悲歌-elegie- 杖と翼番外編1
「杖と翼」の番外編です。
逃がし屋の2人が、活躍する連作短編。
しかし、日本人がフランス革命に詳しいわけは、やっぱり、良質なマンガがあったからだと思います。
タイトル、eの上には、最後のe以外には、強調(?)の記号が付いています。
「杖と翼」の番外編です。
逃がし屋の2人が、活躍する連作短編。
しかし、日本人がフランス革命に詳しいわけは、やっぱり、良質なマンガがあったからだと思います。
タイトル、eの上には、最後のe以外には、強調(?)の記号が付いています。
吸血鬼もの。
お耽美系ということで、ポーの一族とか、そんなのが流行っていたのかなぁと思わせられます。
時代は感じるのですが、でも、これも木原 敏江がずっとかいてきた異類との恋のお話だなぁと思いました。これが、「夢の碑」のなかに入っていても、まあ、そんなにおかしいこともない気がします。
でも、本当に、木原 敏江は、わたしの琴線に触れます。なんでかよくわからないのだけれど。
この人も、なんか木原 敏江と同じぐらい軽やかになってきたな。
しかも、今回のケルトの話の流れ。エロイカの路線と少佐の路線が交差していくところなんて、めちゃくちゃ美しいです。
なんか、今まで惰性で読んでいたところもあるのですが、おもしろいわ、コレ。
いつも、「合掌」で終わる、木原 敏江のすごいミステリーシリーズ、「大正浪漫探偵譚」です。
今回で、完結。
で、以前出ていた単行本を眺め直してみようと探してみましたが、もう、手放した後でした。
以前の話は、文庫に入ったいたので、もう続きもでないだろうと考えて、手放しちゃったようです。
これ、ちゃんと文庫になってくれればいいんですけども……。
木原 敏江の作品も、なんか、おなじみの俳優が、いろんなドラマを演じているみたいな感じがしてきます。
はじめて読む物語でも安心できるし、新鮮味がないといえばない。
でも、そこまでやってきた人だけができる味はあると思います。
この最近の木原 敏江の軽やかさはなんだろうと思います。
最近といっても、わたしが認識しているところでは、「夢の碑」の「鵺」あたりからだと思うのですが。
もともと、罪を憎んで人を憎まずで、悪人ですら魅力的な傾向は、確かにあったと思います。
でも、本当に、悲劇も喜劇も、全部軽やかに物語ってしまうすごさが、今の木原 敏江にはあると思います。
もう本当に、俳優たちはすっかりできあがっていて、あとはどんな配役をしていくかという楽しみながら演劇を作っていくようなそんな感じすらします。
どんどん、悪くなる世の中かもしれないけれど、こんな風に渡っていければ、悪くないのかも。
日本語って素敵です。いい言葉を使わないとね。