リアル一覧

思春期の暴発

鉄腕バーディー8

どこの組織にも、はねっ返りはいるというところが、リアルなんだが、話をややこしくしているなぁ。
そういえば、最初のバーディーは、この巻みたいなちょっとお色気多めな印象がわたしはあります。

まあ、あんまり、グッとくるお色気ではないけれど…というか、獣感が高いな。


ネットとリアル

鈴木さんにもわかるネットの未来

ラジオの「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」が楽しくて、良く聞いています。
ジブリプロデューサー見習い(今でもか?)の川上 量生が、ジブリプロデューサー鈴木 敏夫にもわかるように書いたネットの未来。
まあ、川上 量生といえば、現KADOKAWAのトップですよ。ニコニコ動画を作ったドワンゴの会長さんでもあります。
ものすごく、賢い人であるということは確か。

まあでも、この人が考えているのは普通のわたしらからしたら、裏技みたいな事なので、みんながみんな、こんなこと考えたら、それはそれで困る気もします。

ピットコインが、電力などをはじめとするの無駄なリソースを食い潰している問題は、いつかなんとか解決されるのだろうか?


わたしの中の

おおきく振りかぶって22

だれなら、どんな選手なら、三橋のまっすぐの秘密がわかるのかというのが、作者の中に明確にあるようですね。
秋丸の場合は、目が良いということになるのだと思います。だから、榛名の球も捕れるしと、ものすごく一貫している。

それが本当にリアルかどうかよりも、一貫していてリアルと感じさせられることでこのお話の厚みは出来ている気がします。
あと、わたしの中の腐な部分が、大喜びしています(笑)


見てきたように

LOVE

古川 日出男は、見てきたように小説(ウソ)を書く。
いや、もしかしたら、本当に見てきたのかも。

二人称の短編連作小説。1話ごとに、主人公も語り手も変わっていく。
最後で語り手が誰か明かされるけど、明かされた語り手が、本当に主人公の行動をすべて見れる位置にはいないのに語っていたという不思議。そして、それでも見えていると強引にいっちゃうところが、この小説のすごいところだと思います。

「ハート/ハーツ」を読んでいるときは、今ひとつノれない文体だなぁと思っていたのですが、「ブルー/ブルース」で加速した。格好いい。いつも、この人の小説に感じるのは、この格好良さです。中二的な。それは、物語的なといってもいいかも。
ニヒルだけれど、正しいことはきっとあるよという強いメッセージであったり、この風景のなかに、いつか行ってみたいと思わせるもの。
どこか一線でリアルを超えて、よりリアルに感じる世界。


デタラメ、ブラボー

白井喬二 ちくま日本文学全集50

1巻全部、「富士に立つ影」。しかも、途中省略版。
これも、前巻の「島崎藤村」と同じく挫折かなぁと思って読み出したのですが、いやいや、けっこう面白かったです。

なんか、何代にもわたる因果が、いろいろ絡んでいる様子や、登場人物が、スッキリ、クッキリと浮かび上がっているところがいいなぁと思います。

なんというか、リアルな人間を書くとかいうと、どいつもこいつも、ぼやけちゃってということはあるかなぁと思います。複雑な人物をかこうとして、結局、よくわからない人物になってしまう。でも、これ話はそうではなくて、人が明快です。

あとがき読んだら、デタラメって書いてあった。いいんだよ、デタラメでもおもしろければ。そして、なんとなく信じられれば。物語なんだから。

これが本来の「ちくま日本文学全集」の最終巻の予定でした。でも、好評だから、10巻伸びたようです。
読み始めて、25年かぁ。あと10年ぐらい書けたら、全部読めるかな。

そうすると、次に読みたいのは、河出書房新社から出ている「日本文学全集」なんだなぁ。いつまでたっても、時代に追いつかない(笑)