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下の文章だけだと何だかわからないので、わたしの解説も入れておきますね。
これは、いつも遊んでいる子による作文です。
なんか、学校で作文を書くことになったそうで、数人の2年生の子が、一緒に遊んでいるときの様子を書いてくれました。
それで、「書いたよ」と持ってきてくれたわけですね。

わたしが、「そっとおやすみ」をすごく気に入っているので、教えるときは、気合いを入れております。
ということで、子どもたちも、このゲームをけっこう気に入ってくれています。

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そっとおやすみ

まえに、おっちゃんと、あーちゃんと、なーちゃんと、ゆーちゃんと、そーくんと、りーちゃんと、わたしとで、『そっとおやすみ』をしました。

ルールは、さいしょみんなに5まいくばります。手ふだを見ます。いろいろなしゅるいのカードがあります。じぶんでそろえようとおもったのをあつめます。なににでもなれるカードもあります。
ぜんぶそろったら、見られないように、そっとつくえにうらむけにおきます。1人がおいたら、みんなもおきます。1ばんおくのがおそかった人が、「おねむちゃんカード」をもらえます。「おねむちゃんカード」のおおい人がまけです。

「おねむちゃん」カードがのこり1まいか2まいになってきたときに、わたしの「おねむちゃんカード」は0まいでした。

おっちゃんに、
「かわいいおねむちゃんカードあげるで。」
と言われたけど、わたしは、
「かわいいけど、いらない。」
と言ったら、そーくんが、
「みんなもってるでー。」
と言いました。
「いらない。」
とわたしは、言いました。

さいご、わたしがずーと0まいだったので、わたしがかちました。

すごくたのしかったです。
「何でかなー?」
と考えたら、
「わたしがかったからだー」
とわかりました。

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ピット

今回、いきな子どもたちにヒットしたいたのが、「ピット」でした。

実は、前回ぐらいから、大人たちの間では遊ばれていたんですよ。
子どもたちの間から、

「おとーさんたち、うるさすぎー。ケンカしてるのー?」

という子どもたちの非難をあびながら、楽しそうに大人だけが遊んでいたわけです。

で、わたしは、イエローサブマリン京都店に行ったとき、この「ピット」の箱を見つけたわけです。
速攻買いですよ。
そして、速攻すぎました。

買った「ピット」は英語版。なんと、日本語のルールがないという(泣)。

いや、簡単すぎるほど簡単なルールなんですよ。
なくったって出来るし、訳すのだって英語だし、難しくない。
でも、わたしのような小心者は、ちょっと気になるんですよねー。

そして考えたのが、この前「うつぼゲーム会」で遊ばれていたぞ。今回も、これを持って行って、遊び方を教えてもらおう。

「うつぼゲーム会」に行ってみると、前回遊ばれていたピットがちゃんとありました。
しかも、よく見ればそれば、なんと「日本語版ピット」ではありませんか。
もちろん、ルールも、日本語でした。

これも、ご迷惑をおかけしているゲームファミリーさんの物でした。見せていただくことをお願いすると、快く貸してくださいました。
ほぼ、準スタッフ。というか、スタッフ以上にスタッフです。もっと、精進せねば。

気になっていた部分が全部解決いたしました。

解決したら、遊びたくなるのは、人の常(笑)。
さっそく、子どもと試します。
いきなり、小学校就学前の子も入れてです。

大丈夫。大丈夫。
「ファミリーで子供と遊ぼう」のページでは、「小学生低学年から楽しめるゲーム」に分類されています。
この子は、あの8歳以上のゲーム「カルカソンヌ」で、わたしを破った子どもです。
もうあの時点で、小学校卒業です(笑)。

ヨーイ、スタート。

手札が9枚ずつ配られます。遊ぶ人数によって、使うカードが変わるところは、「そっとおやすみ」と似ています。あれは、4枚の同じ絵のカードを人数分組使いましたが、「ピット」は9枚の同じ絵柄のカードを人数分組使います。

シャッフルして配られていますから、手札は、バラバラです。
これを人と交換して、全部、同じカードにするのが目的です。
うーむ。このあたりも、「そっとおやすみ」と似ていますねぇ。

でも、カードは9枚です。「そっとおやすみ」みたいに、1枚ずつとなりに渡していたのでは、なかなか揃いません。ジョーカーだってありません(基本ルールということで、牛カード、熊カードは使っていません)。

交換のしかたは、大胆です。
なんと、ゲームがスタートしたら、一斉に自分の交換したい枚数を叫びます。

「1枚!1枚!1枚!」

「2枚!2枚!」

そして、枚数が合致した人と、いらないカード同士を交換します。

このあたりは、「そっとおやすみ」とは、正反対。
うるさいわけです。でも、熱くなって、盛りあがるところです。
ただし、交換するカードは、全部同じ絵柄じゃなくちゃいけません。それから、1枚から4枚までの間で交換しなければなりません。

時には自分が、

「4枚」

と叫んでいても、だれも4枚交換がいなくて、

「3枚」

という人がいたら、すかさず自分も枚数を減らして3枚だけ交換するというテクニックもあります。

自分の手札が全部、9枚揃ったら、テーブルの中央のベルを『チン』と鳴らします。
これが、気持ちいいんだ。
わたしのは、もちろんベル付きです。ベル必需品。

で、1回やってみたのですが、小さい子、ちょっと無理っぽい?

無理っぽい理由を考えてみると、最大の問題は手が小さいことです。
9枚のけっこう大きなカードを持ってプレーすることは、かなり難しい。

そして、そのせいで、1番最初カードを配られたとき、揃っているカードを種類別に並べたりするじゃないですか。
↑ ベテランプレーヤーは、手札の内容を知られるのを嫌うため、あえてバラバラにしておく人もいますが、わたしや子どもは、揃えるわけだ。
その揃えるのが、メチャクチャ遅いんですねぇ。

あと、ベルが届かない。

でも、逆に言うと、遊びにくい部分って、それだけなんです。

1番対処が簡単なのは、ベルをその子の前におく。

それから、カードは別に持たなくても、テーブルに置いてふせておいてもいい訳です。自分でも見えないわけなんですが、揃っているカードと揃っていないカードの別や、揃ってないカードが何枚ずつあるのかは、伏せていても分けておけばわかります。
あと、覚えておかなくちゃいけないのは、「自分が何のカードを集めているか」ぐらいの物です。

最後。自分の手札を並べる時間がない。これも簡単。この子が、自分のペースで並べて、並び終わったら、この子が、

「ゲームスタート」

の合図を出せばいいわけです。

そう。最初カードを並べるのに時間がかかりますが、後は対等に出来るのです。

「2枚!2枚!あぁ、1枚でいいわ」

とかも、すぐに出来るようになって、ベルも何回か鳴らしていましたよー。

このゲームで、何よりも楽しい瞬間は、ベルを『チン』と鳴らすことです。
大人でも、気持ちいい。
そして、けっこうみんな一緒に揃うことも多いので、

「あー、わたしも揃ったのにーー」

とかいう悔しそうな声も聞こえてきます。これがまた、賞賛の声に聞こえてくるんですよ。

ガックリくる瞬間は、交換した手に入ったカードと交換に相手に差し出したカードがまったく同じだったときです。
ヘニャヘニャとなります。

そして、またそれを交換に出してみたら、相手も同じカードを出して、交換が成立したりということも、最初のうちはありました(笑)。
同じ相手と、同じ枚数交換してはいけない。同じカードがぐるぐるまわっていることも多いから。

単純で、熱くなれるからでしょうか、その後、子どもたちにも、何回も遊ばれていました。

そして、それを後で見たベテランスタッフが1言。

「おぉ。子どもたち9枚でやっているのか。6枚ぐらいにカードへらしてもよかったのに」

さ、さすが。
そんなことは、思いもよらなかったわたしでした(笑)。

こんな感じの楽しいうつぼゲーム会でした。

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ザップゼラップ

初期の「うつぼゲーム」会に持って行ったときは、あんまり好評ではなかった(でも、わたしのお気に入りである)「ザップゼラップ」ですが、前回ぐらいから、なかなか、何度も遊ばれています。

「世界のボードゲームを広める会 ゆうもあ」主催の「日本ボードゲーム大賞」で見事、「子どもゲーム部門」2位に輝いたゲームです。

ちなみに、スタッフ・ミーティングで、ボードゲーム大賞の話題が出たときの会話。

「結果出たけど、子どもゲーム部門の1位知ってる?」

「えーと、『穴掘りモグラ』でしたっけ」

「そうそう。じゃあ2位は?」

どんなゲームがあがっていたっけ?とちょっと考えてから、

「『そっとおやすみ』でしたっけ」

と言うと、

「そんなん、全然、投票なかったよ」

と言われてしまいました。嘘やーー。わたしの1票があったはずやーー。
みなさん、「子どもゲーム部門」と「定番ゲームアンケート」に、「そっとおやすみ」と書きましょう。
もちろん、嘘はいけないから、ちゃんと遊んでからね。
そして、来年、

「組織票はダメ」

とか言われて選外になったりしたら、とっても悲しい。いや、ある意味、組織票になるぐらい有名になったらうれしいかも。
来年はぜひ、「ころぽっくるの家」でも、アンケート取りましょう(笑)

で、その時に忘れられていたゲームが、「ザップゼラップ」でした。

だいぶん前に、バラックさんが、ここの掲示板で、「時間が少々かかる時がありますので、手持ちのコマを3個から2個無いし1個に変えてやることをお薦めします。」と発言
されていたのですが、その言葉の意味が、なんか今頃やっとわかった感じです。

それと同時に、今、つらつらと考えるに人数の問題もあったかなぁと思います。
けっこう幼稚園ぐらいの小さいこと遊んだのですが、4人で遊ぶというのは、なかなかシビアなゲームだったかもしれません。
何回か、子ども泣きかけていました。

追い抜かれると、抜かれたコマはスタートまでもどってしまいます。このルール、けっこうイジワルなんですねぇ。

子どもは、出来るだけサイコロに近い目を取って、出来るだけコマを進めようとするのですが、本当は、ここは進んでいけないという状況もけっこうあります。
例えば、自分がスタート地点からコマを動かして、相手を追い抜いちゃうときなどです。スタートから出たこの場合だけは例外で、自分のコマは追い抜いた相手のコマをスタートにもどすことが出来ないのです。

そして、その直後、相手のコマが動いたら……。
せっかくスタートから出たのに、あっという間に後戻り。

人数が多いと、この追い抜かれる可能性が増えるんですよ。

「1」は、確実に進めることを発見して、「1」の樽ばっかり取っている子もおりました。
↑ こういうの見てると、本当に子どもって面白いし、すごい考えているよなーと思います。

でも、その作戦も、後から来た相手に抜かされるので、あんまり有効じゃないんですよ。

泣かないための作戦としては、大人が一気にゴールして、子どもが泣く暇ないぐらい素早くゲームを終わっちゃうとか(笑)
たしかに、コマ3つだと、ちょっとつらいわ。
子どもによっては、ボコボコにされていると感じる子も、というか、本当に状況的にボコボコにされている子もいますからねぇ。

コマの多さもさることながら、人数の多さもゲームを難しくしていました。ボードの大きさが同じなら、少ない方がおいぬける可能性が少ないですから。

うん。次回遊ぶときは、2人ぐらいで勧めてみよう。弟子ゴマも2つずつぐらいで。

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6月のころぽっくるの家ボードゲームみんなであそぼに行ってきました。

ただし、今回は、本業が忙しいので、午後の部だけ遅れて参加。

今回遊んだゲームは、

「そっとおやすみ」
「タムスク」

でした。
ボーナスが出たので、ネフスピールを買いました。
店の人に、

「いいんですか?」

と言われてしまった。