風の谷のナウシカ ジブリの教科書1
高畑 勲と宮崎 駿の戦いが、最近は、作品以上におもしろいです。
そして、それをまた鈴木 敏夫がめちゃくちゃおもしろく語るんだわ。
最近は、ラジオの「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」の熱心なリスナーです。
実は、ジブリの映画を最近熱心に見るのは、映画以上に、そのおもしろさがあるからかもしれません。
それは、このナウシカ以前から始まっているようです。
ジブリ、嫌いや~とか、思っていたのですが、「ハウルの動く城」とか「風立ちぬ」とか、「かぐや姫の物語」とかを見たり、周辺の話を聞くとすごくおもしろいくて。
そして、なによりも、子どもの時に見た(高校生ぐらいか?)「天空の城ラピュタ」はあんまり印象良くなかったのですが、この前、見たらおもしろかったということもあり。
どうやら、感覚が変わってきているみたいです。
年取って、角が丸くなってきたのかも。
ということで、ジブリを再発見ということでジブリ文庫を読むことにしました。
まぁ、しかし、ジブリの教科書の方は読んで楽しいけど、こっちのシネマ・コミックの方は、コミックスではなくて動いているやつが、いるなぁと。
当たり前といえば、当たり前ですが。
それから、実はわたし、原作、後半まだ読んでないので、そっちも読まねば。
なぜか晴明神社の禰宜の人が司会をしている対談と本の紹介が、1番おもしろかったかな。
陰陽師も、四捨五入して30年。
本当に、安倍 晴明も有名になりました。わたしが、陰陽師、土御門、安倍 晴明の名前を知ったのは、多分、「帝都物語」からです。
図書館で本を借りていた頃なので、小学校高学年から中学校ぐらいです。
まあ、まさかわたしも、40代になって、キマイラを読み続けているとは思わなかったからなぁ……。
そんなこといえば、「ガラスの仮面」とかも……。
キマイラとか、「ガラスの仮面」は、最後まで読みたい物語ですが、「陰陽師」は、いつ終わっても、「続きは…」とはならない感じかなぁ。短編連作だけに。
でも、いつもあるので、なくなるとさぴしくなる。そんなお話。
やっぱり、書き続けて欲しいです。
日本のアニメーションの歴史を語る1冊。
割と目に入るのは、手塚 治虫が中心にいるものがほとんどだった。
これは、アンチ手塚 治虫です(笑)
手塚 治虫が、いかに若者をそそのかしビジョン無く食いつぶしていったか、そして、いかに日本のアニメから「動き」をなくしてしまったか、いかに、労働環境を悪くしたかということが語られています。
そして、それでも見えてくるのは、まわりをものすごい勢いで巻き込んでいく、手塚 治虫の熱量であったり、才能であったりもするのですが。
たった1人が、日本のアニメ界の未来を修復不可能なほど壊してしまった……と、ジブリというか、元・東映動画の人は思ってるみたいです。
そんなことができるのは、やっぱり手塚の天才を感じます。
まぁでも、宮崎 駿たちだって、家にも帰らずにアニメを作っていたんだから、そんなに労働環境は変わってなかったような気もします。
一から日本のアニメーションを作り上げてきた人による理論書であり、またその日本のアニメーションの黎明期の証言でもあります。
かなり貴重な本だと思います。