日向武史一覧

あの空に真っ直ぐ続く

あひるの空1

バスケットボールは、わたしがやっていて唯一楽しいと思えるチーム・プレイするスポーツです。

他は、まあ、あんまり運動神経がよくないのと、体格があんなのだからと(昔はスリムでした…)、いろいろあって、バトミントンとかマットとか個人でできるようなスポーツにはそれほど抵抗はないのですが、みんなで一緒にプレーするというのに魅力は感じないのです。

自分勝手だということもありますが……。

まあ、どんなスポーツにしろ、する機会は年齢とともにどんどん減っていくわけですが……。

なので、バスケットボールを描いたマンガは、けっこう気になる存在です。

その頂点に、「SLAM DUNK」があって、多分、このマンガは不動の頂点だと思います。

で、「出直しといで」とか、この前の「Harlem Beat」とか、「DEAR BOYS」とか、「リアル」とか、「」古くは「ダッシュ勝平」とかがあるわけです。

ということで、今回、手を出した「あひるの空」です。

感じとしては、この前読み終わった同じマガジンの「Harlem Beat」の正当な後継者みたいな感じです。
まっすぐで、コンプレックスはあるけど、才能のある主人公。

バスケするまでに、かなり時間がかかりそうですが、楽しそうです。


両手打ち

あひるの空2

両手打ちって、そんなにかっこ悪いのか?
ミニバスからバスケットボールをしていた、大学時代のポイントガードは、両手打ちでした。

両手打ちって、バランスが崩れるとコントロールがつきにくいんですよねぇ。できる人は、えらい思います。


ギャグ漫画?とんでもない!

あひるの空3

作者は、照れているのか、逃げているのか、ギャグ漫画なんていっていますが、読んでる方は、いたって真面目にうけとめています。

しかし、クズ高のユニフォームって、女子っぽいな。と、表紙を見て思いました。
空も小柄で、女顔なので、この表紙、女子部とかいっても通用しそうだな。


チームをつくる

あひるの空4

上手な人間が、何人かいればチームがつくれるかというと、そんなことはなく。

割と少年マンガは、「並はずれた○○」でストーリーがつながっていくので、今回みたいな展開って、けっこう珍しいかも。

しかし、バスケットボールのルールも、だいぶん変わったなぁ……。


「スラム ダンク」以外のマンガ

あひるの空5

あとがきを読んで、やっぱり、バスケットボールのマンガをかく人にとって、「スラム ダンク」というのは、大きい存在なのだなぁと改めて思いました。

たしかに、「スラム ダンク」が、最高峰なのは、誰もが認めるところですが、でも、それ以外の方法でアプローチするマンガが、たくさんあっても、わたしは、やっぱりいいと思います。

そうやって、バスケットボールの裾野が広がっていくことは、バスケットボール好きにとっては、嬉しいです。

本当に、この人たちが、インターハイを目指さなければならないかどうかという問題も、そのそれぞれの物語のなかで、解答が出てくると思います。


4人経験者で、1人が…

あひるの空6

4人バスケットボールの経験者で、1人が穴。これは、「スラムダンク」でも、一緒のパターンでした。
でも、「スラムダンク」の場合は、その1人が主人公ということで、かなりドリームな展開も許されていたと思います。

でも、このマンガの場合は、本当に、穴な感じです。リアルだ。控えにいた人間が、ちょっと試合に出ただけでも、ものすごく疲れてしまうというリアルや、やっぱり、活躍できないというリアル。
そして、

「それでも、充分なことは出来ないけれど、3分間だけでも、自分のできることを精一杯しよう」

と思うことのリアルが伝わってきて、すごくいい。

しかし、勝てるのか?
試合は続きます。



もう1人

あひるの空8

もう1人の経験者。
これで、とりあえずスタメン5人は、経験者でまかなえる。

しかし、この人も。どこまで、体が弱いというのが、弱点なのか?根性がないだけ?

でも、月島先輩との話は、好きですねぇ。
こういうことは、割とある。というか、昔の自分も重なります……。


勝ちたかったよう

あひるの空9

1つも、甘い試合なんてない。
今できる精一杯をやってみせるだけ。
そして、それは相手も同じこと。

なんか、あえて既存の物語に挑戦をしているのかと思う。そういうすごさが「あひるの空」にはあります。

女子部のホイッスル後に泣かされました。

男子部は?本当に、予断を許さないマンガです。


勝て!

あひるの空10

スポーツもののマンガ読んでいて、こんなに、

「勝たせてやりたい!」

と思ったのは、はじめて。

彼女が見に来たということは、きっと、この先はないってことなんですよねぇ。今までの展開からすると。

勝て!

と、かつてないほどに、入れ込んでいます。