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秘密×秘密2

もんでん あきこは、正直なのかもしれない。
でも、正直さだけではなくて、ちゃんと理想もある。

そんな感じのところが好きです。

至福の時間が、できる限り長く続いていければと祈るように思っています。

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新吼えろペン8

今回、最後のふろしきのお話は、もう、素晴らしかったです。
本当に、わたしも「からくりサーカス」の最終幕がはじまったときは、思いましたもの。

「あぁ、これは、たたみきれない……」

まさか、最終幕がそれから12巻も続いて、そして、最終幕が終わってさらに15巻も続いてから、終了するなんて、思いもしませんでした。

でも、これも、熱い思いがあったからこそなんだなぁ。

ふろしきは、こんなふうに大切にたたんで欲しいものです。

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薔薇のために9

芙蓉さんって、ずっと、長女をしてたんだなぁとつくづく。
そして、おぉ、猫吉、かっこいいぞ。いいとこもっていくなぁ(笑)

しかしなぁ、この最終巻を読みながら色々考えました。
それと愛は全然本当は関係ない物かもしれない。
でも、それが、すべてのコンプレックスの元で、それがないと安心できない。
もちろん、それがあっても安心できないんだけれど……。
それは、自分と相手だけの間にあって欲しい。
じゃあ、それと愛は、一緒のものではないの?

多分、違う。

なぜか、わたしの中で、「薔薇のために」と「ふたりエッチ」という、2つの作品が、グルグルするのであった。

形がないから、不安になるよ。
でも、だから、大切なもの。

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功名が辻1

わたしの歴史の主な知識のほとんど、なぜか、大昔、兄貴がしゃべってくれたことが元になっております。
昔は、兄貴も、それなりに情熱的にしゃべってたということだなぁ。

で、「功名が辻」の話も、だから、多分、兄貴に話してもらっていたのが、原型としてはいっているはず。
兄貴が面白いといった司馬 遼太郎ものは、「国盗り物語」とこの「功名が辻」だったような記憶があります。

わたしは、歴史小説は、中学校から高校ぐらいに1番読んでいたのですが、動機がけっこう不純で、楽しくてテストの役に立つとか思って読んでいました。
だから、「功名が辻」とか、あんまり有名人(テストに出てこない人)が主人公の話は、読んでなかったのですね。

そんな「功名が辻」も、NHKの大河ドラマになり、書店で見かけることも多くなりました。
で、ねぇさんが、読んでみたいなぁと言ったので購入したのが、大河ドラマが始まる前なので、2005年の年末ぐらいだったと思います。
そのあと、ねぇさんが、読んで、NHKドラマも楽しんで、だったのですが、わたしは、あんまりテレビを見ないので放置してました。

けっこう、楽しそうでした。
で、受験勉強からもはなれた今(爆)、読んでみようと。

司馬 遼太郎を読むのが、メチャクチャ久方ぶりです。中、高校時代に、戦国のメインストリートもの1を読んで、あと、なぜか、「韃靼疾風録」とか、「龍馬がいく」とかを大学時代に読んでました。
幕末ものもおもしろいと聞いていたけど、「跳ぶが如く」がわたしの性に合わなくて、それ以外は避けていた感じですね。 2
新選組は、兄貴の評価が低かったので、ずっと読まなかった。いかに影響力があったかよくわかりますね。でも、これは、川原 正敏の「修羅の刻」や、木原 敏江の「天までのぼれ」にであって、20代ぐらいのときに、「燃えろ剣」とか読んだら、とてもおもしろくて、あと新選組にもけっこうはまりました。

で、今回の「功名が辻」。
読む前のイメージでは、バカな旦那さんとそれをもり立てた賢い猛烈奥さんの話?

あぁ、司馬 遼太郎って、おもしろかったんだなぁと再確認しました。
なんか、確かに、説教くさいというか、自分の価値観を語るために、上手に人の性格をつくっているところは、あると思うまですが、読んでみて、伊右衛門も、千代も、かわいいですねぇ。

欠点のない人間としては書いてないです。
はじめは、千代の賢しさが目立つのかなぁと思っていたのですが、伊右衛門の方も、彼だからこそ、一途に駆け抜けていったんだなぁという感じが見えます。

なんか、夫婦が同じ夢を見ててしあわせそうだ。

功名が辻(1) (文春文庫)

司馬 遼太郎 / 文藝春秋(2005/02)


  1. 「箱根の坂」、「国盗り物語」、「新史 太閤記」、「関ヶ原」、「覇王の家」あたりですね。 []
  2. いや、よく考えたら、西南戦争は幕末じゃないよなぁ……。 []

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プロは一文で一時間を授業する 教え方のプロ・向山洋一全集21

この発問や、思想が、どこから生まれてきたのかというこに、わたしは、興味があります。

それから、1977年につくられたものが最高とするのならば、この業界は、その間、進歩していないのだろうか?
だとしたら、それは、悲しいことです。