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指輪物語4 二つの塔 下

えーと、だいぶん前に読み終えていたのですが、本が行方不明になっておりました(爆)

以前、学生時代に「指輪物語」を読んだときは、このゴクリの話のあたりが、1番つらかったのを覚えています。
映画で見ると、戦争ばっかりの第2部より、このエピソードがはいる第3部の方が、おもしろく感じました。
二重人格的なゴクリの性格を映画を見るまで理解できていなかったからだと思います。
なんか、独り言をいうシーンとか見ても、ワザとサムに聞かせているのかなぁと思っていたわけですね。

きっと「王の帰還」を読み始めるのは、今年の8月あたりからではないかと思います。

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奈津の蔵4

なぜか、最終巻を読むのだけが、こんなに遅れてしまいました。

戦争で人手が足りなくなったことにより、女性が蔵に入ることも許されるようになっていく。

なんか、皮肉を感じる展開です。

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竜の騎士

「どろぼうの神さま」に続くフンケの2作目です。1

実は、本屋さんで目に入ったのは、「どろぼうの神さま」よりも、この「竜の騎士」の本の方が先なのです。
深く青い夜空の中を飛んでいるドラゴン。そして、ドラゴンの上にのる少年とネコ2
このフンケ自身が描いたカバーイラストにドキドキしてしまったのです。

けっこう同じ様な名前の物語ってけっこうあって、まあ、「竜」とかいう言葉に弱いのですが(笑)、これは、カバーイラストが最高に良かったです。

で、「どろぼうの神さま」を読んで予想以上のおもしろさということで、こちらの方にも進みました。

「竜の騎士」という題名です。
わたしのイメージでは、「ドラゴンランス」の子ども向けみたいな話なのかなぁというイメージです。3
異世界の戦争の中を、竜や、小人、伝説の動物と、異世界の人間たちが活躍するような話ですね。

1章を読んでビックリ。
なんとこれ、今のこの世界を舞台にしたファンタジーだったのです。
竜たちは、静かにかくれ里に暮らしています。でも、そこにも、人間たちの開発の波が押し寄せてきます。
竜たちのなかでも、年若いルングは、相棒のコボルとシュウェーフェルフェルと一緒に、世界中のどこかにあるという竜たちの楽園「空の果て」を探しす冒険の旅に出ます。

もう、1章読み始めた瞬間から、ずっーーと、ドキドキしっぱなしでした。

特に、わたしが気に入ったのは、ネズミの飛行機乗りにして、大冒険かのローラです。

「やっほーーーっ!」

と叫びながら、愛用の飛行機で悪竜ネッセルブランドの角のまわりをぐるぐると飛びまわるところは、子どもにもどったように大興奮しました4

キャラクター1人、1人が、ものすごく生き生きとしています。
おもしろさの質がちがうので、単純にどちらがおもしろいとはいえないのですが、「どろぼうの神さま」よりも、「竜の騎士」の方が、より小さい子に受け入れられやすいような生き生きとした話だと思います。

フンケ、超オススメです。
「魔法の声」も、読むのがすごい楽しみです。

コルネーリア・フンケ,Cornelia Funke
細井 直子
WAVE出版
発売日:2003-08
 

  1. 日本で出版された2作目ということで、ドイツでは「どろぼうの神さま」よりこちらが先に出版されたそうです []
  2. 実はコボルとであることが呼んで判明 []
  3. 「ドラゴンランス」も、子ども向けだろうという話もありますが…… []
  4. 「いつも、子どもみたい」とか言わないこと []

江川達也,読書ビッグコミックス,小学館,戦争,日露戦争物語,江川 達也

日露戦争物語12

戦争が始まって、喜々としている軍人たち。
当たり前といえば、当たり前か。
彼らは、それが好きだからこそ、軍人なのだから。

東雅夫,読書クトゥルー,クトゥルー神話事典,学研M文庫,学習研究社,戦争,東 雅夫,神話

クトゥルー神話事典 新訂

どっちかというと、「夢の国」シリーズの方が好きかも。

「神話」の方は、怪獣大戦争なイメージです。