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デルトラ・クエスト6 魔物の洞窟

えーと、少し前に読み終わったにもかかわらず、この本、忘れてほったらかしになっていました。

「で、『デクトラ・クエスト』は、おもしろいの?」

と、同僚に聞かれました。

「まあ、ストーリーが次から次へところがっていくから、おもしろいといえばおもしろいよ。
でも、あとにはなんにも残らないけどねぇ」

と答えていました。

ということで、読んだ直後でないので、なんにもなこっていません……。

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デルトラ・クエスト5 恐怖の山

「デルトラ・クエスト」は、魔法のアイテムをゲットして(取り戻して)強くなっていくお話です。
1巻に1つずつ魔法の宝石をゲットしていくというわかりやすさ。

これを読みながら、「あぁ、指輪物語というのは、希有な物語だなぁ」と改めて思います。
だって、「指輪物語」は、力のある指輪をいきなり捨てに行くお話ですから。

なかなか、そんな発想はできないよなぁ。いったい、トールキンは、どこからそんな発想を得たのだろう。
大人だって、今の世界をみれば、そういう発想が、なかなか出来ないことがよくわかります。

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デルトラ・クエスト4 うごめく砂

「デルトラ・クエスト」は、安心して読んだり、読ませたりできる本だなぁと思います。

表紙だけが、なんであんなに、グロいのかと疑問に思いますが……。

あの表紙だけで、大人の多くは敬遠すると思います。でも、子どもの何割かは、あの絵で買うのかなぁ。

まぁ、安心して読めるというのは、それ以上ではないということでもあります。そのあたりは、不満は残りますが……。
だから、第1部を読んだら、第2部、第3部にはすすまないかなぁ。

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デルトラ・クエスト3 ネズミの街

これを読んで読書好きになったという子どもは、わからないでもないです。
ちょっと、浅い感じはしますけど、次から次へのストーリー展開は、やっぱり、悪くないと思います。

ただ、ここから、このシリーズ以外の次の読書に続いていくかどうかというと……。
いやきっと、続いていく子どもも、いると思いたいです。

映画化されるらしい「マーリン」の1巻よりは、こっちの方がおもしろく感じます。
「マーリン」は、好きな世界なので、2巻以降の展開に期待しているんですけどね。

どっちの物語にも共通するのは、ちょっと、キャラが薄っぺらで、ゲームっぽいことです。
で、薄っぺらいところで、ストーリー展開としては、「デルトラ・クエスト」の方が、いろいろなことがまとまって起こっておもしろいという感じです。

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デルトラ・クエスト2 嘆きの湖

1巻目読んでいた時に気になっていた「軽さ」が、2巻目ではそれほど気にならずに、それなりに楽しんで読めました。

それは、最近読んでいるのが、ミステリーとかあんまり相性があわない本が多いせいかもしれない。

まあでも、けっこう修羅場なときでも、気軽に読めるこういう本は、けっこう貴重かもと思ってしまっている今のわたし。