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乗車券

「乗車券」は、数ある鉄道ゲームのうちで、りんが積極的にやりたいと思う数少ないゲームです(笑)

鉄道ゲームは、基本的に重くて難しいて思っているんですね。
で、「トランスアメリカ」みたいに軽いのもあるんですが、あれは、どんな作戦を考えたらいいのかが、さっぱりわからないという。だから、あんまり面白味を感じないんですね。
なんて、ワガママな男なんだ…(笑)

でも、この「乗車券」は、「トランスアメリカ」ほど軽くないけど、他の鉄道ゲームほど難しくないという、とっても、微妙なわたしの好みにマッチしています(笑)
2004年のドイツゲーム大賞を取ったのも、なかなか頷けます。

わたしは、今回で2回目なのですが、たしか1回遊んだ時点で好きになっちゃって、購入に踏み切りました。
で、前回、今回と「おてばん」に持っていってたのですが、前回は、なんかまだなかの袋が開いてなかったようで、遊んでもらえませんでした(笑)
↑ やっぱり、人の新品ゲームをバリバリと開けて遊ぶのは、けっこう勇気がいる…。
で、今回は、ちゃんと袋を開けて、コマを小袋に開けて、みんなが遊びやすくして、持っていきました。

念願の2回目プレーです。

「目的地」のカードを引いて、アメリカ大陸にどんどん線路をひいていって、その目的地同士を連結させるというのは、けっこう「トランスアメリカ」と似ているところです。
あれ?「乗車券」なので、設定的には、線路をひいてる感じではなくて、駅から駅へ旅行をしている感じなのかな。
よくコマをみると、線路ではなくて、電車の形をしています(笑)
まあ、わかりやすいので、線路ってかいておきますね。

線路は、駅から駅まで、一気にひかなければなりません。なかには、1つコマがあればひける短い線路もありますが、駅から駅までの間が遠くて、6つなんていう長い線路もあります。
そして、線路をひくと、得点を得ることができます。
この得点、長い線路を一気にひいた方が高得点です。

さて、線路をひくためには、そのボードにかかれている線路と同じ色の「列車カード」が必要になります。
例えば、「赤い列車カード」を1枚持っていれば、ボード上の赤い線路の上に、自分のコマを1つおけるわけですね。

手番にすることは、この「列車カード」を集めるか、線路をひく、あと、新しい「目的地カード」(これが、「乗車券」と呼ばれています)を引くという3つだけというシンプルさです。

ゲームスタート時に、「目的地カード」(「乗車券」)を引きます。このカードは、2つの駅が示してあります。
ゲーム終了時に、この2つの駅を結ぶことができたら、そのカードにかいてあるだけのボーナス得点を得ることができます。
当然、駅が離れていれば離れているほどこのボーナスは大きくなります。でも、離れた駅は、終了までにつながらないかも知れません。
もしつながらなければ、ペナルティとなって、マイナス点になってしまいます。

あと、カタンの道のように、「最長接続線路ボーナス」というのがあります。

この前遊んだときは、カードをあんまりためこまずに、小さい線路をこまめにひいていくプレーをしました。

でも、これは、長い線路を引いたときほど効率的に点数が入ることになってますので、けっこう効率が悪かったです。
しかも、点数だけは、序盤にチョコマカと動くので、集中攻撃を受けやすい(笑)
そして、邪魔されて目的地がつながらないという、なかなかダメダメな作戦でした。

ということで、今回は、積極的に長い線路を引いていきながら、目的地の連結を狙います。

カードを集めるのには、2通りあります。
山札から、5枚のカードがオープンしています。その5枚のなかから、2枚を選ぶ方法。これは、確実に自分の好きなカードを手に入れることができます。
ただし、このカードの手の入れ方は、欠点が2つあります。
1つは、周りのプレーヤーから、何色の「列車カード」を集めているのかが丸見えになっているということ。
もう1つは、どのいろの線路でもひける「オールマイティの列車カード」というのがあるのですが、このカードを取ってしまうと、1枚しかカードが手に入りません。

そこで、裏向けになっている山から直接カードを取るという選択肢もあります。
この場合は、なんのカードが手にはいるかは、バクチになってしまいます。でも、1枚目のカードが「オールマイティの列車カード」でも、素知らぬふりをしてもう1枚山から取ることができます。

まあ、序盤は、割と山から引く作戦で……。

なんだ、こりゃ。全然、いらないのばっかりやー(笑)

まあ、ボードにかかれている線路のなかには、どの色ででもOKという線路もありますので、そのうち役に立つんだろうけど……。
でも、線路は必ず同じ色のカードを出さないといけないので、バラバラの色があると、けっこう困ります(笑)

最初の方は、カードの集め合いですね。そして、やっぱりしびれを切らして引き出したのは、わたしでした。
このあたりは、本当に、先を見据えて、待つ方がいいのかなぁ。
でも、そうすると、いいところが取られちゃいそうに思えるんですね。

けっこう、いい出だして、「最長接続線路ボーナス」も狙っていたのですが、途中で、ためこんでた人が、一気に出し始めると、すぐに点数も逆転(笑)
最後の最後に、「最長接続線路ボーナス」も取られてしまいました。

バクチだと思って引いた「目的地カード」は、自分のが全然今まで引いてきたのとは、違うところで……。
マイナスでした。

けっこう、極端な差が出で、思いっきり負けてしまったのですが、

「次は、こうやろう!」

と次にするときの作戦が思いつくこのゲームは、よいゲームです。
ドイツボードゲーム大賞は、伊達でない。

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アベ・カエサル

お次は、なかなか手に入らない名作ゲーム「アベ・カエサル」を教えてもらいました。

あれ?「乗車券」の方が先だったかな?まあ、いいや(笑)

「アベ・カエサル」は、ローマ帝国時代の戦車レースを題材にしたゲームです。
この時代の戦車っていうのは、あれですね。なんか、イスみたいなのの左右にタイヤをつけただけみたいな。アレを馬にひかせて爆走するという。
き、危険だ(笑)

これまでも、何回か、遊ばれているところは見たことがあるのですが、これまた、

「難しそうなゲームだぞ…」

ということで、敬遠しておりました。
でも、小学生ぐらいの子どもが遊んでいたのを以前『ゆうもあ』で見て、

「なんだ、案外、簡単なのか?」

と思っておりました。今回、プレーする機会を得ました。
割と簡単でした(笑)

でもなんか、レースゲームという感じではないなぁ(笑)

えーと、レースゲーム、よく考えるとそれほど遊んだわけではないですね。「フォーメルファン」とか、「スライムレース」ってのも、この前ちょっただけあそんだな(笑)。
あと、「ミシシッピクイーン」も、ちょっとかわっているけどレースゲームか。

レースゲームには、自分の分身が走るゲームと、走っているものを応援するゲームがあるようです。

「フォーメルファン」など自動車のレースゲームなんや、「ミシシッピクイーン」は前者です。
競馬のゲームとかは、後者の場合が多い気がします。「スライムレース」なんかも、後者ですね。

「アベ・カエサル」は、前者のストレートなタイプのレースゲームです。
だから、自分の分身であるコマを選んで、ひたすらそのコマがレースに勝つように動かしていくことになります。

コマの動かし方も、簡単。
手札に数字の書かれたカードを3枚だけキープしておいて、そのうちから、出せるカード1枚を出して、その数だけ進む。それだけです。

もし、1枚も出せるカードがなかったら、左隣の人に、自分のカードを見せて、本当に出せないことを確認してもらって、カードを出さずに手番終了になります。

自分の手番でするのは、3枚のカードから1枚選んで出す。コマを進める。自分の山からカードを捕球する。こんだけ。簡単です。

カードは、ランダムに配られるのではなくて、プレーヤーごとにきっちり、枚数、種類が決まっています。
このあたりは、計算し尽くして作られたゲームという感じですね。
プレーヤーによって、出てくる順番はランダムになるのですが、まあ、最終的には、有利不利というのは、ないはずなんです。

このゲーム、説明を聞いていると、ただ単に団子になって戦車が走っていくようなゲームに思えませんか?
そんなに、差が出るとも思えないし……。

しかし、このゲーム、差がけっこうつきます。それはなぜか?
道幅が、異様に狭いんです(笑)

ただ単純に、道幅が狭いだけなら、後からスタートしたプレーヤーが、けっこう損。
いや、たしかに、その傾向は、このゲームあるみたいで、1回目遊んだときは、プレー順そのままの順位でゴールになりました。
だから、何回か、プレイ順を変えて遊ぶことになっているみたいです。
今回は、2回遊びました。

えーと、道幅が狭いだけだと、カードが出せなくて、前に進めないだけなのですが、なんとこのゲーム、意地悪なことに迂回路というのが設定されています。
だから、ちょっと、遠回りだけど前に進めちゃったりするんですね。
そして、進めるときは、必ずカードを出して進めないといけない。

迂回路は、遠回りです。つまり、そこに行くと順位が落ちてしまう可能性が大。しかも、カードは、計算され尽くされたカツカツ状態ですから、なんども、遠回りをさせられると、なんとゴールまで届かなくなります。

そう、これは、自分が速く走ることを楽しむゲームではないのてす。
いかに自分の後ろを走る戦車を上手に邪魔をするかというゲームです。

それから、もう1つしばりがありまして、このゲーム、皇帝陛下(カエサル)の御前試合です。
3周で、レースが終わるのですが、この3周走るうちに、必ずカエサルに、

「アベ・カエサル!!」

とご挨拶をしなければなりません。
しかも、ご挨拶をするには、専用のご挨拶ロードに入っていかないといけないのです。ちょっと、カーレースのピットみたいな感じの道です。

なんと、レースにいくら勝っても、このご挨拶ができないと、不敬罪という罪で「死刑」
(だったっけ?)になっちゃいます。
つまり、ゴールできないよりも、挨拶しない方が、悪い(笑)

このご挨拶ロードが、また、イジワルというか、邪魔をしてくれといわんばかりのところに道があるんですねぇ。

つまり、このゲーム、自分がいかに速く走るかということが重要ではなくて、いかに人の邪魔をして走るかというのが、重要なのです。

イヤーー(笑)

しかも、動かせるカードが、決まっているので、もう、ほとんど最良の邪魔ポイントも決まって来るという……親切さ(笑)

たしかに、子どもにも出来るおてがるさ。
でも、これは、けっこう、遺恨を残しそうなゲームでもあります。

うーむ。小学生にも出来そうだけど、あえてすすめはしないかな。

大人になってから楽しむゲームだ(笑)
そうでも、ないか?

えーと、途中で、不敬罪か決定してしまったプレーヤーは、あとはもう、他のプレーヤーの邪魔することに命をかけるしかないという……。
でも、カードは3枚。しかも、いくら邪魔しても、不敬罪よりわるい順位はないという……。

このあたりが、けっこう辛い。
大人だと、笑えるんですけどね。

ヴォルフガング リーデッサー,Wolfgang Riedesser
Asmodee
発売日 : 2006-08

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10月の「おてばん」に参加。

えーと、もうすでに、11月は参加できないことがわかっているようです(笑)
次は、12月ということなるのかなぁ。

今日、遊んだゲームは、

「ブロックス」
「アベ・カエサル」
「乗車券」
「6ニムト」
「暗闇のフロア」
「ムガル」
「サンクトペテルブルグ」
「クク」

などなどでした。
久方ぶりに締めの「クク」ができたので、良かったです(笑)

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ほぼ、1カ月ぶりにゲーム会に参加。
なんか、「久しぶり」という感じなのですが、ごく平均的なゲーマー(?)なら、これぐらいのペースが普通なのかな。

遊んだゲームは、

「ビーバーバンデ」
「ピポサルバンバン」
「レインボータワー」(?違うかも)
「ブロックス」
「マニキ!」
「ダミー」
「ラミィキューブ」

などなど。
スタッフミーティングでは、

「乗車券」
「クク」

を遊びました。