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ハチミツとクローバー2

少女マンガは、少年マンガに比べると読むのに力がいるので、ゆっくりとしかすすみませんが、コレ、名作かもしれない…。

というか、もう、名作と認められている作品なんですね。わたしが知らなかっただけで。世の中には、まだまだ、わたしがしらないおもしろい作品が眠っているようです。

それぞれに、いろいろと抱えていることがあって、そしてむ、それを知らないながらも、一緒にいて心を許せる空間と時間があって。
これって、なにも、若者だけではなくって、どんな年代の人間でも、欲しいと思っているものではないかと思います。

森田さんは、自分の恋に気づいていないようだし。はぐちゃんは、やっと、人と関わり合うことができるようになってきたところ。

お互いのことを知っていても、知らなくても、(過度にではなく自然に)気遣いあって生きていくということは、できそうな気がします。

そして、ところどころ、重くならないように、爆笑させてくれます。

でも、生活って、そんなもんだよなぁ。深刻ぶっている時間よりも、笑っている時間の方が、多い方がいいです。

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大阪ハムレット1

森下裕美は、「少年アシベ」や、「ここだけのふたり」のように、毒を薄めて一般ウケするマンガがかける人です。もちろん、そのなかで、「そうとしか生きられない人間」をいれていくことで、オブラートに包みながら、いろんなメッセージを込めていく。

でも、それは伝わりにくい部分もあったのかもしれません。でも、いろんな人に読んでもらうという意味では、あのかわいらしい絵柄は、とても、武器になっていたと思います。

「大阪ハムレット」は、今まで武器にしていたもの、特に「かわいい女の子」が、使われていません。
女の子の顔をソーランアレマみたいに記号的な「美人」に描くのは、この人にとって、きっとそれほど大変なことではない。でも、あえて、今回は、そうではない絵柄を選んでいます。
なんだろう、今回の絵柄と「アシベ」の絵柄の1番の違いは……鼻があることかな?
それでも、けっして「美人」ではなくても、「魅力的」に人を描くことに成功していると思います。

以下、ネタバレありです。

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8月19日(土)、京都ボードゲーム倶楽部「おてばん」に参加してきました。
30人以上のものすごい数の参加者で、テーブルが足りなくなりそうでした。

遊んだゲームは、

「ストップ・イット」
「ロスマンフォス」
「モノポリーエクスプレス」
「操り人形」
「サンファン」
「オリエンテ」
「オリエンテ」

などなどでした。

「オリエンテ」は、絵があやしくていいのですが、ルールが、ちょっと洗練されていない感じです。

「操り人形」は、やっぱりよいゲームですねぇ。

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MAR15

「MAR」全15巻完結です。
「烈火の炎」が33巻だから、今回は、ちょっと短めという感じですねぇ。

その分、かききれていなかったところも、ちょっと多そうな気がします。
例えば、本当に人間は、「壊した世界を元どおり」にできるのかというと、かなり疑問が残ります。

ただ、そういう部分で、ウジウジすると、人気が下がっていくのが、最近の少年マンガらしいです。そして、「MAR」は、少年マンガの王道なところがあったので、それを避けたのかも。

しかし、邪悪のオーブって、アリスで除呪できるぐらいのものだったんだ。ゾンビタトゥの方が、強かった?
まあ、ここは、ギンタのパワーが上がっていると考えるべきところなのかなぁ。

ちょっと、あっけなかったなぁというのが、今の感想です。

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ボルボロスの追跡 グイン・サーガ106

そして、106巻を読み終えた今、109巻まで出版されています。
どうやら、この道中記、まだまだ続くようです。

まあ、多少、ネタばれありかもしれませんので、以下は読んだ人だけどうぞ。