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マリンブルーの風に抱かれて1

「ご近所物語」より前の矢沢 あいです。

といいつつ、矢沢 あいは、「NANA-ナナ-」しかしらないので、いつからあのポップな絵になったのか、どこかに区切りがあるのかはしらないのです。

「NANA-ナナ-」がよかったので、他の作品も読んでみようということで、文庫に手をだしています。

このころの矢沢 あいは、ものすごい正統派の少女マンガですねぇ。そして、無駄にドラマチックだ(笑)
これは、平行して読んでいたアガサ・クリスティーの「愛の旋律」でも、感じたことです。

でも、クリスティーとか、矢沢 あいとか、うまい人が、正統派かくと、迫力あって、グイグイ読ませます。

基本的に、人間関係ドロドロが、好きみたいですね。矢沢 あいも。

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NANA-ナナ-19

うーん、やっぱりおもしろいわコレ。

芸能界の乱れた人間関係(笑)には、若干、ついていけない部分もあるのですが、こういう、本当に欲しいものと手に入りそうなものがゴチャゴチャしていて、わけがわからなくなっていくというのは、確かにあるかもと思ったりします。

今回の誘拐犯の話も、けっこうリアルな話だと思いました。

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NANA-ナナ-18

今回の短編(中編)は、「TAKUMI」。

え~、それって、本当に大事なのは××で、○○は、欲望処理係っていうこと???

とか思ってしまった。

しかし、本当に、微妙な関係の人たちが多いマンガです。
これで、未来も平行してかいている。
その終着したときの全員の立ち位置がみえているんだったら、矢沢 あいって、すごいと思います。

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NANA-ナナ-17

この過去の物語と未来の物語がつながるとき、奈々が、ナナともう1度出会うとき、この物語は完結するんでしょうか?
なんか、そんな感じが見えてきた気がします。

母親のコトをすっぱ抜かれたぐらいでは、潰れなかった。でも、ストレスというか重圧がどんどんかかっていく感じは、見て取れます。
どの時点で、どうやって、決壊していくのか?

先が、見たいような見たくないような。

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NANA-ナナ-16

なんか、ファンクラブの集まりのところでは、妙にリアルな物語を見た気がした。

そうやって、たしかに離れていくファンも多いよねぇ。それを止めることばできないけれど。

そして、気合いをいれて追っかけをしているファンの「純」さも見えた。たしかに、純じゃなければ、そんなことやっていないのかも。

ヤスと詩音は同じ指輪をしているのですね。美雨さんは気づいたようです。
こっちでも、ドロドロ展開が(笑)