なかなか、緊張感あふれるゲームでした。
2人とも、ビットのしかたはめちゃくちゃ素直だったと思います。
なかなか、緊張感あふれるゲームでした。
2人とも、ビットのしかたはめちゃくちゃ素直だったと思います。
待ち合わせの時間です。
いつもの3年生。まーさんです。
「今まで、したことないのがしたい」
うーむ。したことないのは、いろいろな事情があって(たいがいは時間が足りない)したことないのであって……。しかも、2人でできるゲーム。
ちょっと、「ボーナンザ」という選択肢が頭に浮かんだのですが、2人だし、何より時間が絶対足りない。
目に入ったゲームが、「ブラフ」です。
でも、このゲーム、かつて3年生とやろうとして、動かなかった記憶があります。
3年生の子たち、まじめな子が多いので、ビットしたり、ブラフの宣言(チャレンジ)したりということにふんぎりがつかなくて凍ってしまっていたんですねぇ。
「そう言や、まーさんもあのときいたっけ?」
と聞くと、うんうんとうなずいています。
まーさんは、けっこうおとなしい3年生のなかでも決断力のある方だし、2人だったらいけるかな?
ということで、「今までしたことがないゲーム」というリクエストからはちょっと離れてしまいましたが、今回のゲームは、「ブラフ」です。
「はい。サイコロ振ります」
もう、1回やったことがあるだろうということで、いきなりスタートです。
「おっちゃんから、ビットするよ」
自分のサイコロをのぞくと、「1」が3つ。
あんまりきついビットをするのも何だからなぁということで、オーソドックスにいきます。
「『1』が3つ」
まーさん、サイコロを確認しております。
「えーと、サイコロの数を増やさないといけないんだったけ?」
「うん。もしくは、目の数を増やすのでもいいよ。今、『1』が3つだから、『2』が3つとかでも、OKですよ」
前は、全然、ゲームが動かなかったのですが、けっこうちゃんとゲーム覚えています。
「うーん、じゃあ『4』が4つ」
わたしのところ『4』が1つもありません。ま、いっとこうか。
「ブラフ!」
「どうするんだっけ?」
「カップをあけて、サイコロの数を数えます。おっちやんは、『4』は、0。まーさんは?」
「3つ」
「合計3こですので、まーさんのサイコロが1つ減ります」
「あー、これ、なくなったら負けやったっけ」
「そうです」
さて、2ラウンド目。サイコロは、りん5個、まーさん4個の合計9こです。
コロコロ。
最初にビットするのは、前回正解のわたしです。
「4」が3つに「★」が1つかぁ。
けっこうかたよった目が出たなぁ。
「『4』が4つ」
めちゃくちゃ素直でしょ。でも、サイコロ9個でいきなり4個のビットは、相手にしたらイヤかも(笑)
「えー、4つ?うーん」
と迷って、
「『3』が5つ」
またしても、わたしのサイコロにない数字(笑)
「ブラフや!」
相手の「3」と「★」、わたしの「★」をあわしても3つ。
今度は、サイコロ2つとりです。
ここで、お迎えのあーさんがやってきました。
「やめる?」
「ううん。最後までする」
よく言った。では、一気に終わらせるからね。
3ラウンド目。サイコロは、りん5個、まーさん2個の合計7個。
しかも、ビットを始めるのも、わたしからです。
コロコロ。「★」が3つ。
きょーれつやなぁ。
うーん、どうしよう。ここは、素直にいこう。
「『★』が3つ」
「★から、★にあげてもいいねんなぁ」
「いいですよ」
「じやあ、『★』が4つ」
これは、参った。次のビットは、サイコロ8つですから、ビットできません。ビットするとしたら、「★」が5つまであげなければなりません。
そうすると、わたしのサイコロ3つが★なので、相手の残りの2つのサイコロ全部が★でなくてはいけません。それは、あり得ない気がします。
でも、こっちに「★」が3つ。相手のサイコロのどちらかが「★」。これは、充分にありそうです。
振りなおしのルールは、まだ教えていません。教えていたとしてもこの状況で「★」のサイコロを出して振り直すのは、あんまり有利とはいえないかも。
ちょっと悩みましたが、
「ブラフ」
相手のサイコロは?
「★」が2つ。なんちゅう、出目だ(笑)
あー、上げとけばよかった。
サイコロ1個マイナスです。
4ラウンド目。サイコロは、わたしが4個、まーさんが2個です。
コロコロ。
今度は、まーさんのビットからです。
「『3』が3つ」
そう来たか。
人数多いブラフも、おもしろいのですが、2人でやるときの緊張感も好きです。
わたしのダイスは、★なし「3」が1つだけ。
相手が、「3」のゾロ目、または「3」と「★」、「★」のゾロ目でない限りブラフです。
そんなに続けて、ゾロ目が出るもんかい!
「ブラフ!」
あけてビックリ玉手箱。「3」のゾロでありました。
わたしのサイコロ、マイナス1。
5ラウンド目。サイコロは、わたしが3個、まーさんが2個です。
まーさんのビットから。
「『2』が2個」
「おっちゃんのサイコロには2がない!ブラフ!」
「2」は、1個でした。
まーさん、サイコロ、マイナス1。
6ラウンド目。サイコロは、わたしが3個。まーさんが1個。
宣言は、わたしから。
「★」と「2」と「4」。うーん。
「『4』が2つ」
出目を「5」にするか、サイコロの数を3つにしないといけない究極の選択。相手に「2」があるとやっかいですが。
「『3』が3つ」
「ブラフ!」
相手の「3」とわたしの「★」で、「3」は2つ。
まーさんは、サイコロ、マイナス1。
サイコロ、0個になって終了です。
友だちが来た瞬間、急に勝ちだしてどうしようかと思いました。
「えー、わたし、このゲームしらん。教えてー」
と、あーさんが、言っております。
うん。転校するまでに、1回やろうね。
こうして、書いてみてはじめて気づいたのですが、全部、「ブラフ」とわたしが言っていますなぁ。
うーむ。疑り深い性格かも。
せめて、コンスタントに100点越えるようになりたいです。
ボーリングの話じゃなくて、テイク・イット・イージーの話。
4年生の子が、
「このゲーム、教えて」
と言ったので、久方ぶりの「テイク・イット・イージー」です。
人数も、1人ということで、まあ、都合のいいゲームです。
まあ、本当は1年生も何人か来ていたのですが。最近は、1年生も成長して、自分たちで勝手にゲームを持ち出して、遊ぶようになってきました。
1年生が今のところ自分たちで持ち出してできるゲームは、「ロッティ・カロッティ」と「ヒューゴ」と「りこうなバウワー」ぐらいです。あと、「ブロックス」のブロックを全部ボードに置けるかというゲームをしたりしています。
まぁ、異学年が交流してほしいという思いもありますが、今日のところはいいでしょう。
(そういえば、1年生には「テイク・イット・イージー」も教えたはずですが、あんまりやってないなぁ。用意と後かたづけが面倒だからかもしれない)
ルールを簡単に説明して、スタート。
りんが、タイルをめくります。
うーむ。久方ぶりのこのゲームです。日記を見てみると2カ月以上やってないようですねぇ。
ここは、これを置いて……あれ、つながらなくなっちゃった。
でな感じ、結果は散々でした。
りん
5×5=25
9×4=36
6×3=18
2×3= 6
それに比べて、今日初挑戦の4年生は。
5×5=25
9×3=27
3×4=12
4×4=16
8×3=24
7×5=35
6列もそろっているという……。
合計得点は、
りん 85点。
4年生 139点。
という情けないものでした。
コツを忘れているようです。
やっぱり、2カ月も間をあけてはダメです。もっと、コマメにゲームをしなければなりません。
がんばるぞー。と決意も新たにした、わたしでした。
遊べる限り、いっぱい遊ぼ。