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バトルライン(日本版)

人生2回目の「バトルライン」でした。

そして、インストしてもらって遊んだにもかかわらず、相変わらず自分の手の中に「戦術カード」があると、枚数を気にせずに出そうとしたりしていました(笑)
そうか。相手が、出してくれないと次の「戦術カード」は出せないから、けっこう我慢しあいなゲームなんですね。
だから、「戦術カード」を引きまくるというのは、相手が、あんまり戦術カードを使ってこないと、引けるはずのカードが来なくて、かえって不利になっちゃうようです。

2カ所でリーチをかけておいたら、ツモったカードをよく見ると、両方におけたりすると、どうしようか迷います。

我慢して、我慢して、最後、一気に戦線がボロボロと崩れていくのは、やっぱり楽しいです。

なんと、なぜかこのときは、わたし勝っちゃいました。

でも、勝てた理由がイマイチわかっていないという……。

この後、2004年の年末頃に、親しい人と、もう1回、こんどは「戦術カード」なしの「ショッテントッテン」のルールで遊んだのですが、そのときは、見事に負けてしまいました。

なかなか、悩ましいけど、楽しいゲームです。

2人用ゲームは、なかなか遊ぶ機会がないのですが、「ロストシティ」とか、やってみたいゲームは、いろいろあります。

まあ、これからのお楽しみということで。

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頭脳絶好調

このあたりから、ずっと、「頭脳絶好調」は、大好きですねぇ。

なんだか、ゲーマーの人のうわさに聞いたところでは、この「頭脳絶好調」は、やっぱりクニツィーア作の元になったもうちょっと複雑なゲームがあるんだそうです。
そっちは、話を聞いていると、アブストラクトっぽくなくて、テーマがあるなそうです。((まあ、ランダムな要素が入っていますし、4人で遊べますので、「頭脳絶好調」とか、「ラミィキューブ」とかをアブストラクトゲームと呼んでいいのかどうかは、わたしにはわからないのですが……。))

そっちの複雑なゲームの方は、遊んだことないので、また機会があれば遊びたいのですが、「頭脳絶好調」のシンプルさに、とっても、わたしは惹かれています。

今回は、確か、邪魔のしあいの結構大人な「頭脳絶好調」だったと思います。
こうなると、とたんに弱いわたしです(笑)

と、いい人のふりをしておこう……。

実は、あんまり覚えていないという……。
ということで、今日は、こんなもんで。

ライナー・クニツィア,Reiner Knizia
ホビージャパン
発売日 : 2010-09-16

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頭脳絶好調

はじめみた印象は、なんか、難しそうだでした。訳もなかったし(笑)

でも、ゆうもあゲーム会・大阪で、けっこう子どたちが遊んでいたり、ゆあもあゲーム会・京都でも、けっこう評判がよかったりということで……。

また、「アフリカ」のときのように、クニーツィアの6角ヘクスにだまされたか?

遊んだ感じを聞いてみると、

「『ブロックス』みたいな感じ」

そ、そんなに簡単なのか?
こ、これは、囲碁・将棋クラブにも使えるかもしれない(いや、どんな囲碁・将棋クラブやねんという人は、ここをクリック)。

ということで、急遽、購入していたわけですが、遊ぶ機会のなかった「頭脳絶好調」です。
まあ、なんというか、いわば研修みたいなものですね。
そのうち、きっとインストしなくちゃいけなくなりそうなゲームです。
なによりも、1回、遊んでみたかったのですね。

正六角形が2つ一辺でくっついた様なタイルを使って遊びます。
これまた、巨大な正六角形のような形をしたボードに、そのタイルをどんどんおいていって、点数を取っていくわけです。

タイルには、正六角形のそれぞれに、マークが描いてあります。
タイルを置いたときに、今置いたタイルのマークから直線上に同じマークが続いていれば、その分だけが点数になります。

プレーヤーは点数表を持っていて、それぞれのマークの点数をあげていきます。
ただし、最終的に自分の点数になるのは、6個あるマークのうちで、1番点数の低いものです。
ということで、他のマークが、どれだけ高い点数でも、1つのマークが0点ならその人の点数は0点です。
まんべりなく点数をすべてのマークで点数をとっていかなければなりません。

ちょっと、最初は、点数の数え方がとまどうかもしれませんが、確かに、けっこう簡単なルールです。
やることは、タイルをボードにおいて、点数をすすめて、タイルを引く。基本的に、これだけ。

タイルの補充は、あと「総入れ替え」というのがあります。
これは、タイルを出した後、自分の1番低いマークのタイルが、1つも手札になかった場合は、すべてを場にさらして、6枚のカードを引くことが出来ます。

まあ、これだけだと、けっこう地味なゲームなのだと思います。まあ、時々、爆発的に点数が入りますが、それでも、硬いゲームというイメージです。
でも、もう1つのルールがあることで、このゲームは、派手になったと思います。

それが、「ボーナス手番」です。
点数表ですが、それぞれのマークは18点までしかありません。
ですから、いくらマークが点数をとれるようにおいても、18点以上になることはありません。
でも、1つのマークが18点に達すると、そのプレーヤーは、

「天才!」

と叫んで、なんと、連続でもう1枚タイルを置くことができるのです。

このときに叫ぶ言葉ですが、

「天才!」

の他にも、

「絶好調!」
「ジーニアス!」
「オラオラオラ!」

など、流派によって違いがあるそうです(嘘。信じないように。というか、自分の信じるように叫びましょう)。

これは、当然、中盤から後半戦におこってきます。
そうすると、自分が置こうと思っていたところに、次のタイルをおかれたりと、かなり楽しいことになります。
逆に上手に使えば、一発逆転も、あり得ます。

人が、どんどん点数を取りやすいようにタイルをつなげていくのは、

「青のブームがきた~」

という感じで、呼ばれていました。
後になるほど、タイルが繋がりおいしい思いが出来るわけですが、待ちすぎると置くところがなくなったり、塞がれたりしてしまいます。

マークは6種類あるのですが、1種類ぐらいは、ボード上に非常に少ない色ができてくるようです。
今回は、これが、「赤」でした。
この色が、勝負の境目になります。

まだ、大丈夫だろうと思っていたら、なんと完全に「赤」を囲まれた形になってしまいました。
そうすると、いくらタイルを持っていても、点数の取りようがない。

自分の手番に赤のタイルを置いて、次の手番にそれを使って点数を取れるか?とかためしてみましたが、他の3人にじゃまされて、無理でした。

このゲームは、自分の点数を伸ばしていくだけではなくって、他の人の点数も見ながら、他のプレーヤーが、どの色をのばしたがっているかなどを考えていくのも、重要なようです。

なにはともあれ、1回遊んだら、インストができそうな非常にシンプルなルールで、そして楽しかったです。

けっこうお気に入りかも。

じっさい、次の9月のゆうもあゲーム会・大阪では、インストをしていました。

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エクストラ

最後のゲームは、クニツィアのダイスゲーム「エクストラ」です。

実は、あんまり覚えていませんが、ものすごーく、イジワルなゲームだったという印象か(笑)

スゴロクゲームです。サイコロを振って、コマを進めていきます。

えーと、サイコロを2こ振ります。出た目が気に入らなければ、何回でも振り直しができるんです。でも、「×」の目がでると、バーストしてしまいます。

バーストすると、スゴロクのコマをバックさせなければなりません。

それから、……。
サイコロで満足した目が出たからといって、コマを進められるわけではありません。
そのサイコロの目を自分が進めたい数のところに置きます。
ということは、大きな数字のところに置けばたくさん進めると思うでしょう?
でも、次のプレーヤーがサイコロを振って、自分よりも大きな目を出して、自分よりも小さな数字のところにサイコロを置くと、小さな目のサイコロは、みんな追い出されてしまいます。
だから、大きな目は、うまくいけばおいしいけれど、追い出されやすいわけです。

わたしは、追い出されまくりました。
そして、挽回しようとサイコロを振ると、「×」が出る(笑)

全然、スタートから離れられませんでした。
終盤は、ひたすらトップを止めようとするので、ちょっとゲーム的にだれるかなという気もします。
↑ ただし、勝負にかかわっていなかったので、そう思えるだけかもしれません。

ということで、2月のMMGは、終了です。
3月は、いそがしくて行けなくて、4月は主催者の方がいそがしくて中止になってしまいました。

5月は、行きたいですねぇ。

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サムライ

ライナー・クニツィアの「このゲームは最高!」な「サムライ」です。

訳の分からない人は、実際にのゲームの箱を手にとってご覧ください。
なんというか、「日本の美」をたった1枚の箱のなかに詰め込んだような素晴らしいボックスアートです。

わびさびのある雲のかかった太陽。いただきに雪を配した山。そして、山の上の大仏。日本人の心でもある城と、それを見守る「侍」。
もちろん、空には、芸術的までに簡略化された鳥が飛んでいます。

この絵は、日本人の心に強く訴えかけるなにかをもっています。
きっと、この絵と、そこにかかれた文字を読むとき、日本人ならば、こう思うはずです。

「おまえら、日本人をなめてるやろう(爆)」

西洋人のカンチガイが爆発という感じです。
どっからどうみても、日本人にとっては、「プール・ポジション」以上におバカなゲームに思えてきます。

ボードは、大変複雑なかたちをしています。これは、ボードが日本地図のかたちになっているからです。北海道、本州、四国、九州と4つの大きな島とそれを取り巻く海。これが、ゲームの舞台なのです。
ただし、各島は、小学生が、うろ覚えで書いたような形をしています。いや、これは、ゲームのためにワザとこういう形になってるのかもしれません。
「アフリカ」と同じく六角のヘックスで地図が分割されていますので、ちょっと難しそうに見えます。
でも、見た目ほど難しいルールでないところは、さすがクニツィアです。

一瞬、「サムライ」という題名、そして、この六角ヘックスのマップで、ウォーゲームを思い浮かべるのですが、全然、戦闘とかはありません。

「アフリカ」見たいに、自分を表すコマもありません。だから、スゴロク見たいなゲームでもありません。

今、うーんと考えてみたのですが、これに似ているゲームって知らないですねぇ。
陣取りゲーム……だいぶん遠いですねぇ。

ボード上の都市に、コマを配置するところからゲームは、はじまります。
コマは、日本らしく「兜」と「仏像」と「田圃」の3つ。武力、信仰、そして経済力といったところでしょうか。別に、コマは、3種類見分けがつけば、なんでもいいみたいです(笑)

「兜」ですが、ボックスアートに描かれれているような五月人形の鎧兜の兜みたいなヤツではなく、なぜか、関白・豊臣秀吉がかぶっているような烏帽子(というのだろうか)みたいな形をしています。おそらく、カンチガイ。
「仏像」ですが、大仏様と、七福神の布袋様と、こけしを足して3で割ったようなありがたい形をしています。これも、かなりアヤシイです。
「田圃」は、1番まともかな。チロルチョコといわれたら、そうかなぁと思ってしまいますが。

このコマを日本中の主要な都市や村に、置いていきます。

まずは、日本の首都。ショーグンのいる江戸です。ここは、日本の中心ですから、もう、「兜」も、「仏像」も、「田圃」も、全種類1こずつ置かれます。

さて、次に、日本の主要な都市に、順番にコマを1つずつ置いていきます。都市には、コマを2つずつ置くことができます。
都市は、日本に3つだけ。エンペラーのいる「京都」、そして、「秋田」、「札幌」です。
何故、「秋田」と「札幌」?
都市の全てに、2個ずつコマを置いたら、次は、名もない村々にコマを置いていきます。

名もない村々には、1個ずつしか、コマがおけません。こうして、全ての都市や村にコマを配置したら、いよいよ本格的に、ゲームスタートです。

プレーヤーは、六角形のタイルを20枚ずつもっています。
このうち5枚だけを表に向けて、ついたての向こうに隠してもちます。ちょっと、「インコグニト」のパスポートみたいな感じです。
もちろん、ついたては、日本風に障子がデザインされています。そして、障子に映るのは……どうみても、芸者さんをあげているサムライ???
うーむ。
見事に、間違ってます。

タイルには、数字がと絵が描いてあります。これをボード上に置いていくことによって、隣接するマスのコマに影響を与えることができます。

例えば、「兜2」のタイルなら、隣接するマスの「兜」のコマに「2」の影響力を与えることができます。
「船」と、「侍」と、「騎馬武者」の絵の描かれたタイルは、隣接するマスの全てのコマに影響を与えることが出来ます。
ただし、「船」は、海の上にしか配置できませんし、「侍」や、「騎馬武者」は、陸上にしか配置できません。

コマに隣接するすべての陸上のマスにタイルが置かれると、そのコマは、ボードから取り除かれます。
このとき、1番影響を及ぼしているプレーヤーが、そのコマを得ることができます。
こうして取ったコマは、自分のついたての後ろに隠してならべておきます。
こうやって、どんどんコマを集めていくのがゲームのメインです。

ただし、1番影響を与えているプレーヤーが、同点で複数いた場合は、コマは誰のものにも為らずゲームから取り除かれてしまいます。

タイルのなかには、コマを交換してしまう力をもった特殊なタイルや、タイルを動かす力をもった特殊なタイルが存在します。
また、漢字で「侍」と書かれたタイルは、1回の手番で、何枚でも一気に出すことができます。

こうして、1種類のコマが、ボード上からなくなるなどの終了条件を満たせば、ゲーム終了です。

さて、コマをどんどん取っていくゲームなのですが、おもしろいのは、その勝利条件です。

1つのコマの種類で、単独で数がトップになっている人だけが、勝てる可能性があります。
だから、いくらたくさんコマをとっていても、どれか1種類でも、他の人よりたくさんの数をとっていなければ、勝利できません。

次に、トップを取ったコマを横によけます。
そして、残ったコマの数を数えます。残った数の多い人が勝ちになります。

だから、ただひたすら種類を限定して集めていると、「勝てる可能性」はでてくるのですが、トップを取ったコマを横によけたときに、すごく数が少なくなります。

トップの数はギリギリで取って、他のコマを集めたいところです。でも、相手がどれだけ集めているかは、ちゃんとカウンティングしてないとわかりません……。安全策を取ろうとしたら……。

まさに、ジレンマです。

最後の方、プレイしていて、ゲーム終了よりも、タイルが先になくなるんじゃないかとハラハラしていたのですが、ドンピシャリでゲームが終了したので、ビックリしました。

このあたりも、さすがクニツィア。計算しつくされている感じです。

ちょっと、パズル、パズルしています。
「カフェ・インターナショナル」、「プール・ポジション」とパズルっぽいゲームの続いた後だったので、ちょっとしんどかったです。

でも、なかなか、おもしろそうです。ルールは、「プール・ポジション」より理解しやすいと思います。
手軽で、しかも頭を使うゲームです。