吾妻鏡 上 マンガ日本の古典14
竹宮 惠子のかく源平合戦。
ですが……。これ、今まで読んできた「マンガ日本の古典」シリーズ中で1番読みにくいというか、つまんない。
まあ、「平家物語」もたいがいだったので、わたしに戦記物があわないだけかもしれませんが……。
なんか、資料が多すぎて消化し切れてない感じがします。
うーん、人多すぎ。多分、この1巻だけで、ゆつくりと5~6巻かけてかいていったらおもしろくなるようなものをギュッとつめちゃったのかもしれません。
あと2巻もあって、ちょっと辛い。
完結編。
いやぁ、読むたびに、やっぱりおもしろいわと思います。
「ウィリアム大おじさま」が、身内からも、社交界からも、一切姿形すら秘されていたのは、なんででしたっけ?
遺産が莫大すぎて、命狙われるとか?
とかの疑問は残るのですが。
中島 梓の解説は、まったくその通りです。これ絶対後世にも残っていくポテンシャルを持った作品です。
だからこそ、今、封印作品として読めない状態であるというのが、残念です。
ちなみに、今、アマゾンを見てみたら文庫本全6巻(古本)1万円ぐらいでした。
そういえば、確か日本は養女の結婚はダメだったと思うのですが、この世界では大丈夫なのかな?
いや、結婚はしていないか。
ちなみにわたしは、パティ派です。