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天才柳沢教授の生活22

過去編がつづいています。
ただ、現在につながっていく奥様が出てきたり。

こうやってみると、柳沢教授(過去の世界では教授じゃないか)は、町子さんに対してなんの感情もないというのがよくわかります。というか、ただの興味の対象?

どっちかというと、町子さんに出会った瞬間に、正子さんの方は、町子さんの感情に気付いたようですね。

「私 じき良則さんに嫁ぎますの」

というセリフは、警戒心から出てきた言葉のように感じます。

でも、教授にとって、興味の対象と、愛情の対象には、いったいどんな違いがあるのでしょうか。
子どもたちも、愛情をもって接しているように見えますが、ある意味興味の対象として見ている気もします。
また、家族も時にして、教授の興味の対象になっています。

ただ単に、自分の乗っている流れのなかに、流されているだけにもみえなくはない。

まぁ、現在の柳沢教授というゴールがある限り、そこに向かって物語は動いていくわけですが。

かわぐちかいじ,読書かわぐち かいじ,ジパング,モーニングKC,歴史,講談社,13

ジパング13

歴史が変わらないとしたら、いったい何のために「みらい」はここにいるのか?

草加が、原爆を落とそうとしているのは、もしかして日本?

井上雄彦,読書バガボンド,モーニングKC,井上 雄彦,吉川 英治,宮本武蔵,講談社

バガボンド18

武蔵編の時は、

「けっこう、原作通りだよ」

と聞いていたのですが、小次郎編に入って、ぶっ飛んでいるだと思います。
ただ、原作を読んでないので、比べようがないのですが。

しかし、武蔵、野獣だと思っていましたが、小次郎の育ち方の方が激しいような気がしてきますねぇ。
だって、武蔵はいちよう、家があって、友だちもいて、という環境でしたからねぇ。

佐藤秀峰,読書ブラックジャックによろしく,マンガ,モーニングKC,佐藤 秀峰,講談社

ブラックジャックによろしく7

癌はけっこう身近な病気だけに、重いです。
身内には、見せられんマンガになってしまっています。

しかし、現在、癌治療中の人がこのマンガを読んだら、どう感じるんだろう。
連載の扉とか、コミックにも、注意書きは書いてあるけれど、反応はプラスだけではないはず。

書く方も辛いのか、けっこう連載も休み休み続いています。
1回なんか、目次に載っているのに掲載されていないなんてことがあって、ビビりました。

もしかすると、出版社サイドからしてみたら、無理してまで載せたい内容ではなくって、そういう圧力もあるのかもしれませんねぇ。

多分、奇跡は起こらないとして、いったいどこに物語をもっていってくれるんでしょう。
次巻、「がん医療編」完結とかかいてあるのですが、とても、あと1巻でおさまるとは思えない内容です。

しかし、厚生省の作ったシステムというのは、薬害エイズのときといい、腐ってるな。

李學仁,王欣太,読書モーニングKC,李 學仁,王 欣太,蒼天航路,講談社

蒼天航路29

そろそろ、乱世を一線てがんばっていた人たちが退場する後半戦に入ってきました。

そして、劉備は、蜀取り。

やっぱりわからないのは、馬超がなにを考えて劉備軍に入ったのか。

この巻の馬超落とすところのセリフだけは、ちょっと、臭さを感じてしまいます。
今までは、そこが、蒼天劉備のよさだったのですが、今回は、うらで蜀取りが動いているので、いやらしく感じるのかも。

そんななかで、ばっと出ていきなり死んでいったほう統と、しぶい役回りの簡雍が、いい味出してました。

簡雍、かっこいいなぁ。

登録をミスを何回も繰り返す。
どうやら、ほう統の「ほう」の字がはじかれているようです。
なんでだ?