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葬送のフリーレン4

人間関係のかき方がうまいなぁと。
なるほど、フェルンは僧侶にそだてられたから、破戒僧でも僧侶は自然と信頼してしまうのねとか、そういうところ。全く説明しなくても、なんとなく伝わる。このさじ加減って難しい。

そして、思春期(前)男女も楽しい。

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葬送のフリーレン3

魔力を隠す。それは、人間の狡猾さ。魔族にも多分、エルフにも思いつかない。
多分、人間と一緒に生活することは、いいことばかりではないのだと思う。
そういうことを含めて、人と関わるということではある。

そして、僧侶も参入かというところで続く。パーティらしくなってきた。

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葬送のフリーレン2

2巻目。

このまま、一気にお話が数話ごとに2~30年とんで行く展開を想像していたので、ちょっと期待していたのとは違うという気はします。
うん。普通にパーティくんで、普通に魔物退治にいく感じが強い。

まあ、エルフと人間の価値観の違い以外にも、魔物と人間の価値観の違いなどもあって、そのあたりの設定の仕方はうまいと思います。

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葬送のフリーレン1

エルフにとっては、あんまりにも短い人間の一生。
今、「ロードス島物語」でも、バーンがいなくなった後のディードリットの物語がかかれていますが、あんな感じ。まあ、あっちは、冒険いっぱいっでディードは脇役な感じであります。こっちは、冒険用は少なめです。
元祖の「指輪物語」では、人と結婚したら寿命が人と一緒になるという話があったような気もしますが、違ったっけ?

人と接して少しずつ変わっていくのは、人もエルフも変わらない。まあ、一生分の何割かを費やして変わっていくのだとすると、エルフのそれはその分母の部分がメッチャ長いので全体の影響としては少なく見えるのかもしれませんが。
エルフから見れば、なんでそんなにコロコロ変わるってなるだろうしねぇ。

実は、もっと100年とか200年があっという間にたっちゃう物語だと思っていたのですが、そうすると、人間には理解できなくなっちゃうのかも。