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アエカナル3

割と地道にまわりを固めていく定井さん。まあ、この性格の人なら、そら疲れ果てるわとも思います。
でも、このお話が、ファンタジーでありながら、四国とかちゃんとリアルな場所が設定されているところとかは、地続きな話として、癒やしの物語をつくろうとしてくれているのだなぁと感じます。

さすがに、3巻までくると、おだやかな気持ちになって読めます。

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異次元の色彩 クトゥルフ神話の原点

ラヴクラフトの宇宙的恐怖。
……なのだが、このマンガ、普通の登場人物の顔が、1番怖いという。

物語的には、クトゥルー神話群よりも、こっちの方が普通に怖かったりする。放射能とか見えない恐怖がリアルに感じられる現代だからこそ余計に。

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月読の剣

山田 ミネコには、「最終戦争シリーズ」という、もう、唯一無二の物語があるのですが、シリーズ外で1番好きなのは、この「月読の剣」です。
商業誌で活動していた後期の作品になります。
そして、未完。

好きな理由には、多分リアルタイムで読んでいたというのも大きい。まあ、なによりも鳩子のビジュアルが好きというのもあります。少女マンガの主人公の目がどんどん小さくリアルになっていくときに、あのこぼれそうなぐらいおおきな目の少女は衝撃的でした。そして、それでいて性格はけっこうアクティブだしねぇ。
その後、このビジュアルは、「外法童子」とか、少女時代のジャッカルに引き継がれていったと思っています(前後が正確ではないかもしれませんが)。

未完の理由は、まあ、時代にあわなかったとかいろいろあると思います。なによりも、「ふふふの闇」のシリーズと、テーマや雰囲気友にかぶるということもあったのだと思います。同じような2つのシリーズにリソースを割くよりは集中して、「最終戦争」シリーズと「ふふふの闇」シリーズに決着をつけることを多分、多くのファンも望んでいる。
わたしも、妥当な選択だと思います。

それでも、このシリーズが、途中で止まっちゃったのは、凄く悲しいです。
続きが、読みたい。
「最終戦争」シリーズが、終了してからでもいいから。

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ホーキーベカコン3

完結。
物語の中は、満願成就だす。と。

そして、外側の物語は、潤一郎の妄想?リアルの潤一郎も、かなり碌でなしの変態だったみたいですねぇ。

これは、この絵のイメージをもったまま、原作を読んでみたいと感じさせる力をもっているマンガでした。

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ディエンビエンフー2 完全版

まあ、シリアスでリアルな絵柄のマンガだったとしたら、多分、残りもしなかったし伝わりもしなかった。
でも、この絵柄と物語にした時点で、抜け落ちてしまって伝わらないものもある。

サラッとひどいことがかかれているときに、それに気づけるかどうかという感性は、読者側が問われている。そして、その読み方を作者が制御することはとても難しい。
萩尾 望都は、いろんな層にできる限り伝わるようにかいていると言っていましたが、それは、なかなか天才じゃなきゃ無理だと思います。