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マンマミーア

ゲームに慣れておられないご家族に、いくつかゲームをインストしました。
まずは、りんの周りの子どもたちには、けっこう定番の「マンマミーア」です。

これも、記憶ゲームといえば記憶ゲームですが、正確な記憶よりも勢いの方が大事なゲームなので、わたしでも楽しめます(笑)
他に似たカードゲームってあんまりないなあと思っていましたが「リミット」は、記憶より勢いが大事なところとかは、けっこう似ているかもしれません。

あんまり似たゲームがないゲームというのは、独創的でとってもおもしろいのですが、最初の説明がやっかいだという問題がありますね。

このゲームは、そんな中でも、比較的簡単だとは思うのですが。
それでも、

「けっこう難しいなぁ」

と言われてしまいました。
うーむ。

難しいポイントとしては、全員が同じお鍋でピザを作っていくということがあると思います。
人が入れた材料のことも考えて自分のレシピを放り込んでいかなければなりません。
そして、そのピザが出来たかどうか確認するのが、ラウンドの1番最後じゃないですか。だから、ラウンドが終わるまでは、どんなゲームかが見えてこないわけです。

それから、もう1つは、レピシカードの特殊なレシピですね。
「?」の入っているのと、「J」が入ってるのと、「15+」の3枚ぐらいしかないんですが、これも、結果的にどうなったというのがわからないと、けっこう説明しにくいです。
特に、「?」は、その時出ている最も少ない材料カードですから、実際にピザが完成したかどうかを確かめる場面にならないと、説明しづらい。

まあ、1ラウンドしちゃうと、簡単なルールなんですけどねぇ。

とりあえず1回、カード半分ぐらいに減らして、1ラウンドピザを完成させるところまでやってみるというのが、1番わかりやすいのかなぁ。

「15+」とかは、最初のレシピとして手にあったりすると、けっこう使えなくて困ったりします。この場合は、こだわらずに、新しいレシピを引いてきた方がいいのですが、こういうゲームの感覚も、インストした方がいいのかな?
でも、それを見つけていくのも醍醐味かなぁ。けど、それで、すごい差がつくとおもしろくなくなっちゃうかなぁ。
そのあたりの匙加減は、すごく難しいですね。

1ラウンド終了すると、ちょっと楽しさがわかってきます。
2、3ラウンド終了して、1回ゲーム終わる頃には、勘のいい人は、もうすぐ終わりそうなときには、手札を考えて補充した方がいいというのもわかってきます。
そういうことがいろいろあるので、けっこう考えることが多いゲームかもしれません。

ラウンドの最初は、残った材料を全部使えるので、ラウンド終了時の手札にはレシピカードが入るようにしておいた方がいいと考える人もいますし、とりあえず、放り込んだレシピを完成させるために、ラウンド終了時の手札には1枚でも多く材料カードを入れておくという考え方もあります。
こういうふうに、いろいろな思惑、考え方が交錯します。正解は、ありません。
だから、けっこう、何回遊んでも楽しいです。

さて、このゲームは、「ザップゼラップ」と同じご家族と遊んだのですが、その時とは逆に、お父さんなど男勢が得意なようでした。
記憶ができちゃうと、ついつい、正確さにこだわりすぎて、時期をいっしちゃうところがあるみたいですね。

最後には、

「ちょっとおもしろいかも」

と言ってもらいました。

マンマミーヤ

/ Abacus


帽子取りゲーム

「これは、懐かしいゲームやなぁ」

と言われた「帽子取りゲーム」です。
そうか、懐かしいのか(笑)
今でも、「いわき ぱふ」等に行くと、売っています。

チームに分かれてするドロケイ((泥棒と刑事のゲームです。わたしたちの地域ではこう呼びます。チームを決めるときは、「いろはにこんぺいとうちり『ぬすっと』るおわかよ『たんてい』と言ってチームわけします」))の様なゲームてず。

わたしは、今回はじめてなのですが、簡単そうなのでプレーしてみました。
各プレーヤーは、自分の色のコマを取ります。コマは、トンガリ帽子みたいな形をしています。同じ色の帽子は6つあります。

自分の手番になれば、サイコロをふって出た数だけ帽子のコマ1つを動かします。
通過したマスや、止まったマスに他の色の帽子がいた場合は、その上に自分の帽子をかぶせて、捕虜にすることが出来ます。
捕虜は、自分の陣地までもどれば、取ることが出来ます。でも、自分の陣地にもどる前に、ほかの色のコマに捕まってしまうと、取られてしまいます。

捕虜の中に自分の色のコマがいた場合は、復活できます。

そうやって、どんどんコマの取り合いをしていって、マスに残ったコマが1色になったら、ゲーム終了です。

マスには、灰色の捕まらない安全地帯マスというのもあって、それを上手に使うのも大切です。

このゲーム、けっこう、コマの多い最初のうちは、みんな派手に動いて楽しいのですが、そのうちみんな気付きます。

「これ、自分の陣地から離れたら捕まる」

そうすると、ゲームがなかなか進まなくなってしまいます。

勝利条件は、マスのコマが1色になったとき、

  • たくさん捕虜を捕まえていたプレーヤーが勝利
  • 最後まで、マスに残っていた色が勝利

の2種類があって、今回は、わかりやすいだろうということで、後者の方でやっていたのですが、この勝利条件、オススメではありませんでした。

最後に2色残ってしまうと、お互いに牽制して近づいていかないんですね。だから、ダラダラと終わらない。
せめて、たくさん捕虜がいた方がなら、自分の捕虜の数を数えて、負けてる方は果敢にせめていったりすると思います。

ということで、最初の方は、単純で結構おもしろかったのですが、最後の方は、ちょっとだれてしまいました。
結局、最後2人残って、勝負がつかないままに終わってしまいました。

うーむ。ちょっと、惜しいかんじのゲームです。
勝利条件を前者の方にしたり、自分の陣地にはもどれないルールで遊んだりすれば、最後まで楽しめるかなと思います。
また、やってみよう。

ノイ

このご家族と最後に遊んだゲームは、うつぼゲーム会でも定番になりつつある「ノイ」でした。
この前、わたしは、合歓の里というところに職場の旅行で行ってきたのですが、なんと、ホテルの売店にはこの「ノイ」が売っていました。ほら、よくあるパズルとかの横に。
意外なところにあいてあるなぁ(笑)
でも、確かに、泊まりがけの旅行のお供にはいいかもしれませんね。

はじめは、「足し算」ということで、ちょっと子ども出来るかなぁという感じだったのですが、やってみるとけっこう簡単でした。

ただ、はじめてやるので、カードの補給を忘れてしまって、それが原因で爆発しておられる人が多かったです。

カードの補給は、本当は、はじめての時とかは、もうちょっと緩やかでもよいと思います。
今回は、他のご家族の経験者の子も一緒に入っていて、その子が、

「正しいルールで!」

ということを求めたので、こうなりました。
うーむ。このあたりも、ちょっと難しい問題ですね。
はじめてのプレーヤーとか、はじめてする子どもは、そのあたりちょっとハンデでもよかったかもしれません。

これは、諸説あって、ベテランスタッフによると、こういう場合は、きびしくカードの取り忘れをチェックして、はやしたてるとおっしゃる方もおられます。
確かに、きつく勝負されるとショックうけちゃうんですが、

「やーいやーい。引くの忘れたから負けちゃった」

という感じで、言われたら、それがカードを引くことを意識することにつながるかなと思います。
テクニック的には、上級ですねぇ。子どもを様子を見ていきながら、このテクニックも使っていきたいです。

いろいろゲームを紹介させていただいたなかでも、このゲームが1番気に入って頂けたようで、わたしがこの後、席を外させて頂いた後も、何回も、遊んでおられる様子でした。

ノイ ICA001

/ イカロス(2007/02/08)


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今回も、はじめてのご家族が何組か。
はじめてのご家族、それから、とっても小さい子をお連れのご家族は、ご家族で遊ばれることが多いです。
慣れてくると、子ども同士や、ご家族同士も知り合いになってきて、いろいろな輪のなかに入って行かれるのですが、それには、ちょっと時間がかかります。

そういうご家族に、みんなで楽しめるゲームを紹介するのも、スタッフの役目です。
インストをしたり、一緒に混ざって遊んだりします。
「うつぼゲーム会」になれてきて楽しいんでいる子どもは、そういうご家族の中にも、遠慮なく入ってきてくれます。そういう子がいるから、ご家族も、

「あぁ、家族そろって遊んでなくても、子ども同士でも遊べるんだなぁ」

と思ってくださることもあるようです。

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

今回、小さい子も一緒に遊べるようにということで、初お目見えしたのは、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」です。
「そっとおやすみ」と同じくハバ社のリトルゲームシリーズの最新作です。
なんと、「ポーカー」の簡易版です。

このゲーム、原題は「ジュニアポーカー」なのですが、訳題はただの「ポーカー」です。
ほんとうだと、「そっとおやすみ」と同じ様に「ポーカー」と書いておけばよいのですが、そうするとトランプでするポーカーと見分けがつかなくなりますので、このサイトでは、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」とシリーズ名もつけて紹介しておきます。

さて、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」ですが、普通のポーカーとどこが違って、とう簡単になっているんでしょう?
ちょっと見てみます。

まず、カードの種類です。普通のポーカーは、もちろん52枚のトランプを使って遊びます((たまにジョーカーを入れて53枚で遊んでいることもあります))。でも、<b>「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」</b>は、なんと4種類しかカードがありません。トランプでいえば、スペードとか、ハートとか、ダイヤとか、クラブとか、スートの違いはあるけれど数字の違いがないような感じです。

手札は、両方とも同じように5枚で遊びます。
ということは、カードの種類が4魔手類ですから、5枚配れば、必ずどれかのカードがワンペアになっています(笑)
もちろん、数字が絡むストレートや、ストレートフラッシュ、ロイヤルストレートフラッシュなんて役はありません。

ワンペア
ツーペア
スリーカード
フルハウス
フォーカード
ファイブカード

役はこれだけ、下へ行くほど強い役です。
遊び方は、段階を踏んでいろいろあるのですが、今回は、3歳ぐらいのとっても小さい子とお母さんと遊ぶということで、1番簡単なルールで遊びました。

1番簡単なルールは、上に書いた「役」すら使いません。
プレーヤーは、ひたすら同じカードを何枚集めるかだけを競い合います。

5枚配られたカードを見て、自分の手番に1回だけ好きな枚数チェンジ出来ます。
この1回だけというところあたりが、日本でわたしたちが遊んでいるポーカーとはちょっと違うところです((手札の役がそろって誰かが「ストップ」というまで何回でもグルグルまわる遊び方が多いのではないでしょうか?))。今まで、わたしがあそんでいたこのゲームは、お子ちゃまポーカーですか?
この1回だけというのは、多分、海外の正式なポーカーが手札で役を作っていくことよりも、チップのやり取りの方にゲームのおもしろさをおいているからだと思います。
だから、できるだけチップのやり取りの部分が多いようになっているわけですね。わたしがする日本のポーカーは、チップ使ってやることは少ないので、自然とルールが「51」((「トランプゲーム」で、自分の手札をポーカーのロイヤルストレートフラッシュの役にそろえるゲームです。手札の交換は1枚か総入れ換えしかできないなど、ちょっと「ポーカー」とは違う感じのゲームです))みたいに変わって来ちゃうのだと思います。
そしてこの「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」も、その正式なポーカー流れを引いているわけですね。
「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」でも、上級ルールは、チップ(のかわりの「食べ物カード」)を賭けていくルールになっています。
でも、今回は、1番そろった手札だった人が、1枚「食べ物カード」をもらえるというルールで遊びました。

これは、3歳くらいでも簡単です。
なんせ、手札を見て、そろっていないカードを捨てて山札から取るだけですから。
3枚ぐらいは、けっこう簡単にそろいます。
ちょっと単純すぎるかなぁという感じもしますが、最初は、こんな感じでもいいのだと思います。

そろったカードの数が同じ場合は、カードの模様によって強さを比べます。
この強さ比べの時に、自然に、「ツーペア」とか、「フルハウス」のような考え方を入れていって次第に「役」のあるポーカーにステップアップしていくことも可能です。

なかなか、小さい子用のゲームとしては、よく考えてあるゲームでした。
ただ、プレーに使うカードと、チップとして使う「食べ物カード」と、カードの強さを参照するカードの3種類あるのですが、全部いっしょのデザインなんですね。
せめて、混ぜて遊ばないカードは、バックの色とかかえてくれるといいのになぁと思います。

これは、「そっとおやすみ」のおねむちゃんカードにもいえることですけどね。

ハンカチ落とし

最近、お気に入りの「ハンカチ落とし」です。
アミーゴの新作のなかでは、わたしが買ったのは1番最後だったのですが、実はこれが1番遊べるゲームかなと今では考えています。
まあ、もっと小さい子には、「いろがごちゃませ」とかも、かなりオススメですが。

でも、ルール間違えまくっているこのゲームです。
今回のゲーム会で、やっとこさ、しっかりとしたルールでインストすることができるようになりました。

まず、前回の「ゆうもあゲーム会・京都」では、終了条件をしっかりしないまま遊んでいました。
記憶ゲームですから、カードを全部なくなるまでやっていたら、苦しい苦しい(笑)。

今回は、そのあたりをしっかりインストして、スタートです。

「おっ、めくられたカードにたどり着きました。それでは、表になっているカードを全部もらってください」

なくなったカードの分、4枚めくってと。

「これ、6枚そろえたら、勝ちなくですよね。けっこう簡単にそろいませんか?」

とお母さん。

「いやいや、でも、新しいのを一気に4枚も覚えなあかんからなぁ、けっこ大変やで」

とフォローしてくれるお父さん。
通りかかった、ベテランスタッフがそれを見て、

「ルール違っているよ」

あれ?
どうやら、もらえるのはたどり着いたカード1枚だけのようです。
そして、だから、常に変わるのはカード1枚だけ。でも、そのカードが示す次のカードは前回とは変わってくるので、少しずつパターンがかわっていくわけです。

ちょうど、お昼ご飯なので、一旦ゲームはそこまで。
お昼から、ちゃんとしたルールで、再戦しました。

このゲーム、何回もやって、どんなカードの種類があるのか覚えれば覚えるほど、難しくなっていく種類のゲームです。
以前遊んだ記憶と、今、遊んだ記憶がゴッチャになります。

あいかわらず、この手の集中力は、まったくないわたし。
前の人が、次の人のスタート位置を決めることができるので、子どもと一緒に遊んでいるときや、極端に実力が違うときは、わかりやすい場所からスタートしてあげるということで、ある程度の難易度も変えられそうな感じです。
ただ長考型のゲームなので、制限時間をもうけるとか、4人ぐらいの少人数で遊んだ方がいいかなぁと思いました。
今回は、5人で遊んだのですが、ちょっと待ち時間がながかったかな。待ち時間の間も、しっかり見ておかなければならないゲームなんですけどね。

そういえばこの日、「ザーガランド」という記憶ゲームも遊んだなぁと今思い出しました。
あれも、ゲームが進むにつけて、わけがわからなくなっていました。
お母さんが、ダントツトップで、勝利されています。
けっこう、記憶系のゲーム、お母さんや、女の子が勝つ率が多いような気がします。

楽しいんだけども、記憶系のゲームって、1日に2つも、3つもやるもんではないかもしれませんねぇ。

と言いつつ、「プレイスペース広島」さんで、「にわとりのしっぽ」を秘かに購入したわたしでありました。

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去年の10月から始まった「うつぼゲーム会」も、今回7月27日で、第10回目。2ケタの大台にのりました。
わたしは12月から参加していますので、8回目の参加ということになります。
そして、今回が、最後の「うつぼゲーム会」です。

「うつぼゲーム会」がなくなってしまうのについては、いくつかの理由があります。

「うつぼゲーム会」は、靱会館を会場として使わせて頂いています。
靱会館は地域の公民館ですので、お葬式などが出た場合に急に地域で使われることになると、「うつぼゲーム会」として使用できなくなる可能性があるという問題を常に抱えていました。
もちろん、その場合は、Webサイト等で告知するのですが、そういった事態が突然起こることを考えると、なかなか参加してくださる人ら全員に連絡するのは不可能です。
さいわい、これまでの10回は、そういったことで会場が使えなくなるということはなく、参加者のみなさんに迷惑をおかけすることもありませんでした。
しかし、これからのことを考えると、安定して前もって押さえられる場所というのは、必要でした。

それから、もう1つ。
うつぼゲーム会の参加者が増加していく傾向にあって、うつぼ会館では収容しきれないところまで膨れあがりつつあるという問題もあります。
スタッフをふくめて、60人近い参加者。この人数、「うつぼ会館」では、ほぼ限界の収容人数です。テーブルとテーブルの間が、ほぼ歩けなくなるぐらいのきつさになっています。
今後も、参加してくださるご家族の数、スタッフの数が同じように増加していくと考えると、どうしても、靱会館では手狭になってきました。

ということで、「うつぼゲーム会」は、ひとまず今回で終了ということにして、会場をかえて、名前をかえて、新たな第1歩を踏み出すこととなりました。

新しく生まれ変わったゲーム会の名前は、「ゆうもあゲーム会・大阪」。
会場は、「大阪市立西区民センター 第4・5会議室」となります。
8月31日が第1回ということで、もうスタートしだしております。

まあ、「次」が決まっていますので、「これが最後」という悲壮な思いもなく、穏やかな1日のスタートです。

「うつぼゲーム会」の朝は、テーブルとイスをしっかり、きっちり並べるところから始まります。
なんせ、人が入り出して増えてきたら、もう、新しいテーブルを出すスペースがありません。出すスペースがないどころか、動かすことすらままならなくなります。

ハニーロード

テーブルをならび終えて、準備万端。
最初に遊んだゲームは、「ハニーロード」です。
これは、まだ、お客さんたちが集まらないうちに、スタッフだけでルールの確認をしておきたいという感じですね。

簡単な子ども向けのゲームです。
でも、簡単な子ども向けのゲームだからといって、教えるのが簡単かというとそういうわけではありません。

というのは、簡単なゲームというのは、子どもが段階を踏んで遊んでいけるように、また、いろいろな遊び方が出来るとようにということで、けっこうヴァリアントルールがついていることが多いです。
そして、みんなが、いろいろなヴァリアントルールで遊ぶと(まあ、わたしのようにルールを勘違いしているときもあります)、集まって遊んだときに、最初にルール確認しておかないと、ルールがバラバラになってしまいます。
スタッフの間でも、どれが「正式ルール」で、どれが「簡易ルール」で、どれが「上級者向き追加ルール」なのかというのが、分からないんですね。

特にうつぼゲーム会の「ハニーロード」は日本語訳がついていませんので、みんな聞き伝えで遊んでいます。
だから、

「正しいルール、誰か教えて」

という声は大きかったわけですね。

ということで(子どもももちろんまざっているけど)、スタッフを中心とした半分ルール講習会のような「ハニーロード」でした。

こんな感じで、スタッフもゲームのインストを上手になろうということで、「ゲームインスト会」みたいなことをしています。
ゲーム会終了してから、そういったスタッフの研修のための時間もとっていこうと考えています。

そして、「ハニーロード」のルールがわかったか?
だいたい(笑)
もう、かなりOKだと思うんですけどねぇ。まだちょっと不安は残ります。
こればっかりは、数をこなしていかないといけません。

マッチファイブ

「ブロックス」を出した日本のメーカービバリーから新発売されたゲーム「マッチファイブ」を遊びました。ツォッホの出している「アヤ」というゲームの完全日本語版です。

「ブロックス」を出したビバリーから発売ということで、トイザらスとか近くのおもちゃ屋さんでも手に入りそうです。
滋賀県のトイザらス、それから、梅田のキディランドで売ってるのを見かけたという情報が入っています。
日本メーカーから出るゲームということでも、気軽に町で手に入るゲームということでも、がんばってほしいですね。

プレーヤーは、このゲームはじめての大人たちと、何回か遊んだことのある中学生の子たちです。

大きな玉を置くためのステーションを使って遊びます。
最初、わたしこのステーションを見たとき、なんか仕掛けがしてあって、パチンコ台みたいに玉が自動的に移動するのかと思っていました。

うーむ。あんまり機械的な仕組みは、楽しくないような……。

つぶれやすそうということもあって、そんな心配をしていたのですが、全然、思っていたのと違いました。

ステーションの役割は、なんと玉を置くためだけにあります。玉を動かしたりするのは、全部手動で動かします。
プレーヤーの真ん中に、このステーションを置いて、このステーションの上に2色の玉を並べてプレーするわけです。
はっきりいうと、このステーションなくて、玉のかわりに2色のコインとかでも、プレー出来ると思います。
うむ。でも、玉をもって、動かしていくときの感覚、気持ちよさっていうのは、「アバロン」とかと通じるものがありますから、やっぱりこのあたりのギミックは、重要なのかもしれません。

ルールは、中学生の子が説明してくれました。
子どもに説明できるルールであるというのは、大切ですね。もちろん、中学生ぐらいになると、ほとんど大人とかわらなくなるんですが。

ステーションは、真ん中に5つ、そして両端に2つ、合計9つの玉がおける様になっています。
2色9つの玉を、適当におきます。

プレーヤーはカードを同じ枚数だけ配られて、自分の前に山札にしておいておきます。
そして、自分の山札から5枚とって、自分の前に表向けにおいておきます。
カードには、2色の5つの玉がならんだいろいろなパターンが描いてあります。

自分の前においてあるカードとステーションの中央の5つの玉が同じパターンになっていたら、「マッチファイブ」と宣言して、そのカードを捨てて新しいカードを自分の山札から補充します。

もちろん、これだけでは、ゲームが動きません。だから、プレーヤーは、自分の都合のいいようにステーション上の玉を動かします。
ただし、玉を動かしていいのは、動かして必ず「マッチファイブ」宣言が出来る人だけです。
「マッチファイブ」宣言は、今、もうマッチファイブができているか、玉を動かすことによりマッチファイブを作ることが出来るプレーヤーだけです。
「マッチファイブ」宣言をしたプレーヤーは、ステーションの中央にあるの玉を端に動かして、玉をずらすことが出来ます。カードが黒色だった場合は玉を1つだけ、カードが灰色だった場合は玉を2つ動かすことが出来ます。

こうして、「マッチファイブ」を作って、自分の山札をどんどん減らしてなくなったものが勝ちです。

パターンを認識するということで、雰囲気的には、「デジット」とかに似ているかもしれません。でも、このゲームは、手番がありません。速いもの順です。「マッチファイブ」を宣言した人から、どんどんカードが減っていきます。
また、人が作った「マッチファイブ」と同じカードが自分の前の5枚にあれば、いつでも自分も同時に「マッチファイブ」を宣言して出すことが出来ます。

誰もマッチファイブが作れないと思った場合は、「ノーマッチ」と宣言します。
宣言が正しければ、全員に自分のカードを1枚ずつ押しつけることが出来ます。

で、遊んでみましたが、すごくスローリーな展開の「マッチファイブ」になっていました。

速いもの順のゲームですから、「ワードバスケット」と同じよいに、慎重な(苦手な)人が集まるとすごくゆっくりなゲーム展開になって、素早い(得意な)人が集まると、すごくせわしない展開になるんですねぇ。

どうも、中学生の子、今までは、ベテランスタッフと遊んでいたので、すごいせわしなくゲームをしていたようです。
でも、わたしは、この手のゲーム苦手ですから、スゴイゆっくりです。

「えーと、これはー、逆さま向けたらー、このパターンにー、なーるーのーかーなー?」

「し、信じられへんスピードや」

と言われてしまいました。
実力伯仲の人同士がするというのが、けっこう重要かもしれないですねぇ。
いやでも、このスピードの方が、楽しいやろう?

え、物足りない?

ほな、本気出そうか?

「えーとー。黒いカードはー、1かいしかー、うごかせないからー、これはー、できなくてー、次のカードはー、どうんなー」

また、小学生ぐらいの子と楽しみたいと思います(笑)
8人ぐらいまでと、けっこう人数に融通きくゲームです。

マッチ ファイブ

/ ビバリー(2003/08/01)


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穴掘りモグラ

お母さんも、お片づけ終了。
もう1こぐらい、大きなボードゲームをしておきたいですねぇ。

ということで、うつぼゲーム会での定番ゲーム、「穴掘りモグラ」です。
3人プレイということで、モグラ7ひきスタートです。
ルールにはそうかいてありますが、最初のモグラは、本当はもうちょっと少なくてもいいと思います。

これは、子どもはけっこう「ウンウン」と考えるゲームです。
大人は、

「あるぞ。あるぞ」

とか言って遊ぶのが楽しいです。
だから、慣れないうちは、子どもが1人、2人で、大人が入っている方がいいかもしれません。

子どもの真剣が顔が、とってもよいゲームです。と、最近、ちょっと評価も変わってきています。時間かかるけど…。

わたしの従姉ですが、わりと論理的な人です。
もう、一心に自分のモグラがどうしたら穴に入れるのか考えています。

「裏むけに残ってるのが、『2』と『4』やから…、『2』やったら、こっちに動いて、『4』やったら……」

いいですねぇ。
はじめてのゲームなのに、いきなり人の邪魔すること考えてますしねぇ(笑)人って、わたしかよ~。

結局、お母さんが、黄金のスコップは、持って行ってしまいました。

「やったー」

コラコラ、大人なんだから、最後のボードをはずして、スコップを取らない(笑)

穴掘りモグラ

/ Ravensburger


ハンカチ落とし

そろそろ、最後のゲームです。
最近、ご家族に個人的にオススメしてる「ハンカチ落とし」を遊びました。

ルール間違いをいろいろしてたこのゲームですが((7月の「うつぼゲーム会」までずっと間違っていたという…))、もうこの頃には、やっところ完璧になっていました。

記憶ゲームで、今はお家にいない長女は、こんなゲーム苦手やろうなぁと言われていました。
つまり、次女の幼稚園年長の子は、得意ということですね。

お母さんに、こう言われて、彼女、本当に得意得意になっておりました。
まあ、そのかわり、反射神経系は、お姉ちゃん得意らしいです(笑)わたしは、お姉ちゃんの方が気が合うかもな。

えーと、お母さんが、子どもに問題出して、子どもがわたしに問題出して、わたしがお母さんに問題出してという並びです。

お母さんは、必ず、最後にめくられたカードを最初の問題にしていました。
こんな風にやると、多少実力がちがつても、楽しく遊べますね。大人と子どもが一緒に遊ぶにも、いいゲームだと思います。

子どもは、わたしに手加減してくれないんですけどね(笑)
わたしも、手加減なしなんですが、お母さん強い。
たまに間違えるのは、カードが入れかわっちゃったところ、前のカードを言っちゃったりするぐらいなんですよ。

結局、1回目終わって、お母さん6枚。わたしと子どもは、3、4枚でした。

得意と言われたからというのもあったと思いますが、子どもが気に入って、

「もう、1回」

2回目は、1回目のカードが頭の中をチラチラして、辛い辛い。
かえって、1回目よりも難しかったです。
それでも、やっぱり、お母さんがゲームを終了させていました。

さて、そろそろおいとまの時間です。

「こういうゲームどこで売ってるの?」

ということで、コンピュータをネットにつないで、メビウスさんのWebサイトと「あ・そ・ぼ」のWebサイトをお気に入りに入れておきました。
読んでるかな?
なんとネットにダイアルアップでつないでるみたいだから、見てないかなぁ。

ちょっと、興味を持ってもらったみたいで、今度、「ころぽっくるの家」のゲーム会にも行ってみようかなぁなんて話してました。

うむ。「ころぽっくるの家」にも、「ゆうもあゲーム会・京都」にも、ぜひおいで。
歓迎します。

夏休みが終わっても、また、遊ぼうね。

次回、「ころぽっくるの家」のゲーム会は、9月7日(日)です。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年6月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,そっとおやすみ,カロム,ゲーム会,子ども,彦根カロム

そっとおやすみ

ということで、記録によると、このゲームも、どうやら6月うつぼで遊んでいるらしいです。
うーむ。全然、誰と遊んだのか思い出せません(笑)

多分、ゲーム会のもう終わるという最後の方で遊んだ記憶が……。
あれ?親子連れと遊んだのだろうか?それとも、子どもたちだけで遊んだのだろうか?
それもわからないという。

なら、書かなきゃいいのに?
いや、このレポートの1回目の題を考えたときに、最後は「おねむちゃんこそゲームの王様」にしようと決めていたわけですね。

つまり、この今まで5回のレポートは、この題名のためにあったのだ!!

内容、忘れてたら、ダメじゃん。

彦根カロム

自動車で行くからいうことで、持って行った「彦根カロム」ですが、結局、わたしは、1回も遊びませんでした。

無駄だった?

いえいえ、1人とっても「彦根カロム」に詳しい小学生がいて、その子中心に、もう、1日中子どもたちに遊ばれていました。

どれぐらい遊ばれていたかというと。
めずらしいゲームなので、大人もけっこうやってみたい人多かったみたいなんですね。
でも、まったく大人が遊ぶ余裕がないぐらい遊ばれていました。

みんな、爪いたくならなかったかな?

ということで、6月うつぼゲーム会は、終了です。

次回の7月うつぼゲーム会は、「最後のうつぼゲーム会」です。