新吼えろペン5
売れるものか?好きなものか?
でも、結局、自分では選べなくて、どっちかしか出来ないということでは……。
こわい話だ。
「ドラゴンランス」の子どもたちの物語です。
むかしは、こういう続編って、
「やっぱり、前作にくらべると……」
という感想をもちがちでした。
でも、最近は、
「そういう続編も悪くないなぁ」
と思っています。
源氏物語も、源氏が死んでからは面白くないとか思っていましたが、最近は、薫とか匂宮の話も好きなのです。
これは、年のせいかもしれません。
ということで、「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」です。
これは、長編ではなくて、中短編集という感じですね。
「ドラゴンランス」、「ドラゴンランス伝説」とか、けっこう「英雄」の物語だったのですが、こっちは、ちょっと軽い感じがして、冒険者の日常という感じがします。
きっと、タニスたちも、若い頃は、こんな冒険を……とか思ってしまいます。
キットの息子スティールは、めっちゃ魅力的です。
その善と悪への引き裂かれ方は、レイストリンを思わせます。
パリン。レイストリンにあこがれている彼にも、もちろん、その影を感じるのですが、本質的な部分で、スティールの方に、わたしはレイストを感じました。
きっと、みんな、そういう感じで、誰かに誰かの影をみているんでしょうね。
そういう、「長い恋」みたいな雰囲気が、なんとも2代目物語のよいところです。
どの話も大好きなのですが、「賭けるか?」の軽さは、すばらしかったです。
わたしは、ダウガンが誰かは、かなり早い時点でわかりましたが。
パラダインにしても、レオルクスにしても、本当に、この世界の神様たちは、魅力的です。
新しい物語。かなり期待通り…期待以上です。
これからはじまる大きな物語も、期待大ですねぇ。
トイザらスには、「チケットトゥライド」の棚がありました。
あと、「くるりんパニック」と野球盤がベスト3のイチオシ商品であるようでした。
「ブロックス」以来の定番商品になって欲しいところです。
ちなみに、「カタン」はありませんでした。
「モノポリー」がいろんな種類充実していました。
「モノポリー」って、そういえば、やったことないです。
四方のお札あつめのラストです。
そして、今回は、頼久編という感じかな。
夢をみないので、夢のおつけが伝わらない……というのは、ちょっと、びっくりしたというか、すごいギャグだと思いました。
しかし、見たくないと思ったからといって、見なくなるわけでもないだろうに……。
「その絆が八葉をそうしむけている」
というのは、この手の話をしていくなかでは、避けられない(というか、あえてふれてはいけない)話題ですねぇ。
でも、やっぱり、どこか作為的なものは……。いや、ゲームだし……。
ゲームといえば、「アンジェリーク」が新装版で出ていますねぇ。
「アンジェリーク」にしろ、「遙かなる時空の中で」にしろ、マンガ版は、すごく大切に、ゆっくりと作られて、「2」のマンガは、「3」のマンガは……という不満はあるのですが、ものすごく、物語としては、恵まれていると思います。
この調子で、ゆっくり、話がすすんでいくといいですねぇ。