ゲームリスト,サイト管理,更新雑記

今、自分でゲームのリストを見てますと、新しいリストに更新されて
ませんねぇ(笑)。

今日中に、なおします。

更新雑記

ネタのために
ゲームをしているといえば
その通りなのだけど、
本当にこんな
ネタの様な展開はイヤだ。

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こぶたのレース

今日も、元気な4年生です。
どうも、最近来なかったのは、風邪で学級閉鎖になっていて学校が休みになっていたからのようです。

「風邪?きみたちが?」

「わたしは、風邪ひいてへんねんけどな、学校休みやし遊びに行けへんかってん」

あいかわらず、元気いっぱいの4年生たちです。
来てくれたのは、3人。

「今日は、カードじゃないやつが、したいなー」

とのリクエストです。
1回やってみようということで、「こぶたのレース」を選びました。
サーカスのコブタくんたち。なんて、この子たちにピッタリなテーマだ。サーカスの元気いっぱいさもピッタリなら、コブタのかわいらしさ(太ってるってわけではありません)もピッタリです。

「こぶたのレース」以外にも、いろいろな名前で発売されているゲームです。
今、Webで調べてみましたが、「すすめコブタくん」、「こぶたのかけっこ」、「ラッセルバンデ」等々、いろいろな名前が出てきます。
いろいろな邦題があるのは、たくさんの人がこのゲームを楽しいと認めていて、いろいろな会社で輸入されている証拠みたいなものです。

ブタのコマがとってもかわいいレースゲームです。
コブタたちは、ただ者ではなくてなんとサーカスのコブタだそうです。
その華麗な技の数々は、ドイツ語の説明書にたくさん載っています。
ただし、華麗すぎる技は、レースをしてないときにしかできません(笑)
それを知ったときは、ちょっとだけショックでした。いや、なんとなく、そういう気はしていたんですが。

レースするコースは細い一本道です。
だから、前のコブタを追い越すときは、ヒラリと前のコブタの背中の上にのって追い越します。
ときには、背中に何びきもコブタを乗せたそのまま走ったりします。
これぐらいなら、走りながらでもお茶の子さいさいでできるのです。

まずは、8枚のコースの描かれたゲームボードをつなげて並べます。つなげ方は自由。だから、毎回、いろいろなバリエーションのコースが遊べます。(実はゴールまでのマスの数が変わるだけで、コースのカーブとかには全然意味がないって?それは、言わない約束です)

プレーヤーは自分の色のコブタを選んで、コブタのコマとチップを取ります。
コブタのコマは、道の切れているスタート地点におきます。

サイコロを振って、出た目だけ進めます。でも、このサイコロ、「1」から「4」までしか目がありません。4面ダイス?いえいえ、ちゃんとした6面ダイスです。黒い「1」の目が2つと「3」の目が1つ。赤い「2」と「3」と「4」の目が1つずつです。

黒い目を出したときは、サイコロをもう1回振ることができます。ただしこれは、自分の順番が、1番うしろにいるときだけです。

さて、道は細い一本道です。前にいるコブタは、飛び越えて進みます。でも、同じところに止まったら?これが、このゲームのおもしろいところ。なんとコブタは、そのマスに止まっているコブタの上に乗っかるのです。
これは、いくらでも重なって乗っかることができます。そして、下になっているコブタの順番が来て進むときは、上に乗せているコブタたちも一緒に運んであげます。

コースは8枚のタイルでできていますが、自分の手番の時に1回だけ、走り終わったコースのボードを1番最後のボードにつなげて、コースを長くすることができます。

コースを通り抜けた人が、ゴールです。

「コブタさんのレースです。サイコロの分だけ進みます。道はとっても細いので、同じマスになると背中におんぶされます」

4人分のコマを、背中にトントンと積み上げてあげると、

「おおー。きれい」

の声が。やりがいあるなぁ(笑)
この子たちの本当のサーカスしてるところ見せたら、もっと喜んでもらえるかもしれません。

「そして、下のコマが進むときは……」

「わかってるー。上も一緒に連れていくんやろー」

なんて、理解しやすいルールだ(笑)

「あと、最後の道を駆け抜けたらゴールです。でも、最期の道は、1回だけこうやってのばすことができます」

とこれぐらいのルールを説明して、スタートです。

最初このゲームを見たときは、なんでこんなサイコロを使うのだろうと思っていたのですが、理由が理解できました。
このサイコロを使うと、否が応でも、レースが団子状態になります。そして、自然にコブタたち、上に下にの大混戦になるんですねぇ。
乗ってなんぼ、乗られてなんぼのゲームです。

ちょっと、こまったのは、道がけっこう思わぬ方向に曲がっていって、スペースをけっこう取ることでした。机の上とかだと場所的に苦しいかもしれません。
わたしたちは、地べたでしてるのでしていたので、これは何とかなりました。

レースは、なかなかに盛り上がりました。

コースのつけ足しも全員ほぼ終えた終盤戦。
ゴールまで後2マス。3以上を出せばゴールです。
黒の「1」の目は、もう1回続けて振れますから、赤の「2」が出ない限りは次の手番でゴール確実です。

そのわたしのコブタの上に、後ろから乗ってくる乗ってくる。4ひき全員が合体してしまいました。

「うわー。これは、おっちやんの番で、全員、一緒にゴールやなぁ」

はじめてやったゲームで、爽やかに全員ゴールイン。
なかなか、おいしい展開です。
神様は、このゲームのレポートをこんなに美しいものにしようとはじめから考えておられたようです。

コロコロ。

「2!」

2?

せっかくの美しい展開が……。

全員一緒に、ゴール手前に。

「次はだれ?」

わたしの上に乗っているコブタさん。

もしかして、わたしだけが取り残されて、後全員がゴールというパターンですか?

………
……

そのパターンでした(笑)

やってくれるわ。神様。
こんな展開、だれも信じてもらえへんぞー。
しかも、なんで、最後にはまるのが、りんなんやーー

4年生、大爆笑。
ドラマを生みつつ、幕を閉じました。

最近、負け癖がついております。

ボードゲーム雑記,更新雑記

絵柄のかわいさは、カードゲームでは大事だと思います。

「クーハンデル」は、ハエとんでたりして損しているよなぁと
思った。
まだ、遊んでないし。

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コンチェルト・グロッソ

久方ぶりに、メンバーがそろいました。
といっても、なぜか1年生の子は、最近、毎日来ています。そこに、元気者の4年生が3人。

みんな一緒にできることをしましょうということで、今日のゲームは、りんがひそかに期待して、遊ぶ日を待っていた「コンチェルト・グロッソ」です。

110枚のカードを使ってするカードゲームです。
でも、頭を使って考えるゲームではなくって、反射的に体を動かして遊ぶジェスチャーゲームです。
元気者の4年生にも、ピッタリですし、小さな子でも楽しめます。
これは、もしかするとあのおとなしい3年生たちも、けっこう夢中になれるのではないかと期待しております。

110枚のカードには、ウサギの音楽家さんたちの絵がかいてあります。
種類は、11種類です。
そのカードを、シャッフルして、プレーヤー全員に同じ枚数ずつ全部配ります。

配り終えたら、自分のカードを整えて山にして自分の前におきます。でも、自分のカードを見てはいけません。

最初のプレーヤーから順番に、自分の山の1番上のカードをめくって、プレーヤー全員が見える場の中央におきます。
あとは、順番にこれをくりかえしていくだけの簡単な簡単なゲームです。

もちろん、ただカードを順番に出していくだけではゲームになりません。11種類あるカードうち4種類のカードが出たら、出来るだけはやく決められたジェスチャーをしなければなりません。

4種類のカードは、「ティンパニー奏者」、「オペラ歌手」、「シンバル奏者」、「指揮者」のウサギが描いてあります。

「ティンパニー奏者」が出れば、両手をあげます
「オペラ歌手」が出れば、耳をふさぎます
「シンバル奏者」が出れば、拍手します
「指揮者」が出れば、立ち上がります

でも、それ以外の「笛」や「チェロ」、「バイオリン」や「ピアノ」などが出たときは、ジェスチャーをしてはいけません。

ジェスチャーしなくてはいけないときにジェスチャーをまちがえたり、しなかった人、ジェスチャーをしてはいけないときにジェスチャーをしてしまった人は、失敗です。

また、全員がジェスチャーを正しくしたときは、1番遅くジェスチャーをした人が、失敗になります。

失敗してしまった人は、場に出されているカードをすべて取らなければなりません。また、失敗した人が複数いた場合は、その人たちで、場のカードをわけます。

はやくカードをなくした人が勝ちです。

動作のリファレンスのあるサイトを見つけていたので、あらかじめ人数分のリファレンスを印刷しておきました。

「このカードで、こうするわけ」

で、はたと困ったのが「指揮者」のカードです。

「これはねぇ、本当は、立ち上がるのです」

でも、りんたちは、地べたでカードゲームをしているんですねぇ。椅子でないからきわめて立ち上がりにくい。

「うーん。どんな動作にしようかなぁ」

と迷っていると、子どもたちが、指揮者みたいに手を横に振る動作を提案してくれたので、それで行くことにします。

「じゃあ、カード配るよー」

「えー、もしかして、それ全部配るの?時間なくなっちゃうよー」

との声もあがっていましたが、とりあえず、全部配ります。

「ほれじゃあ、まず、おっちゃんから行くよ」

とカードをめくります。

「これは……」

「なんにもしないやつやー」

はじめは、リファレンスを見ながらのプレーです。

「シンバル」

「手をたたく」

「あ、忘れてた」

2周ぐらいまわると、動作もすべて出て、すっかりおぼえられます。

めくられるときに横を見ていたりすると、負けてしまいますから、みんなゲームに集中しています。
この雰囲気、ちょっと、大人とした「そっとおやすみ」に似ています(笑)。
ピリピリしています。

けっこう、みんな慣れてくると、全員がジェスチャーしたとき、はやいおそいの判定がつかないことも多かったです。
そんな場合は無理に負けを決めずに、場のカードをそのまま上乗せしていきました。

絶対に、子どもとやったら楽しいはずだと思っていたこのゲームですが、結論からいうと、全然、ダメです。
もー、本当に全然ダメです。わたしが。1年生にすら、全然勝てないんですよ(泣)

1番のネックになっているのは、「ティンパニー奏者」のカードです。
何故かわたしは、すぐに太鼓をたたく動作をやってしまうんです。
後半になると、「太鼓の動作じゃないぞ!」と自分で自分に言い聞かせるのですが、凍りついてしまって手が上に上がらないという……。

このカードが出るごとに、わたしのところにカードがどんどん増えていくのですが。

相変わらず、素早さを競うゲームでは、「おねむちゃん」確定のようです。

「すっごい、すっごい、すっごい、おもしろかったなー」

と1年生の子が3年生の子にちょっと興奮気味に話しておりました。
3年生の子も、

「またしような」

うなずいています。

これは、かなりのヒットです。
素速さの実を、わたしにください。