手番に1回イベントカードがめくられて、6枚✕4時代で、24イベントでゲーム終了です。
各時代の終わりには、国王への税金、教会への信仰心、食料支払わなければなりません。
で、これらの支払が出来るように、また、建物を建設したり、医学の知識をつけて病気の人を直したりするために、いろいろな資材を使って行動していきます。

イベントカードは、4隅に資材などアイテムがかかれていて、イベントが読み上げられた後、手番のプレーヤーが、そのカードを好きな向きに置くことで、全プレーヤーがそれぞれ自分の方に向いているアイテムがもらえます。
だから、基本、自分の欲しいものが描いてある隅を自分の方に向けて置きます。でも、それによって相手のプレーヤーにもアイテムがいってしまいますので、あまりにも相手に利するような置き方はためらわれます。
しかも、イベントカードによって、それぞれもらえるものが違います。絶対に自分が欲しいと思っているもの引いたイベントカードのなかにがあるとは限らないのです。

さらに、このイベントカードの置き方によって、利益マーカーというのが動きまして、これは、自分だけのボーナス行動になります。
この利益マーカーがうまく動かないと、損をすることになってしまいます。

だから、このイベントカードを置くというだけで、自分の資材、相手の資材、自分のボーナス行動という3つのことが1回に決まってしまうというシビれるつくりです。

このイベントカードを置く、収入、利益マーカーが動く、手番プレーヤーのボーナスの後に、手番プレーヤーから順番にアクションカードをプレイしてそれぞれのアクションをします。

アクションカードは12種類あります。各イベントごとに1枚ずつ使います。1度使用したカードは、時代が変わるまで使用することが出来ません。だから、1時代に使用できるカードは6枚まです。
このアクションカード、1枚使用すると同時に未使用のカードを1枚捨てなければなりません。つまり、もう、使用しないであろうアクションカードを考えて、計画的にアクションカードを使っていかないといけないのです。

でも、入ってくる資材が、人がどうイベントカードを置くのかということに強く依存していますので、計画が途中で崩れてしまうのです。

今、「羊毛」なんて持ってないからと「羊毛・織物の売却」というカードを捨てたら、なんか、どんどん「羊毛」がたまってきて、しかもイベントで、「羊毛」の値段が高くなった~てなことが起こって、悲しい思いをしたりします(というか、悲しい思いをしました)。

アクションカードには、「特権」という、1回前に自分がプレイしたカードと同じ効果を発揮するというカードがあります。
アクションは、基本それぞれ1時代に1種類ずつしかできません。ですから、効果的にこれを使って、同じ行動を2回するというのは、多分、超重要です。
で、超計画して、次「特権」のアクションをするぞと思っていたら、イベントカードで「特権」が使えなくなったり……。

このイベントがまた、計算したように嫌なときに出てくるようになっている……気がするという。

巷では、マゾゲーと呼ばれている様です。

まぁ、原作の小説自体も、「これでもかこれでもか」と苦労が怒濤のように押し寄せてくる話なので、雰囲気、良く出ています。

「果てしなき世界」というのは、建築とペスト治療が大事な物語なので、ゲームもその路線で行こうと思って計画しました。
点数も、その2つの点数が大きいように思います。

「建築資材」と「医療」を集めていきます。
割と今回は、わたしのところに「建築資材」が集まり、序盤はいい感じです。

和邇之子さんも、ペスト治療を中心に勧めようと考えていたようでかぶりました。

「家は2つないとねぇ~」

と、和邇之子さんは、1時代目で、「家の建設」と「特権」を使って家を2軒建ててしまいます。

「あぁ、それずるい…」

わたしは、自分の家を建築するのが遅れてしまいました。家はアイテムを供給してくれるので序盤に建てると計画が立ちやすそうでした。
家からアイテムを得ることができる「家の収益」というアクションは、2つの家から収益を得ることが出来るので家が2軒建っていないと効率が悪いのです。だから、出来るだけ2つ家をたててから収入を……と思って2つ家を建てたら、建った家がすぐにイベントで潰されるという……。

ねぇさんは、独自路線。「忠誠」がけっこう集まっています。
思っていたのは、利益マスのボーナスで、「国王」、「女王」というのがあって、これは、「忠誠」をもっているとその数だけ直接得点になるので、これをため込んで、一気に逆転を目指す作戦だったようです。特に、「国王」は、「忠誠」持っているだけ点数になるので、これを踏めれば凄いことになりそうです。

ペストの流行が始まるのが、3時代目からです。それまで貯めておいた「医療」で、バリバリ治療していくぞと思っていたのですが、「医療」で上をいかれていた和邇之子さんの後手に常にまわってしまいました。

時代4。
ねぇさんの怒濤の追撃が始まる予定でしたが、最初にめくられたイベントカードが、その時代ずっと「国王」、「女王」の利益マスが使えなくなるというものでした……。
極端な計画が裏目に出たようでした。

ということで、和邇之子さん1位、りん2位、ねぇさん3位でした。

イベントに備えて、まんべりなくというのが大事かなぁ。
まぁ、今回はペストの治療というのがけっこう大事だったのですが、時代4では、いきなり発生していないペストが全部取り除かれてしまうイベントなんかもあり、けっこう、

「うぎゃーへー」

という悲鳴が、聞こえそうなゲームではあります。

地味に地味に、コツコツとがんばってきたことが、一気に崩れて、耐えるのを楽しむ。
そんな感じかな。

多分、この時代には、こんなカードがあるはずだから、出てくるかどうか分からないけれど、対処しておこう的にことを考えられるようになってから、このゲームの真価がはっされるのではないかと思います。

あと、だれも建築をがんばらなくても、時代が進むとともに自動で少しずつ建物が完成していくのは、前作の「大聖堂」と同じです(笑)
多分、3人で遊んだ場合、イベントがないと「塔」は建たないのではないかと思います。
人数4人ならどうなるとか、いろいろためしてみたいです。

あと、苦労して訳してみたフレーバーテキストを載せておきます。
まあしかし、この訳が正かどうかというと、ドイツ語が一切出来ないので怪しいですが

順番は、時代順、フレーバーテキストのアルファベット順です。
そのままというのは、翻訳そのままです。これは、今、公開されているメビウス訳です。

時代1

  1. そのまま
  2. 天才マーティンは、新たな巻き上げ装置を開発しました。
    まぁ、クレーンというよりは、こっちの方が雰囲気がでるかなということで。
  3. 商人ボナヴェントゥーラ・カロリがキングスブリッジにやってきました。
    商人の名前を翻訳本から取ってきました。
    あと、多分、キングスブリッジ「から」ではなくて、キングスブリッジ「に」だと思います。
  4. そのまま
  5. 追放者→無法者
    英語ではアウトローみたいです。小説では「無法者」にそのルビがふられていました。ということで、小説の翻訳に合わせてみました。
  6. ローランド伯爵は、マーティンの無節操な弟ラルフをウィグリーの領主にしました。
    ラルフは、この小説の中では悪役です。多分、慎重ではなくて無節操とか、粗暴とか、乱暴な感じ。
  7. ローランド伯爵は、シャーリングへと続く道に通行税を課します。
    固有名詞を翻訳本から取ってきました。
  8. マティ・ワイズはカリスに薬草を原料にした薬の使い方を教えます。
    固有名詞を翻訳本に合わせてみました。
  9. マーティンの建築家としての最初の仕事。ファーザー・ジョフロイが聖マルコ教会の屋根を直すように命じました。
    「ジョフロイの父」……は、小説には出て来ていなかったと思います。固有名詞を翻訳本から取ってきました。
  10. ゴドウィンは、アントニーの死によってキングスブリッジ修道院長になるという野心と陰謀を抱きました。
    「狡猾で有名」という元の方があっているかもしれません。でも、キングスブリッジからやってきた訳ではないです。
  11. そのまま

時代2

  1. 法律家グレゴリー・ロングフェローは、国王の寵愛を受けています。
    法律顧問を翻訳本に合わせ法律家に。
  2. そのまま
  3. 貪欲なゴドウィン修道院長は私的な縮絨機を禁止します。そのため、マーティンは街の外に縮絨工場を作りました。
    ゴドウィンは、修道院の悪役です。今まで自由にできた羊毛の加工を教会の古い縮絨装置以外では出来ないことにして、儲けようとしたのです。
    そうすると、羊毛の加工がはかどらないので、マーティンが街の外に最新式の縮絨工場を作ったのです。
    ちなみに、縮絨というのは、羊毛をたたいて柔らかくすることみたいです。羊毛をフェルト化にしているので、フェルト工場というのは、正しいようですが、小説に言葉を合わせてみました。
    マーティンは、水車小屋を使って自動で縮絨できるような機械を作りました。
  4. そのまま
  5. カリスは全身全霊を患者たちの治療と介護に捧げます。
    「一生をささげる」だと、死ぬまで戦っていたみたいですが、最終的にペストに打ち勝ちますので、こんな表現にしてみました。
  6. 追放者→無法者
  7. そのまま
  8. ゴドウィンの助けを得て、エルフリックはギルドの長老参事になりました。
    エルフリックは、建築家の悪役。主人公のマーティンの親方で、古い考え方で苦しめたり、いじめたりします。
    こいつが、ゴドゥインと組んでギルドの長老参事になったため、マーティンは仕事を干されることになります。
    政治家にはなっていなかったと思います。
  9. 魔女の疑いをかけられ、カリスに選択肢はありませんでした。彼女はキングスブリッジの女子修道院の修道女になりました。
    もうすぐ結婚みたいなところで、修道女にならなくてはいけなくなり、それが彼女の運命を大きく動かしていくというダイナミックなイベントです。
    元の訳と同じ事ですが、わかりやすいかと思って表現を変えてみました。
  10. ゴドウィン修道院長は、自分の館を完成させるという夢のために、修道女たちのお金を盗みます。
    修道院と女子修道院が、共同管理しているお金だったかな。ということで、元の訳が正しいかもしれません。
    「夢」なんていうきれいな言葉でいいのかとい疑問はありますが、まあ、そんな感じです。
  11. そのまま

時代3

  1. そのまま
  2. そのまま
  3. グウェンダとウルフリックは厳しい農業の仕事に従事します。
    多分、固いというのは、英語でいう「ハード」のことではないかと。
    この2人は、苦労しながらも、コツコツと生きていきます。
  4. ペストをきっかけに、キングスブリッジには悪徳と混乱が蔓延します。
    次のカードと同じようなことがかかれているこれが変だと思ったので、このカードをきっかけに訳を確かめはじめました。
  5. そのまま
  6. そのまま
  7. そのまま
  8. マザー・セシリアの死後、カリス女子修道院長とマーティンによって新たな施療所が建築されます。
    施療所と病院は、まぁ同じ意味ですが、小説に訳をあわせました。
    「セシリアの母」は、「ジョフロイの父」同様、物語には出てこなかったと思います。
  9. 自分たちがペストから逃れることのみを考えて、ゴドウィンと僧侶たちは森の聖ヨハネ修道院へ向かいました。
    なんか、すごい訳しにくい文章だったので、あっているかどうかわかりません。まぁ、自分たちだけ逃げたんです。
  10. 騎士ラルフはシャーリング伯の称号を授けられました。
    ラルフの絶頂期の出来事だと思います(笑)
  11. そのまま

時代4

  1. カリスは町の門の閉鎖に成功しました。ついに、ペストに打ち勝ちました。
    「町の門」という表現が若干ひっかかりますが、なんせ、ペストが入ってこないように町を閉鎖したみたいなイメージです。
  2. そのまま
  3. そのまま
  4. キングスブリッジは自由都市としての権利を獲得しました。
    自由都市になるというのは、教会から独立するということのようです。
  5. そのまま
  6. そのまま
  7. マーティンが生きていることこそが証拠です。誰も2回はペストにかからない。
    1回ペストにかかったマーティンが、2回かからないということを確かめるわけです。「生命のあかし」は「生き証人」とかそういう感じの意味のようです。
  8. 伝染病を前にしてできることは懺悔だけだというのが聖職者の見解です。
    それ以外の治療をいっさいするなという過激な思想です。
  9. そのまま
  10. そのまま
  11. 上級聖職者に取り入るためには、フェルモンは聖母礼拝堂を建てることを望んでいます。
    フェルモンは、ゴドウィンの腰巾着のスネ夫。ジャイアンがいなくなったので、修道院長になろうとします。
    マーティンの教会って、なんだよ??

という感じで、シールを作って、カードに貼つて遊びました。

ミヒャエル・リーネック,Michael Rieneck
シュテファン・シュタドラー,Stefan Stadler
メビウスゲームズ
発売日 :

小説を読めば、面白さはアップします。

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池上彰の学べるニュース6 日本の政治 領土問題編

喫緊の問題というやつですね。
まあ、池上さんがいつも正しいわけでもない。というか、簡単に単純化して伝えようとすると、やっぱり抜け落ちていく問題はあるわけで、難しいものです。