ロココの仕立屋一覧

5月末 湖畔のゲーム会 その4 ようこそ、宇宙皇帝殿

エミネントドメイン

さて、なんか、最近遊んでいない名作ゲームはどうかという話で。

うーん、最近遊んでない名作かぁ。

「インジーニアス」とか、「チグリス・ユーフラテス」とか?

「インジーニアス」は、4人の方がよさそうということで、パス。
「チグリス・ユーフラテス」は、ルールかなぁ……。1から読み直さないとわからない。

ルール読まなくても、わかる名作といえば、……。
名作とはいわけていないが、わたしは好きで、最近遊んでいなくて、インストがすぐにできそうなゲームといえば……。

ということで、「エミネントドメイン」です。

「エミネントドメイン」は、惑星を征服していったり、開発していったりして自分の星を増やしていって、そこで、貿易したりすることで、勝利点を獲得していくゲームです。

流れとしては、宇宙を「探索」して未知の惑星を見つけて、「軍事」や「入植」をしてその惑星を支配下において、「生産・貿易」で、儲けていく感じです。

こうやって、設定だけきくと「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」に似てい感じがします。

でも、このゲームは、デッキビルド。
しかも、独特のデッキビルドです。

「ドミニオン」が作ったデッキビルドというシステムは、なんで今まで誰も思いつかなかったのかという目からウロコのシステムで、その後、亜流のゲームがいっぱい出てきました。

日本では、割とこのデッキビルド、ドミニオンほぼそのままという感じのゲームが多いです。

まぁ、アークライトが、何にも考えずに萌え系の絵で大量にだしているというのもあるのですが。

プラスアルファのアイデアをつけた「トレインズ」や「七つの島」なんかも、線路引きやワーカープレイスメントにオーソドックなドミニオンのシステムをくっつけた感じです。

辛うじて独特なのは、購入する山札がランダムにでてくる「プリンセス・オブ・クラウン」ぐらいかな。

まあでも、デッキビルドはけっこう楽しいです。
でも、これらのオーソドックスな感じのデッキビルドって、「ドミニオン」以外にはそれほどリプレイしないのです。

その最大の理由は、「ドミニオン」やってたらいいんじゃない。
ということです。
同じ面白さがあるのなら、「ドミニオン」で充分。

でも、「たんくとおーれ」なんかは、「ドミニオン」と違う面白さがあるといわれます。
まぁ、もともと「たんくとおーれ」は、ドミニオンのシステムで、ネット出ててた「ドミニオン」の不満だと思ったところ1を適当に変更して作ったゲームで2、ゲームの感覚は、だいぶ違います。

で、「たんくとおーれ」をしていて感じたのは、

「これ続けたら、『ドミ』弱くなる……」

だったのでした。

まあ、どうしても手なりで打ってるところもあるので、「たんくとおーれ」をしているとへんな感覚の癖がついてしまう。

だから、「ドミニオン」に近ければ近いほど、「ドミニオン」でいいやになって、「ドミニオン」から離れればはなれるほど、「ドミニオン」が弱くなりそうで、やりたくないと思ってしまうのです。

でも、その点、「ハート・オブ・クラウン」は、ゲームの感覚が割と違うので、そんなことを考えなくてもいいので、一時期、けっこう遊びました。

日本以外だと、アメリカで、デッキビルドゲームがけっこう作られた感じです。

「サンダーストーン」は、かなりオーソドックスな感じ。
でも、デッキビルドにつかうお金の部分と、勝利点を獲得する武力とに分けてきて、ゲームとして雰囲気がでていました。3

「クォーリアーズ」は、その「サンダーストーン」をダイスゲームにしたようなゲームで、わたしは、大変好きです。
サイコロなので、はっきりいってバランスは、メチャクチャだと思うけど楽しい。

「アセッション」は、購入できるカードがランダムに出てくるということでは、「ハート・オブ・クラウン」に似ているし、リソースがお金と武力にわかれているところは、「サンダーストーン」に似ていますが、なによりも、準備が簡単なのが素敵です。

「ルーンエイジ」は、カードにエラッタがあるといわれていて、2版が出たら欲しいと思っていますがやったことがないです。
うーんでも、いろいろな遊び方が出来るということは、若干、ルールがとっちらかっているのではないかなぁと思ったりしています。

あと、「バイオハザード」のやつとか、遊んだことがあります。

このあたりは、(「ルーン・エイジ」はどうか知らないけれど)カード(やダイス)をお金で購入して、デッキを強くしていくという流れです。

日本のゲームほど「ドミニオン」そっくりではないので、遊ぶのに抵抗(「ドミニオン」弱くなりそう)はないけれど、プレイした感覚は、とってもよく似ています。

でも、まだヨーロッパ系のゲームでは、デッキビルドってほとんど見ない感じでした。

そんなところに出てきたのが、「数エーカーの雪」。
そして、フリーゼの「ビール侯爵」、「ファミリア」、「ラクラク大統領になる方法」、「ロビンソン漂流記」などでした。
続いて、最近の名作、「ロココの仕立屋」、「ルイス・クラーク探検隊」なんかが出てくるわけです。4

ヨーロッパ系のデッキビルドは、システムは確かにデッキビルドなのですが、一捻り合ってすごいです。

さすが、ユーロ。同じゲームを作るのではなくて、システムの楽しさだけを抜き出してきた感じがして、本当にすごいと思います。

さて、「エミネントドメイン」は、このアメリカ製デッキビルドとユーロ製デッキビルドをつなぐようなデッキビルドです。

アメリカ発のゲームなのですが、「ドミニオン」をプレイした後にプレイすれば、これが、デッキビルドゲームだとは思えないぐらい変わっています。

  1. 実は、そこがおもしろさだと気づけずに。 []
  2. 多分。違ったらごめんなさい。 []
  3. 今、書きながら「ドミニオン」って、リソースが1つのところが凄くて、2つあるって煩雑で退化じゃないかとちょっと思ったのは内緒です。 []
  4. このあたりの歴史の流れは、あくまでわたしの中の認識ですので、事実と個なる場合があるかもしれません。ご注意下さい。 []

5月中旬 湖畔のゲーム会 その4 勝ちたーい、でも勝てなーい

宝石の煌き

最後は、「宝石の煌き」。
「カシュガル」とともに、最近のゲームハウスの定番ゲームです。

前回の湖畔のゲーム会で、和邇乃児さんにコツを教えてもらった後も、ゲームハウスで、りんとでこねぇは研鑽を重ね続けております。

だいたい、ゲーム会が終わって、和邇乃児さんが帰った後に、でこねぇさんとりんで、反省会がてらに1回しております。
そして、最近は、1日1「宝石」か、1日1「カシュガル」しております。

プレイ時間が、丁度よいのです。30分ぐらいあれば出来て、すごく考えてゲームをしたなぁという気分になります。

これが、「エネメントドメイン」や、「ロココの仕立屋」、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」だと、若干長い。1

昔の「カタンの開拓者たち カードゲーム」や「ジャンボ」も、けっこうお気に入りで何回も遊んでいたことがあるのですが、あれも、けっこう時間がかかるので、忙しくなるとしだいに出来なくなっていって……という感じです。

でも、最近は、このあたりの丁度よい時間で出来るゲームが増えてきている気がします。
「ブルームーン」とかも、1日1回遊べそうな感じです。
「タシュカラール」は、ちょっと長い感じかな。多分、慣れれば層でもなさそうに思うのですが。

まぁでも、このあたりの2人用の直接攻撃系のゲームは、あまりでこねぇさんは好まないので、遊べていない感じですが。

ということで、今回のラストは「宝石の煌き」。

さて、前回、和邇乃児さんに教えていただいたコツは、ボーナスタイルを見て、ボーナスタイルで色がかぶっているものをだけを出来る限り効率的に集めて、ボーナスタイルを2つ取れば6点。
あとは、できる限り、カードを取るときも点数のあるカードをとっていくということで、つまり、手数の無駄を減らせということでした。

「なるほど」

拡大再生産だからと思って、レベル1のカードばっかり取っていたら無駄になる。それを取ることで、ボーナスタイルを取れるという得点に繋がるような選択をしていかないといけないよという話でした。

うわぁ、今まで、なんとなく取れるやつを取ってたわ。(アホな子?)
まあ、出来れば、そりゃあタイルの色と思っていますが、あんまり考えずに点数のないカードも取っていました。
目から、ウロコ。

で、前回、和邇乃児さんが帰ってから、でこねぇさんと2人だ研究したのですが、

「うーん。ボーナスタイルが、まったくかぶってないときは、どうするんだ??」

とか、みんなが、ボーナスタイルを狙ったところ、場に、ボーナスタイルの色の宝石が1つもなくなって、硬直状態になってしまったり。

そして、ボーナスタイルを2人とも取れないままで、15点で終了することも。

「これ、ボーナスタイルの1枚3点って、それほど大きくないかも」

レベル3のカードは、4点、5点で、それだけでこの「ボーナスタイル」よりも大きいわけです。

特に、同じ色を重ねて取るカードは、点数が大きい。そして、1手番に同じ色の宝石を取ることは出来ないので、宝石だけでは取りにくいのです。でも、カードを積み上げていくと取れるようになってきます。

この同じ色を重ねる系の宝石がたくさん場に出たときは、何となく、いつもと同じことをやっていたらいけないような気がする……。

気がする。気がする。気がするだけだけど、和邇乃児さんが、前回言ってたほど単純でもなさそうな気がする。

和邇乃児さん自身も、ネットで戦略を見たりされていて、ボーナスタイルだけではなくて、カードの点数の重要性もそれなりに重いらしいと考えておられたようです。

ということで、再戦。

今回は、ボーナスタイルまでいかずに終了しました。

えーとですねぇ、なんにも考えずに取りやすいレベル1のカードをバンバンとっていると、場のカードが回転して、ボーナスタイルも取りやすくなのですが、全員が、ボーナスタイルを意識し出すと、キーになるカードが出た瞬間に、1枚手札に握ってがめようとします。がめたカードをプレイするときは、場のカードはめくられません。

そうすると、場のカードの展開が遅くなるのです。みんながみんな、効率よくと思えば思うほど。

さらに、宝石の数が絶妙で。けっこう、必要な宝石が枯れている……。
もしかして、金取るの重要??

これは、もしかして、自分の宝石をできるだけ放出しないように頑張る洗面器ゲームでは。

普通、洗面器ゲームは、我慢できなくなったとたんに失点を喰らってしまうので、すごい悲しい気持ちになってしまうのですが、このゲームでは、なんらかなカードを獲得できてしまうので、そんな風には感じません。
でも、自分の宝石を放出することで、誰かが同じ色の宝石を2枚取りできちゃうような状況がしょうじるなら……。

もしかして、今まで、騙されていた??

ものすごい、息つまるゲームに(笑)

そして、勝利したのは和邇乃児さん。

……勝てない。
むむむ。

ということで、りんとでこねぇは、打倒、和邇乃児さんを誓って、ゲーム会終了後も、反省会に余念がないのであった。

  1. 若干なので、やるときは平日夜でもやっていましたが(笑) []

2014年GWゲーム会 その7 追補、変?

ロココの仕立屋

最近、リプレイ欲を刺激するゲームというのは、ものすごく歪んだところのあるゲームだなぁと考えています。

ゲームハウスでリプレイ率の高い「ドミニオン」、「アグリコラ」、最近では「カシュガル」なんかは、どこかすごく歪んでいるところがある。
「ドミニオン」は、王国カードの組み合わせによって、まったく違ったゲームになります。そこが、クソゲー呼ばわりされるところでもあるんだけれど、多様性を生んでいます。
「アグリコラ」は、あの圧倒的な「職業」と「小さな進歩」の数と組み合わせで、やっぱり、ゲームバランスがどうのこうのといわれながら、やっぱり、いろいろなことを試したくなる。多分、「テラミスティカ」なんかのキャラクターそれぞれで種族が違うというのも、それぞれの能力の違いと組み合わせの違いでプレイ意欲を持たせているのだと思います。
「カシュガル」や「サンファン」も、カードの引きが大きい部分があるのですが、そこが面白さを生んでいる気がします。
もちろん、本当に「もう、このカード取れば勝ち」というようなものではなくて、歪んでいながら、ちゃんとバランスがあるというのがとても大事なことなのですが。一方で、

「あのカードを取られたら負けだよね」

とか、

「それ、強すぎ」

とかもいわれがちでもあります。
でも、その分、ドラマチックな展開になるような気がします。
そういう話しを、でこねぇさんとしていたときに、

「じゃあ『ロココ』はどうよ?」

と聞かれました。

和邇乃児さんも、

「何回かすると、ある程度、最適手が決まっちゃうゲームかも」

と言っておられました。

あぁ。
たしかに、「ロココの仕立屋」は、多分、そういう歪みがほとんどないゲームです。
まぁ、仕立てる服と材料はランダムですし、その出方によって調節しなければならない部分はあるけれど、材料だけで考えれば、布4種類と糸とレースの6種類しかありません。
アクションカードは、出てくる順番は少し変わりますが、1、2ラウンド差があるぐらいで、常にゲームにすべてのカードが登場します。
だから、その意味では極端な展開、びっくりするような多様な展開というのはおこらないようになっている気がします。

わたしが、このゲームに感じているのは、完成度の高さなのかも。
一方で、そうやってわざとバランスの一部を崩して多様性をもたせるゲームがあるとしたら、もう一方で、常に一定の水準の面白さを保証するゲームというのがあって、それが、「ロココの仕立屋」であったり、「プエルトリコ」であったりするのかもしれません。1

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04
  1. まぁ、「プ」は、まだまだ、そう感じるまでプレイ出来ていないですが []

2014年GWゲーム会 その6 親方の帰還

ロココの仕立屋

さて、実際の5人プレイでしたが、3人プレイと違って、かなりカオスでした。
選択肢が、悩ましい。

スタートプレーヤーでした。
スタートプレーヤーは、雇用に行くか、「噴水」に行くか迷うところであったのですが、「噴水」重要ということで、噴水のメンテナンスから。噴水のメンテナンスは、上部と下部があります。上部を整備すると、その後、音楽家の手配や、彫像のメンテナンス、花火の予約など、丸仕事を請け負えば、定期収入が増えていくというものです。
実は、丸仕事は、費用がけっこう高いので後半にならないと置くことが難しいのですが、噴水のメンテナンス自身も丸仕事ですので、これだけで定期収入が1金増えます

噴水の下部のメンテナンスの仕事を請け負うと、なぜか、お城に配置した服の分だけ定期収入が増えます。こっちの方が伸び率としては大きいのですが、1ターン目は、服を仕立てることが出来ないだろうということで、上部のメンテナンスからです。
しかし、下部のメンテナンスの仕事も、2、3ターン目からは大事になっていきますので、こっちも早く取りたい。でも、さっきも書いたとおり、こういう仕事は、実はけっこう費用がかかってしまいます。
ということで、

「王女様のところに行って、またスタートプレーヤー取ります。5金貰います」

という感じで、収入を。雇用とか一切出来ていないのですが、大丈夫か?

2、3人プレイのときは、スタートプレーヤーなら、まず雇用にいって「親方」を雇っていると思います。雇用のところに「親方」がいなければ、次善の策として噴水。
2、3人用だと噴水のメンテナンスをできるスペースは上下に各2つ。3人でしていると、だれか1人が、噴水の効果を受けられなくなるわけです。でも、4、5人用だと噴水のメンテナンスができるスペースは上下に各3つに増えています。でも、5人でブレーすると、2人が、噴水の効果を受けられなくなります。これ、累積していくので、効果受けられないとかなりきついと考えたのです。

お店、つくる服の予定表が、2、3人用のボードよりも大きくなるためか、たまたま並びがそうだったからか、けっこう、布が前半に出てきていました。
青はレアという情報は、インスト時にあったので、けっこう人気が集中していた感じがありました。

雇用はバランスを考えて、3枚につき1枚は、「親方」が欲しいというのがあります。手札の中に、常に「親方」を1枚は入れておきたいのです。
基本、「親方」はなんでもでるので、便利なのです。初期の「親方」は、サブアクションがついてないので使いにくいというのもあるのですが、それでも、親方、けっこう大事だと思います。特に、仕立ては、「中堅」、「親方」の両方ができるのですが、「親方」でないと仕立てられない高級服があり、また、「親方」のつくった服でないと配置できないお城の場所があるからです。
特に後半は、配置場所が少なくなっていくので、なんでもできる「親方」をもっていると安心です。
最初の数回遊んだとき、計画に失敗して、後半に、かなりがっかりな手札でプレイして悲しい思いをしたりしました。
このゲーム、6枚のデッキからスタートします。7枚、8枚のデッキになった場合、3枚ずつ使っていった場合は、残りが1、2枚になりますので、リシャッフルが入って次の残りのカードは「親方」でなくても、新しい山から「親方」を手札に入れることができます。
でも、デッキ枚数が9枚になると、「親方」が3枚いないと苦しくなります。

で、3人プレイの時は、いつも「親方」を雇用するのにけっこう必死になるのですが、5人でやってみて思ったのは、カード増えなきゃ親方2枚でも、まあまあ何とかなるかもということでした。
まあもちろん、手数に余裕があれば、「親方」を雇いたいわけですれど、それでも、「親方」以外を2人雇うまでは、考えなくてもいい感じでした。

「見習い」は、便利なサブアクションがついていて、手数が減りそうに見えるのですが、やれることが少ないので、けっこう雇用するかどうかは注意した方がいいと思います。特に、「親方」が雇いにくい4、5人プレでは、最後のラウンド近くにでてくるボーナス得点の「見習い」以外は、かなり明確な方針があるとき以外は、雇わない方が無難かもと思います。丸仕事を安くしてくれる授業員は、作戦によっては重要かも。

わたしは、なんせできる限り服を仕立てて、城に配置していきたい作戦です。極力エリアマジョリティを取りたい。1位になれなくても、2位を取りたい。
ということで、雇用したいのは、「中堅」以上。特に、サブアクションで特定の布がなくても仕立てができるというアクションをもっていてる「中堅」さんは、ぜひ押さえておきたいところです。
そして、その「中堅」さんがでるターンというのはだいたい決まっているので、そのターンのスタートプレーヤーを取りに行くのは全力で。

うーん。それでも、スタートプレーヤーとって、雇用のところをながめると、「親方」にするか、「中堅」にするかは、迷いますねぇ。
一緒に出てきた「親方」は、仕立てた服によって、得点とお金が手に入るタイプ。仕立てを中心にしていきたいわたしとは、相性がいいのですが。うーん、この「親方」とサブアクションで仕立てができる「中堅」とが、別のラウンドに出てきてくれたらうれしかったのに。
まあ、迷ったのですが、当初の予定通りにその「中堅」を押さえました。

「それ、いくよねぇ」

とは、でこねぇさん。

さて、順調に(?)、服を仕立てていきます。全部屋にお客さんを配置したときにもらえるボーナスも、なんとか2番目でボーナスも取れました。

今回、あんまり雇用にいかなかったのと、早い時点で噴水の上下のメンテナンスをして、定収入を安定させていたので、割とお金に余裕がある感じです。

和邇乃児さんは、3人プレーの時のセオリー通り、「親方」中心に雇用して、手数を増やしている感じです。
でこねぇさんは、逆に、圧縮をかけてまわそうとしている感じです。
他の2人のうち1人は花火を狙って、最上階を中心に配置している感じです。初プレーだけど、おそらく、丸仕事が安くなるカードを狙っているとみた。

後半。ラスト2ラウンド。
わたしが最上階に配置したお客さんは、少なくて点数も低い。エリアマジョリティでは、点数に絡みたいけど、花火の点数はあきらめよう。
ということで、花火はガン無視。
この丸仕事がないと、さらにけっこうお金が余ります。

スタートプレーヤーは、上家のねぇさんが全力で取っていきました。

4金を1点にしてくるサブアクションを持っている「見習い」が雇用にいます。実は、次のターンには、3金を1点にしてくれるサブアクションを持っている「親方」がいて、そっちの方が効率はよいのですが、スタートプレーヤーを取られたので、横取りされるとヤバイ。1

ということで、この「見習い」を雇って、お金を勝利点に変換して稼ぐことに。
で、その「見習い」を使って、まあ、安いうちに彫像にいっておこう。噴水以外の唯一の丸仕事。確実に9点になります。
そして、今あるお金をほぼ全部勝利点にしても、まぁ、定期収入がそれなりにあるので、次のラウンドはおそらく大丈夫。
ということで、変換。

さて、最終ラウンド。
次の手札3枚を選びます。
ちょうど、リシャッフルが入りました。

まあ、「親方」は1枚必要。
サブアクションに仕立てをもっている「中堅」は必要か?2枚仕立てが出来るかどうか……。多分、今の状況では、1枚もできないのではないか……。
じゃあ、「親方」を入れて置いた方が無難か?
お金→得点の「見習い」は、最終ラウンドの最後にやりたい感じなので入れておこう。これがやれないと、最終ラウンドにすることがまったくなくて、悲しい思いをするかもしれないので。

上家のでこねぇさんから、スタート。
ゲーム終了後に得点になる「見習い」と3金→1点の「親方」が並びます。
微妙なのは、デッキ枚数が多いほど得点が多くなる「見習い」。これを積極的にカードを集めている和邇乃児さんが取るとけっこうこわい感じです。

わたしの番。
3金→1点の「親方」も、カード枚数が勝利点になる「見習い」も残っています。
うーん。仕事を下家にまわしてきたか……。
ここで、カードを1枚増やしても、9枚にしかならないんだよなぁ。そして、さらにカードを減らす気がけっこう満々です。
和邇乃児さんは、さいわい今回、手番最後です。
まぁ、和邇乃児さんがとったらとっただ。自分の利益を考えて、仕事は下家に任せておこう。

で、「3金→1点」の「親方」を取ったので、選んだ「4金→1点」の「見習い」は、存在価値がなくなってしまいました。

……。丸仕事するのも、お金かかるだけもったいないし、買い物にいって後の仕立てに繋がるのは……無理っぽい。

「じゃあ、この『見習い』をお城に売りつけます。サブアクションはしません」2

4金。失敗したなぁ。これが、「中堅」なら7金で、+3金だったのに。まぁ、そのあたりは安全策の意味もあるのでしかたないですけどね。

あとは、できる限りお金を稼ぐだけの簡単なお仕事です。

「じゃあこの『親方』も、お城に売り飛ばします。10金!!」3

「じゅあ、最後。この最後の『親方』も、馬車に乗って追放。10金。サブアクションします。すべてのお金を勝利点に変換します」

これで、かなりの大量得点。

ゲームを終了して、計算。

けっこう、危なかったですが、なんとか僅差で勝利でした。

と、かなり熱く語った来た「ロココ」三部作ですが、最後に、ルールミスが発覚。

「これ、初期に材料もってなかったっけ?」

「あー、糸とレースを1こずつスタートだった!!」

これがないと、1ラウンド目の仕立ての敷居が上がってしまいます。多分、スタートプレーヤーがけっこうお得になるのではないかと……。

「スタートプレーヤー、誰だ?」

あぁ、りんでした。
またまた、5人でプレーしたいですねぇ。今度は、ルールミスなしで。

終了したのたのは、深夜。
1人は、お泊まりを。

次の日朝から、「ドブル」と「ドミニオン」をして帰っていきましたよ。
ということで、ゲームハウスのゴールデンウィークは終了したのでした。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04
  1. まあ、なにもなくてもゲーム終了後の得点時に10金が1点になるのですが、これはもったいなすぎです。 []
  2. 違う。 []
  3. 非道い。 []

2014年GWゲーム会 その5 お城の塔

ロココの仕立屋

「ロココの仕立屋」は、ロココ時代の仕立屋さんになって、お城の舞踏会の準備をして、できるだけ得点を稼いだ人が勝つゲームです。

プレーヤーは、それぞれ同じスタートデッキのカードを受け取ります。
カードは、大きく分けて3種類。「親方」と「中堅」と「見習い」です。これは、カードに描いてあるおっさんの絵で見分けます。
じゃあ、「親方」と「中堅」と「見習い」で、なにか違うかというと、できるアクションが違ってきます。「親方」は、ありとあらゆる仕事をすることができますが、「見習い」は、まだ、服の仕立てをさせてもらえなかったり、女王様に謁見に行くことができなかったりとアクションが制限されます。「中堅」は、その中間です。「親方」の様に新しい従業員を雇用することは出来ませんが、その他の仕事はすべてこなすことが出来ます。

さて、それぞれのカードには、おっさんの顔のしたに、もう1つサブアクションが描いてあります。これは、メインアクションをした後に、できるボーナスアクションです。例えば、買い物をもう1回できたり、ちょっとお金を稼いできたりします。1枚カードをプレイすると2つのことが順番にできるわけです。でも、初期デッキの「親方」には、サブアクションはついていません。多分、親方は、そんなつまんない仕事はしないのだと思います。

最初は、「親方」、「中堅」、「見習い」を各2枚持っています。この中から、3枚を選んで、3枚を山札にふせます。
つまり、カードはランダムに引くのではなくて、完全に自分で計画するわけです。
プレイされたカードは捨て山に置いていきます。
手札を使い切れば、そのラウンドは終了。山札にふせられたカードから、また、3枚選んで次のラウンドに入ります。
山札がなくなったら、捨て札を山札に戻してというのは、オーソドックスなデッキビルドのルールです。

デッキビルドのゲームって、いっぱい作られていて、けっこう好きなのですが、「数フィートの雪」とか「ルイス・クラーク探検隊」とか「ビール侯爵」や「ファミリア」もかな、あっちのゲームって、一捻りの仕方が違っていてシビれます。

全員が、そのラウンドに使う3枚のカードを選んだら、スタートプレーヤーから、順番に1枚ずつカードをプレイして、メインアクションとサブアクションを解決していきます。

もちろん、プレーヤーは、仕立屋さんですから、なんといっても服を仕立てるのがメインの仕事です。
でも、さっきもかいた通り服の仕立てのアクションは、「見習い」にはできません。

「親方、おれもそろそろ針を持って……」

「馬鹿野郎。手前なんざ10年早い」

みたない。

服の注文は、ボードの下に並んでいます。男用の服は青と緑。女用のドレスは赤と黄色です。それぞれ、必要な材料を使用して、服を仕立てます。
なかには、「親方」にしか作れないスペシャルな服もあります。
服にはそれぞれ勝利点がついていて、お城に配置すれば、ゲーム終了後、その勝利点が仕立てたプレーヤーに入ります。
もちろん、「親方」しか作れない服は、高得点です。あと、青い服と赤いドレスは、ちょっとレアで得点も高めです。
実は、仕立てとともに、舞踏会での場所取りも一連のお仕事です。仕立てた服を、ボード上部のお城に配置します。
お城は、いくつかの部屋に別れています。好きな部屋に好きな場所に作った服を配置して場所の予約をすることができます。配置することでボーナスがもらえる場所は、数に限りがあるので序盤の人気の場所になるでしょう。また、部屋の中央にあたる飾り付きの場所は、「親方」しか場所を取ることができません。
また、1番上のフロアーのお客さんは、舞踏会の日には、屋上の花火を見にいくことができるかもしれません(事前予約必要)。花火を見にいくと、そのお客さんの勝利点は、2倍、3倍になります。
全ての部屋に、お客さんを配置したプレーヤーは、早い者順に得点が入ります。でも、ゲーム終了後には、それぞれの部屋で、どのプレーヤーがたくさんお客さんを配置しているのかエリアマジョリティを競い合います。
お客さんをバラして配置するか、集中させるかも、なかなか悩ましいところです。
作った服は、勝利点にせずに、すぐに売りに出してしまうこともできます。オーダーメイドの服ですから、けっこういいお値段で売れます。
高得点の服ほど、高く売れますので、得点にするかお金になるかは、悩ましいところです。

さて、服を仕立てるには、材料が必要です。市場への買い物も、大切な仕事です。これは、「見習い」から「親方」まで、とのカードでもできるアクションです。
買い物は、品揃えが少ない店ほど安くなります。なんと、最後の1個はただです(笑)でも、当然、品揃えの少ない店は、選択肢が狭くなります。サブアクションに購入のアクションをもっているキャラクターなら、2つ材料が残っていお店で、メインアクションで購入して、サブアクションでも同じお店で購入すれば、他の人に利することなくお得に買い物ができたりします。
材料は、「布」と「糸とレース」です。どちらか、または両方がかかれたタイルを取ります。両方描かれたタイルを取った場合は、「布」を取るのか、「糸とレース」をとるのかをその場で決めます。もらえるのは、どちらかだけです。
布は、服に合わせた4色です。布を選んだ場合は、そのタイルを裏向きに自分の手元に置いておきます。周りの人は、なに色の布を何枚もっているのかは、なんとなくしか分かりません。お得なタイルにはは、複数枚かかれたももあります。青い布がかなりレアです。
糸とレースは、タイルを捨てて、そこにかかれている糸かレース、または両方を取ります。これは、オープンです。

デッキビルドですから、新しい従業員を雇って、カードを増やしていかなければなりません。
この新しい従業員を雇うのは、「親方」だけに許された仕事です。
ただし、雇うのも商品の購入と同じで、後に残ったカードほど安く雇うことができます。
従業員は1ラウンドに4枚。だいたい出てくる順番はきまっているのですが、多少でてくるラウンドが前後します。
種類は、スタートデッキと同じく、「親方」、「中堅」、「見習い」の3種類なのですが、それぞれできるサブアクションが違います。
サブアクションは、メインアクションの特定のアクションが追加でできるものから、このサブアクションでしか出来ないことまでいろいろあります。
誰を雇うかは、超重要です。
雇われたカードは、すぐに手札に入って、そのラウンドに使用することができます。2、3人で遊んだときは、ここで、「親方」で「親方」を雇用。さらに、その「親方」で雇用というのが、けっこう強い感じでした。「親方」は、1ターンに、1人か2人しか出てこないので、大概、スタートプレーヤーが押さえると、他のプレーヤーは同じ事ができないのです
最初プレイしたときは、親方って、けっこうサブアクションが渋めなので強さがわからなかったのですが、メインアクションがなんでもできる親方って、けっこう大事です。お城には、親方のつくった服を着ている人しか配置できない場所もあるからです。
でも、5人プレイだと、「親方」を雇ったとしても、新しい「親方」で雇うころには、雇用する人がだれもいない可能性も大。それなら、「親方」に拘らずに、「サブアクション」の強そうなカードを雇用するのがいいのかも。
このあたりのプレイの感覚が、2、3人と大きく変わっていて、わたしは、5プレイできて大満足でした。

さて、何をするにしても、人より先に動けるというのは重要です。仕立てようと思っている服先に仕立てられたり、雇おうと思っている人を先に雇われたりすると大きく計画が狂います。まあ、購入も雇用も、あとからいった方が安上がりではあるのですが、それでも、計画大事なこのゲームですから、計画が狂うよりは、無理した方がいいときも多いです。
そこで、スタートプレーヤーです。このゲーム、スタートプレーヤーは、ほっておくと変わりません。
スタートプレーヤーを取るためには、王女様に謁見しなければなりません。
王女様に謁見ですから、もちろん、「見習い」風情の出る幕はありません。「中堅」か「親方」しかできないアクションです。
アクションをすると、さらに5金ももらえたりします。
このゲーム、このスタートプレーヤーを取るタイミングは、超大事です。自分の計画のために、今、スタートプレーヤーをとっていても、あえて人に取られないために王女様への謁見をしてもいい場面も多分あるぐらいです。
もちろん、毎回、こればかりしててたら勝てませんが、5金ももらえるので、リスクもそんなにない感じです。特に、序盤の5金って、けっこう大事だったりします。

あと、音楽家の手配、屋上の花火見物の場所の予約、彫像、噴水などメンテナンスも、なぜか、仕立屋たるプレーヤーの仕事です。これは、「親方」でも、「中堅」でも、「見習い」でもできる簡単な仕事です(お金はかかるけど)。丸いところにチップをおいて、仕事をとっていく丸仕事です(と、今、呼び方を考えつきました)。
丸仕事も、ゲーム終了後に、勝利点になります。また、エリアマジョリティの優劣を決するときに利用されたり、また、噴水のメンテナンスをすると、ラウンドごとの収入がアップするので、これも重要です。
もう、重要が何個あるんだ!!全部、重要。だから、悩ましい。

あと、デッキビルドですから、デッキの圧縮もできます。
これは、城に出稼ぎに行くというアクションで、そのカードをデッキから外して、お給料をもらうことができます。「親方」なら1番たくさんで10金貰えます。ルール的にデッキが4枚以下にはではないので、常に同じ3枚の手札のみでまわすということはできません。あと、ルールブックに注意事項として、「親方」をみんな解雇してしまうのはやめましょう的なことが書いてあります。
あくまで、この人達は、お城にお手伝いに行くだけです。決して、解雇されたわけでも、売りに出されたわけでもありません。たとえ、ゲーム終了までもう2度ともどって来なかったとしても(笑)
注意しとかないといけないのは、後半、デッキのカード枚数が、お金になったり、勝利点になったりするカードがあることですね。そのカードを取る気なら、あまり圧縮するときつくなります。こっちが圧縮をしているのに、相手がカードが多い場合は、そのカードは、相手に渡すわけにはいかないけれど、自分にはうまみが少ないカードになってしまいます。

こんな感じで、自分の手番には、手札からカードを1枚レイして、メインとサブの2つのアクションをしていきます。手札のカードがなくなったら、パス。このラウンドにカードを雇用していれば、雇用していない他の人よりも手番が多くなります。全員がパスをしたら、そのラウンドは終了です。
ラウンドごとに収入があって、服とお店の品物が補充されて、残ってるキャラクターカードが全部捨てれて、新しいキャラクターカードが4枚並べられます。
それを確認したら、山札から3枚、またカードを選んで、そして、新しいスタートプレーヤーから次のラウンドが始まります。

キャラクターカードは、各ラウンドで4枚ずつリフレッシュされていきます。カードが28種類あるので、7ラウンドで終了です。

ゲームが終了すれば、いよいよ舞踏会の始まりです。プレーヤーは、得点計算です。

まず、残ったお金は10金ごとに1点です。

次は、従業員ボーナス。ラスト2ラウンドには、「見習い」で「サブアクション」の代わりに、いろいろな条件が勝利点に変わる従業員がいます。
例えば、「カードの枚数によって何点」とか、「男女のペアで何点」とかです。その得点を入れます。

さいごのラウンドに王女様の謁見を選んだプレーヤーは、次のターンがないのでスタートプレーヤーを取れないかわりに、3勝利点をもらえます。

それぞれの部屋でのお客の数を競い合います。同数なら、部屋の中央の親方しか配置できない場所にたくさんお客を配置しているプレーヤーの勝ちです。それも同数なら、音楽家をその部屋に配置しているプレーヤーが勝ちます。

花火の見物場所の予約でも、同じように数を競い合います。花火は、右に行くほど高価でいい席です。

彫像に置いていると、服が4色セットごとに得点します。

その他、音楽家や施設こどについている得点、全広間ボーナスの得点を入れます。

そして、1番上のフロアーのお客さんが、花火を見に屋上に上がります。
その状態で、お客さんの勝利点を計算します。花火を見ているお客さんは、勝利点が2倍3倍になります。

このゲーム、この点数を得点チップに変えて最後にその得点チップを合計するようになっているのですが、これは、きわめて面倒くさいです。
これも、カシュガルと同じで、出来ればスコアボードが欲しい感じです。ということで、もちろん、ゲームハウスではつくっております。

ただし、スコアボードを使うときは、注意してください。これ、途中で得点が入って勝利点チップをもらうことがあります。
ルール通りに点数を計算して、スコアボードのコマを動かしていくと、ついついこの勝利点チップを足すのを忘れたりします。本来は、このチップに、どんどんチップを追加していくので、このチップ自体の説明はルールブックにはないわけですね。

ということで、上記の勝利点に、ゲーム中にもらった勝利点チップの得点を加えて、勝敗を決定します。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04