アルカサル-王城-2
なぜか、全2巻だと思って読んでいて、
「めっちゃ途中で終わっているなぁ~」
と思っていたら、コミックで13巻も出ていたのですね。ということは、文庫では6巻ぐらい。
青池 保子も、なんか、いろんなものを超越してちゃって自分の好きな世界を作っている感じがします。おもい物語でも、すーっと、軽快に語ることが出来るのは、すごいです。
なぜか、全2巻だと思って読んでいて、
「めっちゃ途中で終わっているなぁ~」
と思っていたら、コミックで13巻も出ていたのですね。ということは、文庫では6巻ぐらい。
青池 保子も、なんか、いろんなものを超越してちゃって自分の好きな世界を作っている感じがします。おもい物語でも、すーっと、軽快に語ることが出来るのは、すごいです。
神と精霊とかいいながら、まあ、火に関する伝説関係なんでもありです。人体発火とかもあつかわれています。
おもしろかったのは、火の起源ですね。
もともと、動物が火をもっていたという考え方は、けっこう広く分布しているようです。これは、人がいない森とかで山で火事が起こったりすることからくる連想ではないかと思います。
ねぇさんと論争になったのは、人間が火を自由につけるようになった方法として、摩擦が先か、ほくちの様な火打ち式の発火法が先かということですね。
わたしは、火打ち式の方が、簡単そうに思えるのですが。
まあ、どうでもいいことなんですけどね。
考えてみたら、生まれてすぐに抹殺されかけるって、ハオの人生もなかなかに悲惨だ。
まあ、だから歪んだわけでもないのだろうけれど……でも、それが重なって歪んでいったところはあるのだろう。
あぁ、だから、葉たちの最終的な思いが、「お姫様を救う」だったのかと、ちょっと納得したりもする。